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お富さん

『お富さん』(おとみさん)とは春日八郎の歌で1954年8月に発売され、その年に大ヒットした歌謡曲である。作詞:山崎正、作曲:渡久地政信。歌舞伎の『与話情浮名横櫛』(通称:切られ与三郎)からセリフを大量に取り入れている。ただし作曲した渡久地は歌舞伎のことはあまり知らず、むしろ当時最新の音楽であったブギウギのリズムを基に、沖縄音楽・カチャーシーの要素も織り込みながら曲を書いた。その軽快なヨナ抜き音階のメロディーは大当たりとなり、「粋な黒塀」「見越の松」「他人の花」といった仇っぽい名詞句を何も知らない子供までもが盛んに歌った。「お富さん」ははじめキングレコードのスター歌手であった岡晴夫が歌う予定だったが岡がコロムビアレコードに移籍したため、急遽若手の春日に歌わせたところ大ヒット。これが春日の出世作となった。なおこの曲のヒットに便乗しようとビクターレコードは後に『青砥稿花紅彩画』(通称:白浪五人男)を題材にした「弁天小僧」(歌:三浦洸一)という歌をリリースしヒットさせたが、社会現象にまでなった「お富さん」には及ばなかった。この曲は1977年11月にエボニー・ウェッブによって「ディスコお富さん」としてカバーされてリバイバルヒットし、発売2週間で20万枚を売り上げた。元号が昭和から平成に替わった1989年の大晦日、『第40回NHK紅白歌合戦・第一部(昭和の紅白)』に、春日は通算21回目の紅白出場を果たし「お富さん」を歌唱したが、これが春日の生涯最後の紅白歌合戦出演となった。その後1990年代に入り、沖縄民謡の唄者・平安隆(『かりゆしの月』に収録)やチンドン楽団のソウル・フラワー・モノノケ・サミット(『デラシネ・チンドン』に収録)がカバーしている。1991年10月、春日が67歳で亡くなった時の葬儀では、参列者全員でこの『お富さん』を合唱した。この葬儀には竹下登元総理も参列していた。

出典:wikipedia

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