平成8年台風第9号(へいせい8ねんたいふうだい9ごう、国際名:ハーブ〔Herb〕、フィリピン名:Huaning)は、1996年(平成8年)7月から8月にかけて、超大型で非常に強い勢力を維持したまま先島諸島に接近し、その後台湾と中国に大きな被害を出した台風である。この台風は、7月の台風の中で最も強風域が大きい(強風域半径1000km)。また陸上(気象官署)において7月史上第1位となる中心気圧927.1hPaを記録した(本土において7月史上第1位となる中心気圧(945hPa)を記録した台風は、平成19年台風第4号である)。この台風は台湾と中国で大きな被害を出したにもかかわらず、この台風の国際名Herbは引退扱いとならなかった。なお、1999年に台風23号が発生していた場合は、この台風と同じ国際名Herbが割り当てられる予定だった。しかし、1999年の台風発生数は22個で、23号は発生しなかった。翌年2000年には、台風の国際名は英名からアジア名に変更となり、国際名Herbが台風の国際名として使用される機会はなくなった。他海域でも国際名Herbが使用された実績がないため、国際名Herbは世界の熱帯低気圧の中で唯一のものである。
出典:wikipedia
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