QM5(キューエムファイヴ)は韓国の自動車メーカー・ルノーサムスン自動車が販売するクロスオーバーSUVである。ルノーサムスンがフランス・ルノーの傘下となった後、同社と同社とパートナーシップを組む日産自動車との初のアライアンスにより誕生した。そのルーツは2007年のソウルモーターショーに出品されたコンセプトカー「QMX」であり、QM5はそのデザインテイストを生かしつつ、市販化したモデルである。詳細は後述するが、メカニズムのベースとなったのは日産のデュアリスやエクストレイルである(2010年モデルまでのカタログ文中にもはっきりと「NISSAN PLATFORM & ALL-MODE 4WD」の記述があり、なおかつ2011年モデルのカタログ文中にも日産のSUVとプラットフォームを共用している旨が書かれている)。欧州市場や韓国を除いたアジア市場、ならびにオセアニア市場にて発売される「ルノー・コレオス」は大半の部品を共用する兄弟車であり、ともにルノーサムスンの釜山工場にて生産される。インド市場へはセミノックダウン生産という形で輸出され、現地のルノーのチェンナイ工場にて完成車両(コレオス)として組み立てられる。これは完成車両にかかる関税を引き下げるための措置である。日本市場へは上述のコレオスとして2009年5月にルノーサムスン製車両初上陸を果たしている。車名の「QM5」はQは追求という意味の「Quest」、Mはドライブを意味する「Motoring」のそれぞれの頭文字、5は車格を意味する。搭載するエンジンはルノーと日産自動車が共同開発した「M9R」と呼ばれるコモンレール式2.0Lディーゼルエンジン(dCi)と日産のQR25DEをベースにした「2TR」と呼ばれるCVTCガソリンエンジンの2種類。前者については上述にもあるように2008年7月~2009年8月まで6速MTを搭載した高出力モデルもラインナップされていた(LEプラス「SPORTY」)。後者については2013年5月の改良で2.0LのCVTCエンジン「M4R」に換装された。2009年9月以降、変速機についてはディーゼルエンジンの場合全車マニュアルモードつき6速AT、ガソリンエンジンは全車エクストロニックCVTとなる。また、日産独創の4WDシステム(ルノーサムスン呼称はオールモード4WD)やプラットフォーム(Cプラットフォーム)はデュアリスやローグとの共用である。衝突安全性能については兄弟車種コレオスとともにユーロNCAP最高の☆☆☆☆☆(五つ星)を獲得するなど高次元の安全性を確保している。室内の使い勝手についても使う人の立場になって徹底的に考えられており、車内後方のレバー操作を行うだけでリアシートが倒れ、スキー板やスノーボード板などの長尺物やゴルフバッグ4セットの積載が可能である。またリアゲートはクラスで唯一大開口が可能な上下2分割式(通称:クラムシェル・テールゲート)を採用した上、その下板は最大耐荷重200kgのため大人2人が座ることも充分可能である。以下、メカニズムを共有する車種である。QM5 Neoルノーサムスン公式サイト
出典:wikipedia
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