特命リサーチ200X（とくめいリサーチ にせんエックス）および特命リサーチ200X-II（とくめいリサーチにせんエックス セカンド）とは、毎週日曜日に日本テレビ系列にて放送されていたバラエティ番組である（放送時間は右参照）。超常現象や、一般には知られていない珍しい現象や奇病などの謎・不可思議について、「ファー・イースト・リサーチ社（略称F.E.R.C）（という架空の民間調査機関の）シンクタンクの調査チームが調べた」というフィクション（架空の設定）のもとに、"謎とき"を試みる（視聴者（番組内では調査依頼投稿者を個人クライアントと呼称））に、自然科学風の説明を聞かせることで、さも謎が（全て/ほとんど）解明したようなつもりになってもらう、さも謎が解明したかのような印象を与えようとする）番組。主な流れは「調査員のドラマ」（フィクション）→「視聴者向けの取材映像と、制作会社スタッフが作った原稿による解説」（番組制作会社が取材したり、制作会社スタッフが原稿を書いたもの）→「調査員のドラマ」（フィクション）であり、大部分の時間は「制作会社が取材した映像と原稿」で占められていて、（執筆者名が明らかにされているアカデミックな論文とは異なり）本当のところは、どのような学歴・学術的トレーニングを積んだ人が原稿を書いているか不明で、SF的で自然科学風の雰囲気を持たせてはいるが、査読つきの科学誌に投稿された論文とは異なって、この番組内の情報は、内容の最終的な責任者が不明である。なお、終了間際になると、フィクション設定内の調査員同士の会話によるオチが付けられることが多い。調査中の現象等については「真相がわかり次第、追って報告する」という言葉で締めくくられることが多かったが、結局番組終了までに解明されないままに終わったものも多かった。1996年10月27日から2002年1月27日までの5年4か月間は「特命リサーチ200X」として以下のメンバーが出演した。またゲスト出演で宇津井健と古尾谷雅人も出演した事がある。2002年2月3日から番組終了の2004年3月までは「特命リサーチ200X-II」（ - セカンド）とタイトルを改めて放送された。稲垣演じる伊達徹が「ファー・イースト・リサーチ社で新たに立ち上げられる新チーム「柏木ルーム」に異動される」という架空のお話から開始された。当時、自身の不祥事により芸能活動を自粛していた稲垣吾郎の活動再開に合わせた形となっている。ドラマ部分は前作と異なり、フレームレートが落された映画風の画質になった。2004年12月19日に単発のスペシャル番組として放映された『特命リサーチ200X ウワサの真相解明ファイル』は「特命リサーチ200X-II」同様の出演者だった。また2006年に放送された復活特番も同様であり、竹中、稲垣、山口の3人であった。

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