吉川恵は、つだみきよの漫画作品に登場する架空の人物。読みは、女性と発覚する前は「よしかわけい」、発覚してからは「よしかわめぐみ」となっている。根はまじめで素直とされているが、父親とはお互い素直になれなかったせいか、その間に勘違いを生じさせてしまっていた。作品の流れとともに、以下のような変容を見せていく。高校1年の頃、屋上で倒れこみ、医者に診てもらったところ、女性であったことが発覚する。しかし、それをきっかけに父親と上手くいっていなかった恵が、父親との関係を改善させていく。翌年の4月、もう一度高校1年として越前高校に入りなおす(原級留置という見方もできるが、一度辞めて改めて入った可能性もある)。女性として生きるため、医師の姪である麻琴に付き添ってもらうようになる。悪友に知られないようにしようとするも、すぐに正体はバレてしまい、かつての悪友から交際を申し込まれてしまう。その後、その悪友たちと過去の自分の知名度により、その正体は校内でも知られていくこととなる。そんな中、恵はかつての因縁から先輩である中河に狙われ、恵の正体に気付いた中河に襲われかけた。何とか中河の手から逃れることはできたが、恵はその体験がトラウマとなり、男性恐怖症となってしまう。それでも恵を諦めようとしない悪友たちから逃れるために訪れた麻琴の家で、その弟である豊実琴に出会う。始めは、友人や弟のようにしか考えていなかったが、麻琴のサポート(妨害も含む)もあり、悪友達に邪魔されながらもデートを行い、そこでの実琴の告白により付き合うこととなる。高校三年時(『プリンセス・プリンセス』と同じ頃)、麻生晃平という転校生(後輩)に告白されているが、その後、麻生とどうなったかは不明。同じ頃、実琴とお互いの気持ちを確かめ合い、初キスを交わしているが、未だに悪友と麻琴の手からは逃れられていない(『トレ×プリ』や『プリンセス・プリンセス』でも、実琴がその悪友たちを気にする描写がある)。『革命の日』『続・革命の日』の2年後であるため、性格なども多少変化している(タッチの違いから、容姿も若干異なる)。『プリンセス・プリンセス』では、恵が初めてスカートの私服を着用しており、作者もこれができたことが最も感慨深いと語っている(制服などではすでに『革命の日』のときから着用していた)。かつては、言葉より先に手が出るタイプであった(悪友などにだけでなく、実琴を黙らせる際にも手が出ていた)が、ショックを受けた実琴をある方法ですぐに回復させるなどの成長も見せている。ちなみに、主人公(主役をはった人間)ということで『プリンセス・プリンセス』のキャラクターが喰われることを恐れ、麻琴と「姫」のからみとなっているが、同じく別の作品で主人公であった坂本秋良は普通に登場している。吉川恵の活躍は、『プリンセス・プリンセス』のこの話を別角度から描いた『プリンセス・プリンセス 番外編 革命の日・出張版』に掲載されている。女性と発覚する前から、女性的な容姿とされ、悪友などから「かわいい」と評価されることがあった(ただし、女性にも校内に固定ファンが付くほどの人気を持っていた)。整った顔の登場人物が多い本作の中でも、綺麗な方の部類に入る(女性と発覚した際なども、医師から「綺麗な容姿」とされている)。男性時(女性と発覚してなかっただけなので、正確には男装時(ただし、母親曰く「小さいけどついてる」))の容姿との差異は、髪の長さと服装のみであり、作者からあとがきで男性時の方が色気があったと言われた。『プリンセス・プリンセス+』以外全てのつだみきよの漫画作品に登場。
出典:wikipedia
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