丞相司直(じょうしょうしちょく)は古代中国の官名。単に「司直」とも言う。前漢、後漢に置かれ、丞相府に属して官僚の監察を行うことを職責とした。官秩は比二千石(『漢書』百官公卿表上)。武帝元狩5年に設置された。司隷校尉のような他の監察官を含む官僚の監察弾劾を行った。官僚の席次では司隷校尉のよりも上であった(『漢書』翟方進伝)。哀帝元寿2年に丞相が大司徒に改称されてからは大司徒司直と呼ばれ、王莽が簒奪し新の時代となっても存在し続けた。更始帝政権や光武帝政権でも存在したが、光武帝の建武18年に廃止された(『続漢書』百官志1)。後漢末期、建安8年に復活した。司徒に属せず、中央政府の官を監察した(『続漢書』百官志1注引『献帝起居注』)。魏以降は史上に見えない。
出典:wikipedia
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