週刊 恐竜サウルス!(しゅうかんきょうりゅうサウルス!)は、恐竜をテーマとした分冊百科(パートワーク)のことである。かつてデアゴスティーニ・ジャパンと業務提携を結んでいた同朋舎出版から刊行されていた。価格は1号のみ100円で2号以降は490円。また本項目では同様に恐竜をテーマとした「週刊ダイナソー」についても取り上げる。子どもから大人まで楽しめる「参考書」として位置付けられており、恐竜や太古の生物に関する様々な事柄を図解と共に取り上げている。シリーズ監修はデヴィッド・ノーマンが、日本語版監修は小畠郁生が担当。第1号の刊行は1993年10月で、以後1995年8月まで全91号が刊行された。なお第78号の時点で、当初の予定より刊行が延長されたことが確認されている。別売りで専用のバインダーも発売されており、バインダー1冊につき13号分を綴じることが可能となっていた。1994年4月には、増刊号的な扱いでクイズやゲームなどを主体とした「恐竜サウルス! お楽しみブック 恐竜たちと遊ぼう!!」が刊行された。こちらの定価は本誌よりも若干高く530円となっていた。基本的に10のコーナーに分かれており、以下のような構成となっている。特記されているもの以外は1コーナーにつき2ページが割り当てられていた。毎号、3種類の恐竜を図解と共に取り上げるコーナーで、本誌のメインとも言える部分である。1匹目には3ページ、残りの2匹には各1ページが充てられていた。マンモスなど太古の動物を取り上げた動物スター図鑑は第45~65号、第67~90号に1~2体掲載されている。紹介された恐竜・動物は以下の通り。恐竜が生息していた頃の気候や風土、他の生物たちの様子などを4ページにわたって解説するコーナー。第45号からタイトルが「おおむかしの動物たち」に変更された。第1号に付録として付いてきたティラノサウルス型の立体メガネを通して見ることで、掲載されているイラストや写真を立体視できるコーナー。後に立体モデルの付録の終了に伴い、立体モデルの組み立て説明に割かれていた見返しの2ページも立体ギャラリーのページとして充てられるようになった。また第39号には第1号に付属していたものと同じ立体メガネが付属している。恐竜や太古の生物の活躍する姿を描いたパノラマイラストを、文章と共に紹介するコーナー。描かれる恐竜や太古の生物は毎回恐竜/動物スター図鑑で最初に取り上げられたものとなっている。恐竜や太古の生物の特徴などを取り上げ、解説するコーナー。動物ウォッチングは第46号から開始した。恐竜にまつわる様々な謎を4ページにわたって追って行くコーナー。恐竜発見にまつわる事柄や人物、または恐竜の暮らしを想像したマンガのコーナー。「ある恐竜の一日」は第43号から開始した。その名の通り、恐竜や太古の生物に関するクイズのコーナーで、毎号三択方式のクイズが10問出題されていた。また豆知識もいくつか掲載されていた。1ページの中で、様々な恐竜をAからZの順に紹介していくコーナー。第53号からは「おおむかしの動物事典」へと移行した。第78号をもって終了した「おおむかしの動物事典」に代わり第79号よりスタートした新コーナーで、恐竜や太古の動物のイラストの描き方について解説するものとなっている。シリーズ監修のデヴィッド・ノーマンが、恐竜に関する疑問や質問に答えるコーナー。毎号後表紙に掲載されていた。最後に刊行された第91号はこれまでに刊行された「恐竜サウルス!」の総目次・索引となっており、見返しと中ページの恐竜立体ギャラリーを除く全ページがそれに充てられた。デアゴスティーニなどが展開する分冊百科のシリーズでは付録が付いて来るものも多いが、本誌もその例に違わず第1号から恐竜の組み立て式骨格モデルのパーツが付属し、買い揃えていくことで骨格モデルが完成する。この骨格モデルのパーツには蓄光素材が使われており、暗闇で発光するようになっている。本誌で付録として付いてきた骨格モデルは以下の通り。この付録は第38号をもって終了し、組み立て説明やパーツが掲載されていた見返しの2ページは第39号以降「恐竜立体ギャラリー」のページに充てられた。週刊ダイナソー(しゅうかんダイナソー)は、2001年6月よりデアゴスティーニ・ジャパンから刊行された雑誌で、基本的な体裁や構成は「恐竜サウルス!」と同様。また「恐竜サウルス!」から古い学説やイラストが使いまわされることも多かった。幼年層から若年層向けに、ディズニー映画『ダイナソー』のキャラクターが使用されているのも特徴。「週刊ダイナソー」にも毎号恐竜の骨格部品が付き、全号揃えるとティラノサウルスとステゴサウルスの立体骨格モデルが完成するようになっている。こちらは2001年10月に発売された第21号をもって刊行を終了した。
出典:wikipedia
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