トラビス・タカシ・イシカワ(Travis Takashi Ishikawa , 日本名:石川 隆(いしかわ たかし)、1983年9月24日 - )は、アメリカ合衆国・ワシントン州シアトル出身で日系アメリカ人のプロ野球選手(内野手)。現在はMLB・サンフランシスコ・ジャイアンツ傘下サクラメント・リバーキャッツ所属。曽祖父が日本人で、父は日系、母は白人。ハワイにルーツを持つ日系4世である。シアトルで生まれ、フェデラルウェイで育ったイシカワは、シアトル・マリナーズファンで特にケン・グリフィー・ジュニアやイチローのファンだった。9月27日にランディ・ジョンソンが通算2000奪三振を達成の試合を球場で観戦していたという。にはフェデラルウェイ市高校生選抜チームの一員として八戸市を訪れ親善試合に参加した。のMLBドラフト21巡目(全体637位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名を受け入団。同年、ルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビューを果たし、その後、A-級セーレムカイザー・ボルケーノーズへ昇格。はA-級セーレムカイザーとA級ヘイガーズタウン・サンズでプレー。はA級ヘイガーズタウンとA+級サンノゼ・ジャイアンツでプレー。A級ヘイガーズタウンでは97試合の出場でチーム最多タイの15本塁打を記録した。は、年間通じてA+級サンノゼでプレイ。127試合の出場でチーム1位となる22本塁打・長打率.532を記録。オフの11月17日にジャイアンツとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たしたは開幕をAA級コネチカット・ディフェンダーズで迎えたが、4月17日にランス・ニークロの忌引に伴い、メジャー昇格を果たし、4月18日にメジャーデビュー。しかし、メジャーデビューの2日後にニークロが復帰したため、AA級コネチカットヘ降格した。この年は12試合の出場に終わった。はメジャーに昇格することなくシーズンを終え、8月13日に2年ぶりにメジャー昇格。33試合の出場で、打率.274・3本塁打・15打点を記録。また、マイナーリーグでは、いずれもイシカワ自身が2005年に記録した数字上回る打率.299、24本塁打、94打点、10盗塁という成績を残している。はメジャーリーグ定着を果たし、120試合に出場した。打撃面では打率.261・9本塁打・39打点を記録した。シーズン後に発表されたの一塁手部門に選出された。は、新加入したオーブリー・ハフが好調であった事、ベンジー・モリーナが移籍するまで新人捕手のバスター・ポージーが一塁手で出場したことなどが重なり、先発出場したのは25試合だけだった。シーズン通算では116試合に出場し、打率.266・3本塁打・22打点という数字を記録。同年のワールドシリーズ第一戦では代打で適時打を放った。はAAA級フレズノ・グリズリーズで開幕を迎え、肩を故障したこともあって一年を通してメジャーリーグに出場することがなかった。AAA級では56試合に出場し、3本塁打18打点3盗塁、打率.251だった。オフの11月2日にFAとなった。2011年12月12日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ。4月4日にブルワーズとメジャー契約を結んだ。5月27日に15日間の故障者リスト入りし、6月23日に復帰した。94試合に出場し、4本塁打30打点、打率.257だった。11月2日に40人枠から外れ、AAA級ナッシュビル・サウンズへ降格し、11月3日にFAとなった。2012年12月19日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。はAAA級ノーフォーク・タイズで開幕を迎え、49試合に出場。6月18日にオリオールズとメジャー契約を結び、6試合に出場したが、打率.118と結果を残せず、6月29日にDFAとなった。2013年7月7日にウェイバー公示を経てニューヨーク・ヤンキースへ移籍。移籍後は1試合に出場したが、デレク・ジーターの故障者リストからの復帰に伴い7月11日にDFAとなり、7月13日にFAとなった。2013年7月18日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ。AAA級シャーロット・ナイツで34試合に出場し、2本塁打23打点、打率.250だった。11月5日にFAとなった。2013年12月18日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ。3月29日にパイレーツとメジャー契約を結び、開幕ロースター入りしたが、4月19日にDFAとなった。4月22日にAAA級インディアナポリス・インディアンスへ降格した。4月23日にFAとなった。2014年4月25日に古巣・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。AAA級フレズノで71試合に出場し、11本塁打45打点、打率.271の成績で、7月29日にジャイアンツとメジャー契約を結んだ。チームがプレイオフに進んだ後、3勝1敗で迎えたリーグチャンピオンシップシリーズの第5戦、3-3の同点、9回1死一、二塁からサヨナラホームランを放ち、ワールドシリーズ進出を決めた。サヨナラホームランでワールドシリーズ出場を決めたのはイシカワが史上4人目。ナ・リーグでは初。ジャイアンツ側はイシカワが放ったサヨナラホームランのボールの返却をファンに望んでいたが、そのボールを手にしていたファンが球団の要望を快諾し、イシカワ本人に直接ボールを返却した。代わりにイシカワのサイン入りバットとワールドシリーズ第3戦で始球式を行う名誉を得て、始球式を行った。その時は、左投げながらイシカワ自身が捕手を務めた。 は青木宣親の加入で出場機会を失い、一塁もブランドン・ベルトが好調で、休養時もバスター・ポージーが一塁を守れることから、5月25日にDFAとなり、5月31日にAAA級サクラメント・リバーキャッツに降格した。6月24日青木の故障者リスト入りに伴い、メジャー契約を結び25人ロースター入りしたが7月3日にDFAとなった。7月5日、ウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツに移籍した。7月6日に25人ロースター入りし、サンディエゴ・パドレス戦に代打で出場した。10月22日にFAとなった。1月にシアトル・マリナーズとマイナー契約すると報じられたが合意には至らず、2月9日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになったと報じられ、2月10日付でMLBの公式ページで公示された。5月24日に自由契約となった。2016年6月7日に古巣・ジャイアンツとマイナー契約を結び、6月9日にAAA級サクラメント・リバーキャッツに配属された。日系アメリカ人4世であり、日本語は話せないがご飯類が好物である。
出典:wikipedia
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