


「コロリころげた木の根っ子」(ころりころげたきのねっこ)は、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)の読み切り漫画作品。1974年(昭和49年)『ビッグコミック』4月10日号に掲載された。ゴールデンコミックス『異色短編集』第2巻、愛蔵版『SF全短篇』第1巻、『藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版』第2巻などのSF短編を収録した短編集に収録。この話のタイトルは、北原白秋作詞の童謡「待ちぼうけ」の一節「ころりころげた きのねっこ」からつけられている。この童謡は韓非子の「守株待兎」が元になっており、守株とは本来ならいつまでも古い習慣に拘って進歩の無いものの譬えであるが、今作では詩の猟師をヒントに、自分は手を下さず、ひたすらチャンスを待つ者の意味として使われている。出版社の編集部所属である新人の西村。彼は結婚1周年記念の日に、運悪く小説家大和の原稿を受け取りに行くことになった。電話先で妻にその事を伝えるが、結婚記念日に仕事が長引き帰りが遅くなると言うものだから揉め始めた。そんな中、突然書類を猿に奪われてしまう。猿を追いかけていくと、そこには大和本人がいた。そのまま大和の家に行くと、玄関で大和の奥さんが出迎えていた。
出典:wikipedia
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