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トリシア先生シリーズ

『トリシア先生』シリーズ(トリシアせんせいシリーズ)は、南房秀久の執筆によるライトノベル(小説)のシリーズ。また、同作者の手による外伝作となる児童文学作品に「トリシアシリーズ」がある。そのため、当項目ではこの2シリーズおよび、それらから派生したシリーズ作品を扱う。表紙絵および本編挿絵は両シリーズともに小笠原智史が担当。著者のデビュー作『黄金の鹿の闘騎士』や前作『月蝕紀列伝シリーズ』(共に富士見ファンタジア文庫より刊行)と世界観を同じくしている。この作品は『月蝕紀列伝シリーズ』からは、はるかに遠い未来にあたり、一方で『黄金の鹿の闘騎士』からはそれほど時間の経過の少ない、いわゆる近未来となっている。そのため、作中には両作に登場したキャラクターが一部分ではあるものの再登場している。著者のデビューした富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より展開が始まったシリーズであるが、のち年少者向けの外伝が学習研究社(学研)によって展開され、出版社およびジャンルをまたがっての発表シリーズとなった。そのため、従来の本編に当たる『トリシア先生シリーズ』の執筆停滞が長きに渡り富士見側によって打ち切りとなったにも関わらず、その代わりに学研側の『トリシアシリーズ』の執筆がコンスタントに続けられているため、著者である南房にとっては『ハード・デイズ・ナイツシリーズ』(富士見ミステリー文庫)も超えうる最大の代表作となっている。のち2010年より学研教育出版から発刊・展開されるようになった『動物と話せる少女リリアーネ』シリーズ(タニヤ・シュテーブナー著、中村智子訳)と設定による印象がカブりやすいためか『トリシアは魔法のお医者さん!!』より内容が、より低年齢向けのものへとシフトしていく傾向にある。学研教育出版としては低学年で『トリシア』を読んでいた読者が高学年になって『リリアーネ』を読むよう、読者層移行を意識した販売戦略をとっているようにも見える。そのためか本シリーズの書籍には『リリアーネ』を紹介するフライヤー(チラシないしはリーフレット)が挟まれる事が多い。現在は、最新シリーズ『魔法医トリシアの冒険カルテ』が学研プラスより展開されている。2000年6月に第一作『トリシア先生、急患です!』が富士見書房のライトノベル文庫レーベル富士見ファンタジア文庫より刊行され、シリーズがスタート。以降、同社の同レーベルにより文庫書き下ろし形式でシリーズ作品が刊行されている。現在4巻まで。様々な動物(つまり「心」を持つ存在)と会話ができる才能を持つ、新米の魔法医トリシアを主人公とした物語であり、物語発表時は「女医さんファンタジー」というアオリで紹介された。基本的に異なる種族の間においても何らかの形で意思の疎通ができる事を普通と考えるファンタジーの世界観にあって、コレを廃し、トリシアの能力を特殊とした上で、彼女の仲間や患者たちの「心」を描き、それに粉骨砕身するトリシアの姿に一定の評価があり「ライトノベルのドリトル先生」と評される事もある。富士見ファンタジア文庫は書き下ろし中心の文庫レーベルであるために基本的に雑誌掲載は無いが、一時期月刊ドラゴンマガジンの増刊にあたるファンタジアバトルロイヤルに読み切りの形で作品が掲載されたこともあった。が、これに関しては単行本に収録されていない。なお、内容は『トリシア先生シリーズ』と『トリシアシリーズ』の中間点に位置する外伝である。前述した、著者の他シリーズとの関連性がかなり明確に打ち出され、そのためのネタが頻出している。後述の各シリーズから見た場合の原作作品であるが、下記シリーズの執筆期間の長期化と発展による事情から設定に齟齬が生じ、現在は下記シリーズのパラレルワールドとして理解するのが一番好意的な考え方と言える。なお、シリーズは第4巻『トリシア先生、大手術!』で執筆が停止されており、作者である南房は学研側の公式ホームページで「ファンタジア文庫版トリシア・シリーズに描かれていたり、途切れてしまっているエピソードは、これからも学研版で取りあげていきます」と明確にメッセージを打ち出しており、ファンタジア文庫上においてそのままの形でシリーズが継続される可能性を間接的にではあるが明確に否定している。(一種の打ち切り状態に追い込まれた形といえる)上記『トリシア先生シリーズ』の発表と並行する形で学習研究社(現在は事業分割を経て学研教育出版)の学年誌『6年の学習』に2002年6号より『トリシア、ただいま修行中!』のタイトルで連載が開始された。その後2003年3号まで同誌で連載を続け、2003年4号からは『5年の学習』に移籍。『トリシア、まだまだ修行中!』とタイトルを変えて2004年3号まで連載を続けた。2004年にこれらの連載をまとめた単行本が雑誌刊行元の新書レーベルエンタティーン倶楽部より発刊され、その後は『トリシア先生シリーズ』と同様に書き下ろしから直接書籍とする発表方式にシフトした。現在4巻まで。物語内容は『トリシア先生、急患です!』から遡る事1~2年前の時代の出来事であり、このシリーズにおいてトリシアはまだ魔法医ではなく、単なる見習い魔法使い(魔法学院の生徒)として修行中の身である。当初は前述の『トリシア先生シリーズ』の過去のストーリーとされ、公称上・実質的ともに「トリシア先生シリーズの外伝」という位置付けであったが、児童書であるがゆえの表現の規制や新展開の発展により徐々に「トリシア先生シリーズ」から設定や時間の流れが乖離し齟齬が生じる事となり、結果として2008年に『トリシア先生、急患です!』がリライトされるに当たって正式に、それまでの「トリシア先生シリーズ」と袂を分かつ事となった。なお、本作以降の作品を発刊会社の別をもって『学研版』と称し、原作となる『トリシア先生シリーズ』を『富士見版』と称する事もある。上記『トリシア(修行中)シリーズ』の続編としてリライト・新規執筆されたトリシア先生シリーズ。トリシアシリーズと同様、学研のエンタティーン倶楽部より発刊されている。2009年に行われた学研グループ再編に伴う事業分割により、エンタティーン倶楽部の発刊が学研教育出版に移管されたため、以降のシリーズ作は同社から出されている。学研の公称では『トリシアシリーズ』からの継続作品のため、これらも『トリシアシリーズ』として扱われるが、本ページでは前述の原作となるトリシアシリーズである『富士見トリシア先生シリーズ』との兼ね合いから別項として扱うこととする。また修行中シリーズを含まない本シリーズのみを指して「魔法医トリシアシリーズ」と呼ばれる事もある。内容は上記の通り『トリシア先生シリーズ』作品のリライトと、新規執筆作品とで構成されている。特にリライトは『トリシア(修行中)シリーズ』との相違点やかつての『トリシア先生シリーズ』で扱われていた児童書にはふさわしくないテーマや場面を無くすためのものである。そのため、旧シリーズである『トリシア先生シリーズ』と比較すると、この世界観における世界情勢ゆえの凄惨さや殺伐さが薄れ、作内で描かれている世界があくまでも主人公の周辺のみに限定されている。そのために旧シリーズよりも、よりハートフルな作風に仕上がっている。学研のアナウンス上では第6作(トリシアシリーズ上の換算では第10作)となる『トリシア先生と奇跡のトビラ!』で一応の完結となっているが、代わりに公式ホームページ上で外伝作がいくつか執筆・発表された。後に、これらの設定を踏まえた新シリーズとして、シリーズそのものがリニューアルされる事が示唆される。『新トリシア先生シリーズ』の完結および公式ウェブサイト上での外伝発表を経て2011年9月に『トリシア(修行中)シリーズ』および『新トリシア先生シリーズ』の設定を踏まえたリニューアルシリーズとして『トリシアは魔法のお医者さん!!』がスタート。これまでのシリーズとは異なりシリーズタイトルそのものが書名となった上でエンタティーン倶楽部から独立した独自の新書版シリーズの扱いになる。すなわち学研版トリシアシリーズそのものがレーベルとして独立した形式をとるようになったとも言える。シリーズ開始においては新規執筆作品2巻が同時発売された。発刊は前シリーズから引き続き学研教育出版より行われた。また本シリーズの終了とともに同社は、学研グループメディア事業を行っている他社と合併して学研プラスへと改組されたため、学研教育出版が受け持った最後のトリシアシリーズでもある。内容は新規執筆がメイン。旧シリーズ作品のリライトや編入に関してはアナウンスこそされていないが、一部の巻におけるいくつかのエピソードにおいて富士見版第3巻である『トリシア先生、休暇中♥』の内容を叩き台にしたリライトストーリーが見られる。2015年9月に発売された第10巻『トリシアは魔法のお医者さん 10 ふたりのキズナと船の旅!』にて、欄外注釈の形で編集部からシリーズ終了のアナウンスが出された。そのため、このシリーズの巻数は全10巻というくくりになる。ただし、これはシリーズの完結ではなく、同時に2016年の春季を目処として代替となるリニューアルシリーズが出される予定であることも同欄外注釈にて告知されておりその間は以前(前シリーズの「新トリシア先生シリーズ」から本シリーズ「トリシアは魔法のお医者さん!!」に移行した時)と同じように公式サイトにおいて番外編が不定期に出される事となる。なお学研の公称では本シリーズが出るまでに発刊されたエンタティーン倶楽部版に本シリーズもひっくるめて、従来通り「トリシアシリーズ」として、まとめられているが本項目ではレーベル上の分類と従来シリーズとの区別のために、本シリーズもまた別節として扱うものとする。前シリーズ『トリシアは魔法のお医者さん!!』完結時にアナウンスされた後継シリーズ作。2016年3月より第1巻が発行されてシリーズがスタートした。前述の通り、前年に行われた学研グループの再々編のため、本シリーズより発刊元が学研プラスとなる。前シリーズ同様にシリーズタイトルが書名となり、各書籍の独自タイトルはサブタイトルとして扱われている。また「トリシアシリーズ」としての扱いも同様で、学研の公式上では本シリーズも「トリシアシリーズ」のひとつ、とされる。ただし本項目においては前述のようにこれまでの他シリーズとの区別のために別節とする。従来のシリーズにおいては主人公らの居住するアムリオン市街地および近い郊外を中心に物語が動いていたが、本シリーズにおいてはそれに限らず、より広い範囲での冒険を企図した物語が展開されやすくなっている。アムリオン王国の市街地にある酒場「三本足の洗い熊」亭。その横にある路地の入り口には、まだ真新しく輝く木彫りの看板があった。『"トリシアの診療所 この奥 患者は人間、動物を問いません" 』看板がかけられた路地の奥は「三本足の洗い熊」亭の中庭。建物に囲まれた場所だが、それでも日差しも差し込む明るい庭。その隅にポツリと小さな小屋があった。そこは独立したての新米魔法医パトリシア、通称トリシアの診療所。彼女は動物たちの「心」が理解できる事を活かし、人間と動物の間に起こるトラブルを解決していく。いつも賑やかしに様子を見てくれる幼馴染のレンや、師であるアンリ、腐れ縁でトラブルメーカーのキャット、キャットの姉のアム、診療所の家主にして「三本足の洗い熊」亭の女将であるセルマ、アンリとアムとセルマの盟友にして気高き光の種族アールヴの末裔フェリ。そんな彼らに支えられながら、トリシアは決して優しいだけでは解決できないはずの様々な事件に、ただ「心の優しさ」と「それを信じる心」そして「命を守る医者としての信念」で立ち向かっていく。アムリオン王国の魔法学校に通う少女、トリシア。成績は最低。魔法もめちゃくちゃ。しかしある日トリシアは自分にどんな偉大な魔法使いも持っていない力があることに気付く。それは動物と心を通わせる力だった…。キャラクター初出かつ原作である『トリシア先生シリーズ』を基本とし、必要に応じて『トリシアシリーズ』の設定について触れる。『先生になる!?』から登場する準レギュラー。トリシアたちが卒業した後の「星見の塔」の後輩で現役の生徒たち。トリシアがアンリ先生の代理でレンと共に授業を受け持った時の教え子にもなるが、その時に三人はトリシアの魔法使いとしてのダメさ加減をイヤと言うほど思い知っているので、彼女に対する(先輩ないしは教師としての)敬意はまったく無い。一方でそれぞれ家庭の事情によって抱えてしまった問題をトリシアによって解決してもらった恩義があり、そのために時折憎まれ口を叩きながらもトリシアを友人として慕い、一人の人間として尊敬している。アムリオン王国に在する騎士団の一つで、サクノス家が王家より委託管理を任されている。トリシアに味方してくれる騎士団の一つ。騎士団長の息子たちにして、上述されたショーンの兄たち。本来はショーンを含めてサクノス4兄弟なのだが、ショーン自身が若輩で騎士団に入れない事や、それを理由に知名度が全く無いために「三兄弟」として通っている。(これがショーンのコンプレックスや間違ったプライドの原因にもなっている) 3人ともショーンに対する愛情はあるものの、騎士家としての誇りも強く持っているために、ショーンに対する愛情のかけ方を思いっきり間違っている残念すぎる兄どもと化している。全て富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より刊行全てエンタティーン倶楽部(学習研究社)より刊行全てエンタティーン倶楽部(学習研究社→学研教育出版)より刊行。下表巻数項目の括弧内数字はトリシアシリーズからの通巻数字。学研教育出版よりレーベルに依らない独立シリーズ(独自レーベル)として刊行。全10巻。ただし物語そのものは前シリーズからの継続であり、最終巻以降は次シリーズへ継続。なお主書名は各巻『トリシアは魔法のお医者さん!!』で共通であるため、本表ではサブタイトルのみ記す。学研プラスよりレーベルに依らない独立シリーズ(独自レーベル)として刊行。物語そのものは前シリーズからの継続。なお前シリーズと同様、主書名は各巻『魔法医トリシアの冒険カルテ』で共通であるため、本表ではサブタイトルのみ記す。

出典:wikipedia

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