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フリーオ

フリーオ(Friio)は、パソコン用の外付けデジタルチューナーである。本製品は、復号された放送データ(MPEG-2 TS)を、コンピュータのハードディスク等へ暗号化せずに記録可能な製品として登場した。これは、電波産業会(ARIB)が日本のデジタルテレビ放送向けチューナーを製造する上で遵守すべき仕様として定めた、ARIB運用規定に準拠していない。日本のデジタル放送は、通常CCI(Copy control information)と呼ばれるコピー制御信号を含んでおり、ARIB規定では、CCIがコピーワンスの場合は、保存媒体への記録時にネバーコピー(コピー禁止)へ書き換えるよう定めている。しかし、これに従わないフリーオでは、CCIの書き換えを行わずにコピーワンスのまま記録する。また、ARIB規定では、保存媒体へ記録する際には、データの再暗号化を施すよう定めているが、フリーオではこれも行わず、平文のMPEG-2 TSで記録する。そのため、録画データはMPEG-2 TSの扱える一般的なソフトウェアで視聴及び編集が可能である。フリーオのようにARIB運用規定に従わないチューナーを締め出すために、日本のデジタル放送では、放送データそのものにMULTI2暗号(B-CAS暗号)によるスクランブルが施されており、これを解除して視聴及び録画するためには、B-CAS社によって発行されたB-CASカードが必要である。ARIB及びB-CAS社に認証されたチューナーは、B-CASカードが付属した状態で販売されているが、フリーオには付属しておらず、フリーオで使うことを目的としてARIBやB-CAS社に請求しても発行はされない。そのため、フリーオを使用するためには、認証されたチューナー向けに発行されたB-CASカードを流用することになる。ただし、2008年8月21日に公開されたドライバ(1.90beta)では、インターネット上から暗号解除用のデータを取り入れることによって、B-CASカードなしでスクランブル解除が可能になった。フリーオはCCIを削除しないため、法的に取り締まることが難しくなっている。このような特徴から、日本国内では販売されておらず、購入するためには台湾(公式ページより)に所在する業者から、公式サイトを通じて個人輸入する形となる。コピー・ワンス制御を受けないことが、ネット掲示板等で話題となった結果、再発売の度にすぐに(早いときには開始から数分で)完売となる状況が長く続き、ネットオークションにて、10万円近いプレミア価格で転売されていた時期もあった。現在では、在庫は潤沢になっており、容易に入手が可能である。外付けタイプのデジタルチューナーとしては、使用機器を限定されるなどの制限を受けないUSB接続で手軽な外付けデジタルチューナーとしての利点もある。日経BPの報道によれば、フリーオはほとんどの処理をソフトウェアで行い、ハードウェアには低コストの電子部品を採用した非常に簡素な構造となっていることや、各種の特許料を支払っていないと考えられることから、製造コストは3000〜3500円程度であるとしている。フリーオの仕様及び動作に必要な環境は次の通りとなっている。以下には、B-CAS方式に対する議論も含まれる。総務省情報通信審議会の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」では、フリーオを始めとする無反応機を、法律によって取り締まる検討を行っているが、際限なく規制が行なわれる警戒感から、家電業界は法的規制には猛反対しており道筋は見えていない。このように、権利者代表のみならず消費者団体までもが法的規制を後押しする意見を述べていた。しかし、2012年(平成24年)デジタルコンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(第63回)において、河村委員は、「国内で音楽配信の商売が回るようにすることは賛成だが、ダビング10のような無意味なコピー制御には反対」との意見を出しており、上記法的規制に対するコメントは、2008年(平成20年)度のものである事に注意が必要である。家電業界は、法的規制に反対する立場から、技術的エンフォースメントにこだわる一方、「著作権を特別扱いしたら、権利者がつけ上がってしまった」と不快感をあらわにし、「諸外国と同じく一切のコンテンツ保護を解除し、補償金について別途協議すべきだ」といった、私的録音録画補償金制度問題も絡んだ主張となっている。

出典:wikipedia

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