『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争』(ゲゲゲのきたろう ようかいだいせんそう)は、東映まんがまつりの一編として1986年3月15日に公開された『ゲゲゲの鬼太郎』テレビ第3シリーズの映画版第2作。配給は東映。上映時間は40分。カラー、ワイド。1966年の週刊少年マガジンに連載された「妖怪大戦争」のエピソードを原作に、テレビシリーズの葛西治監督、星山博之脚本で映画化。全体的にコミカルなドタバタ劇やド派手なアクションシーンが強調されている。切れ味の鋭い原画や中間色を生かした斜情的な美術も異彩を放っている。また、人気の高いバックベアードがスクリーンに初登場。当時話題のハレー彗星がストーリーに取り込まれているのも特徴。2007年8月3日発売の「ゲゲゲの鬼太郎 THE MOVIE」および2009年6月21日の「ゲゲゲの鬼太郎 THE MOVIES 1」に収録。76年ぶりにハレー彗星が地球に接近。その彗星の影響で不漁続きの日本の南の島・ホウキボシ島、村人達は不漁続きがこれ以上起きないように神に祈ろうとしていた。その時、巨大一つ目妖怪・バックベアードをボスにドラキュラ、狼男、フランケンシュタイン、魔女といった凶悪な西洋妖怪軍団が現れ、ホウキボシ島を占拠した。そして西洋妖怪たちに両親のヨネと虎造を連れ去られた島の少年アキオは隙をついて間一髪で島を筏で脱出。都会にたどり着いたアキオは、テレビ番組を通じて鬼太郎に助けを求めるが都民にバカにされる。偶然会ったねずみ男の手引きで無事に鬼太郎のところに付き、事情を訊いた鬼太郎は日本妖怪たちに協力を仰ぐも、殆どがバックベアードの力を恐れて尻込みし、加わったのは正義を信じる鬼太郎と、参謀役の目玉おやじに、砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべ、ねこ娘(彼女のみ原作での該当ストーリーには登場しない)に島の砂金が目当てのねずみ男。この8人がアキオと共に桶船付の船に乗って島を目指す。ぬけるような青い空、煌く日差しのホウキボシ島にもうじきと迫ったその時、西洋妖怪軍団の奇襲が始まった。鬼太郎たちは妖力で勝る西洋妖怪軍団に苦戦を強いられてしまう。その隙にねずみ男は砂金があるという山の洞窟に向かう。洞窟で金塊を見つけ喜んでいる最中にドラキュラに見つかり料理番となったが、食べている隙に逃げる事に成功!一方鬼太郎たちはつかまっているヨネと虎造を見つけた。話によると西洋妖怪軍団は駆り出された島民達に強制労働させ砦を築きこの島を本拠地とし日本征服を企んでいたのだ。ねずみ男は洞窟の深いところで金塊を見つけるも砦の真下、海につながる洞穴に不気味な鳴動がする奇妙な渦を目撃した。逃げようとするも出入口を壁で塞がれて出られなくなってしまった。鬼太郎たちが作戦を立てている中、アキオ少年は海の大渦を見て、キジム爺の話を思い出した。「76年後にハレー彗星が地球に接近し、悪者達がホウキボシ島を占拠した時、この島は沈む」と!そんな事が起こらないよう捕まった島民たちと協力し西洋妖怪軍団と戦う鬼太郎たち。しかしバックベアードの眼力に鬼太郎は動かなくなってしまった。バックベアードの案で鬼太郎を柱に吊るして仲間を誘き出そうとする西洋妖怪軍団。そうはさせんとアキオ少年の勇気と息子を守る虎造のど根性、ねこ娘たちによって霊毛チャンチャンコを着せ無事鬼太郎を助け出した。閉じ込められ金塊も失ったねずみ男は宝箱から爆弾を見つけ洞窟からの脱出を試みる。鬼太郎を助け出し島民たちは目玉親父による予言にあった大渦の力を使って西洋妖怪軍団を撃退する案を実行した。砦の中心に大穴を開ければ西洋妖怪軍団は全員大渦に飲み込まれ、その分渦の力も発散されホウキボシ島は救われる。作戦を実行しようとしたその時、今まで沈黙を保っていたバックベアードが鬼太郎達の前に姿を現した。砦から出てきたバックベアードはどうやって砦の中に入ったのかわからない程の巨大さ。鬼太郎は一反木綿に乗って日本の命運を賭けた最後の決戦に挑む!鬼太郎はバックベアードの眼力を避けながら髪の毛針とオカリナの剣で応戦するも、奴は眼力以外にもテレポーテーションが出来、その毛は電磁ムチとなっていてとても歯が立たない。隙をつかれた鬼太郎はバックベアードに吸い込まれてしまった。奴の体内は異次元世界で完全に入り込んでしまったら最後、2度と出て来られなくなってしまう。どうする鬼太郎!
出典:wikipedia
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