南 秀憲（みなみ ひでのり、1960年11月25日 - ）は、大阪府大阪市出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。市岡高校在学中から右の本格派投手と期待され、西武、近鉄との競合の末、1978年ドラフト2位でヤクルト入団。1980年10月には初登板で先発に起用されるが、敗戦投手となる。翌1981年も8試合に登板するが結果を残せず、その後は出場機会に恵まれなかった。1985年11月金銭トレードにて近鉄に移籍するが、ここでもあまり活躍の場はなかった。1988年シーズンオフ、近鉄の打撃投手に内定した後に球団の了承を得て阪神の入団テストに参加した。近鉄は阪神の獲得を前提に南を自由契約としたが阪神はトラブルに発展することを恐れ南を不採用にした。そのため引退に追い込まれた南は提訴した。12月、近鉄と再契約の後に、住友一哉と共に佐藤秀明・福家雅明との2対2の交換トレードで阪神に移籍となった。1989年現役引退。2004年司法書士試験合格。2006年大阪市西区で司法書士事務所開業。

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