眉山丸（びざんまる）は、日本国有鉄道（国鉄）鉄道連絡船の宇高連絡船の船舶である。紫雲丸型の船舶で、同型船には紫雲丸、鷲羽丸がある。車両甲板には2線の線路を敷き、宇高航路においては初の車載客船でもあった。船名の「眉山」は徳島県の眉山に由来する。太平洋戦争後、宇高連絡船は輸送量が増加し、従来の船舶では需要の増大に対応できなくなったことから、大型船の導入が計画され、1946年（昭和21年）から3隻の大型船の建造が進められた。眉山丸は1947年（昭和22年）12月5日就航。播磨造船所（現・IHI）で製造され、紫雲丸型では2番目の就航であった。1966年（昭和41年）5月21日、阿波丸、伊予丸、土佐丸の就航により、運航終了。

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