サマーサスピションは、日本の競走馬である。サンデーサイレンスの初年度産駒であり、GIII時代の青葉賞を優勝した。馬名の由来は杉山清貴&オメガトライブの楽曲「SUMMER SUSPICION」より。以下、馬齢は旧表記で表記する。母が重賞5勝のダイナフェアリーで、父は当時新種牡馬ながらすでにプライムステージが札幌3歳ステークスを制するなど活躍の兆しを見せ始めており、本馬の見栄えのよい馬体もあって緒戦から圧倒的な単勝1番人気に推された。しかし3歳時は2戦して2着、4着に終わった。デビュー戦はのちにNHK杯や七夕賞を制覇するマイネルブリッジにハナ差で敗れており、実力は見せていたものの、腰に不安が出たこともあって休養に入る。4歳になってダート戦で勝ち上がると、1勝馬ながら青葉賞に出走。6番人気ながら、17番手から直線だけで他馬をごぼう抜きにする勝ち方を見せた。レース後骨折が判明し休養に入ることになったが、青葉賞の勝ち時計2分25秒8は、タヤスツヨシの東京優駿(日本ダービー)の勝ちタイムより1.5秒早いものであったため、「幻のダービー馬」と呼ばれることもある。復帰後は体質の弱さもあって4戦して未勝利に終わったが、大阪杯でタイキブリザードの5着に入っている。サンデーサイレンスの血が求められていたことや、すでに全弟のローゼンカバリーが活躍していたこともあって、1996年の天皇賞(春)で14着に敗れたあと、急遽その年から種牡馬となり種付けを始めた。初年度産駒からジャンプ重賞を2勝したアイディンサマーを出したが、平地ではこれといった活躍馬を出すことができず、現在は輸出されてオセアニアで種牡馬として活動している。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。