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青春の殺人者

『青春の殺人者』(せいしゅんのさつじんしゃ)は、1976年公開の日本映画。長谷川和彦監督、水谷豊、原田美枝子主演。今村プロ=綜映社=ATG製作、ATG配給。カラー / ビスタ / 132分。長谷川和彦の第1回監督作品。1974年に千葉県市原市で実際に起きた親殺し事件を下敷きにした中上健次の短編小説『蛇淫』をもとに、田村孟が大胆に脚本化した。深い理由もなく、行きがかりから両親を殺してしまった青年とその恋人の末路を、突き放した視点から描く。2010年11月24日にサウンド・トラックが発売された。「想い出を君に託そう」「イエロー・センター・ライン」「マジック・ペインティング」「憩いのひととき」はゴダイゴのアルバム『新創世紀』に、「白い小鳥」はタケカワユキヒデのアルバム『走り去るロマン』に、それぞれフル・ヴァージョンが収録されている。ライナー・ノーツには、杉本博士による解説及び長谷川和彦とタケカワユキヒデによる対談が記載されている。このサウンド・トラックは名義上、ゴダイゴのアルバムである。1975年8月に長谷川の噂を聞きつけたATGの多賀祥介が「一本監督しないか」と長谷川に声をかけスタートした。製作が決まってクランクインまで丸一年を要した。脚本は田村孟だが、長谷川が話をかなり改変し田村からの激しい抗議が来たという。水谷豊の主演起用は長谷川監督が『傷だらけの天使』を観て気に入り『青春の蹉跌』の脚本で交流のあった萩原健一に紹介してもらったもので、水谷を「日本のジェームズ・ディーンやらないか」と口説いた。原田美枝子は当時17歳で大胆なヌードシーンを披露した。原田は過酷な撮影だった本作が嫌で、映画を一度も観ていないという。2000万円前後を予定していたが、結局3500万円かかった。長谷川は借金を1500万負ったという。監督は勿論、水谷もノーギャラ。撮影当時、長谷川が30歳、水谷が24歳、原田は17歳であった。1976年度キネマ旬報ベスト・テン1位となったインタビューで長谷川は「他にいい作品がなかったからでしょう。1位、2位、3位、4位なしの5番目の1位でしょう。そう思っています」と答えた。撮影は舞台となった市原市と静岡県伊豆・下田で行われ全編ロケ。今では考えられないようなゲリラ的撮影が多く、成田のスナック(設定上は成田だが撮影場所は市原)に火を付けて燃やすラストシーンも許可を取らずに一発撮り。平日の夕方、道路沿いに建てられた建物が勢いよく燃えて、周辺は車が大渋滞になったという。長谷川によれば、「音楽は最初はビートルズを使うつもりだったが、著作権料と使用料だけで本編の予算の何倍もかかると言われて諦めた」とのこと。紆余曲折あってゴダイゴになった。長谷川は「インストにしようと思ったが、ゴダイゴが英語のボーカルのままでやりたいって言うから、まあいいかって決めた」と語っている。当時、サウンドトラックを日本のロックバンドが、しかも英語詞で手掛けるというというのは珍しかった。本作の封切上映は日本中で4館だけだった。

出典:wikipedia

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