『小さな悪の華』(ちいさなあくのはな、"Mais ne nous délivrez pas du mal")は、1970年のフランスの映画。日本での公開は1972年3月。公開時のコピーは「地獄でも、天国でもいい、未知の世界が見たいの! 悪の楽しさにしびれ 罪を生きがいにし 15才の少女ふたりは 身体に火をつけた」1970年にフランスで製作された本作は、その反宗教的で淫靡な内容からフランス本国を初めとする各国で上映禁止となり、アメリカと日本とのみで上映された。物語のモチーフとなったのはアン・ペリーによる実際の殺人事件とされており、この事件はピーター・ジャクソン監督も『乙女の祈り』として映画化した。15歳の少女、黒髪のアンヌとブロンドのロールが主人公。寄宿学校に通う二人はバカンスを利用し、盗みや放火、また牧童を誘惑したり庭番の小鳥を殺害したり、悪魔崇拝儀式を取り行うなどの残酷な行為を繰り返していた。やがて二人の行為はエスカレートし、死の危険を孕んだ破滅的な終局へ向かっていく。日本ではこれまでVHS、LD、DVDともに発売されていなかったが、2008年2月20日に初めてDVD化されることとなった。また、これを記念して吉祥寺の映画館バウスシアターにて、同年2月2日から2月15日までの2週間、本作がレイトショーにてリバイバル上映された。
出典:wikipedia
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