この項ではアラビア語の文法全般について解説する。文法構造としては本来VSO型であり、正則語とされるフスハーでは基本的にこの形をとる。しかし現代の実情では欧米諸地域の言葉が入り込んでいることなどから主語を文頭におくSVO型が使われることも多く、アラビア語の教則本でもこの形を採用しているものが見られる。前置詞や指示代名詞など、単語に接続する語が多く、文節構造を持つ。 لحبيبتي という一見してひとつの単語のように見える語であっても「私の恋人のために」という意味がある。アラビア語には格が主格、属格、対格の3種類あり、それぞれ単語の語尾の母音によって格変化をあらわす。主格とはその単語が主語もしくは主語の動作のことであり、属格は主格に対する所有格もしくは主語に対する修飾語をさす。また、対格は目的格全般を意味する。言語学における詳細は格を参照。名詞には限定と非限定という概念をもつ。限定とは特定のものをさし、非限定とは不特定多数のものをいう。定冠詞は名詞を限定化させるはたらきを持つが、限定化するためには定冠詞を必ず用いなければならないということにはならない。たとえば数ある事典一般をさすのであれば非限定名詞となり、ウィキペディアという特定のものをさして「事典」と呼ぶならば限定名詞となる。また、固有のものではなくとも、指をさして「ここにあるもの」といった場合も限定名詞になる。この限定と非限定の活用も語尾の母音で示される。従って、名詞は格と限定という6種類の語尾活用をすることになる。主格名詞は語尾の子音に母音記号ダンマが付いて母音はuになる。同様に属格名詞はカスラが付いて母音はi、対格名詞はファトハが付いて母音はaになる。非限定名詞であればそれぞれのタンウィーンに変わる。これらの母音記号とその発音や性格についてはシャクルの項で解説する。口語ではしばしば文末、および語尾の母音が無声化することがある。「〜もまた」などを意味する أيضاً などの副詞をはじめとする語のタンウィーンや、特に格を明確にしなければならない状況、たとえば属格であることを明示しなければ名詞文と混同するような場合を除いて、口語では必ずしも発音はされない。ほとんどの単語には性があり、男性形と女性形がありドイツ語やロシア語などのように中性形はない。これらは個々の名詞に決められており、なにをもって男性、女性とするといったきまりは基本的に存在しない。動詞や指示代名詞にも性別があり、主格もしくは修飾される語の性にそって使われる。女性名詞の多くは語尾がター・マルブータである。また、基本形が男性形である一般名詞のほとんどはター・マルブータを語尾に付けることで女性形になり、逆に基本形がター・マルブータを伴った女性形であるときはこれを取り除くことで男性形になる。 مربوطة (マルブータ)とは「結ばれた」という意味であり、すなわちター・マルブータとは ت の文字の上部が結ばれてまるくなった、という意味である。したがってター・マルブータはtの音価を持つが、同時にその直前の文字の母音価をaにする。口語ではしばしばター・マルブータのt音が省略されるが、これを省略せずに発音した非限定対格名詞は「-tan」という発音になる。このためアラビア語の文章を聴くと「〜タン」といった音をよく耳にすることになる。ただし人名に限り、たとえばその本人が男性であれば、これにかかる動詞や修飾語も男性形が使われ、本人が女性であれば動詞や修飾語も女性形になる。また、性別の混在する場合や不明であるときは原則として男性形が用いられる。アラビア語圏における外来語の場合、慣習的に ا が語尾にくる名詞は女性形として扱われる。この場合も人名であれば、その名の人物が男性であれば無条件で男性名詞として扱われ、女性であれば女性名詞とされる。外来語の取扱いなどについてはアラビア文字化を参照。なお、 (ウィキペディア)は慣習に則れば女性名詞となるが、一般には男性名詞として扱われている。名詞や動詞など、ほとんどの単語に単数形、双数形、複数形がある。単数形とはそれが1つ単体であること、双数形とは2つであること、複数形は3つ以上であることをさす。原則としてさししめすものが1つ、もしくは2つのときはこれらの語形を用いる。3つ以上の数量、もしくは端数であるときに基数詞が添えられる。また、とくにそれがただ1つ、または2つであることを強調する場合に限り、数詞で修飾を行う。序数詞などを含む、アラビア語の文法における数の扱い方はアラビア語の数詞で詳しく解説する。アラビア語の指示代名詞は主格に用いられる主格指示代名詞と、それ以外で使われる接続指示代名詞に大きく二分される。指示代名詞には人称代名詞との区別は存在しない。すなわち英語におけるheとitといった区別がない。これらの語が指し示す対象となるものは人格をもったもの、あるいは動植物などの生命、およびロボットや架空のキャラクターなどの存在に限らず、ありとあらゆるものを指し示すことができる。ただし指示代名詞には人称、数、性別の概念があるため、便宜的に、あるいは特に人格をもってあらわされる場面では人称代名詞と呼ばれる。主語となり、これに続けて対格となる名詞をおくことで存在を表現できる。別章で解説するようにアラビア語にはbe動詞に相当するものがないため、これだけでもっとも基本的な構文が完成する。「この〜は」というような名詞用指示代名詞は、日本語では「この〜」「その〜」「あの〜」という3つの距離に分けられるが、アラビア語フスハーにおいては至近距離と遠距離しか存在しない。おおむね手が届いたり、相手の手元にあるような場合は至近距離で、それよりも遠くで、且つ視界に入る範囲であれば遠距離になる。視界にも入らず、その場にないものを名詞を伴わずに示すときは通常の3人称を使う。なお、伴う名詞には定冠詞 الـ が付けられる。単語の語尾に接続し、属格もしくは対格としての指示代名詞となる。接続する単語は名詞、動詞、前置詞などで、多くの場合、名詞に接続するとその名詞を代名詞の所有格にする。たとえば「事典」を意味する「 موسوعة 」に「 ـي 」が付けば موسوعتي (私の事典)になる。動詞や前置詞の場合、多くは目的語になる。指示代名詞の接続した語は、その代名詞によって限定される。従って接続人称代名詞にタンウィーンが付くことはない。また固有の限定としても意味を持ち、接続した名詞に定冠詞が付くこともない。名詞文では、be動詞にあたる موجود や يكون は省略されており、「これは何某である」といった文章は主語に述部となる単語を主格で続けるだけでよい。したがって「これはウィキペディアである」ならば「 هذا ويكيبيديا 」のように2単語を並べるだけで成立する。これは主語となるものが指示代名詞ではない場合でも同じである。なお、「〜だった」のような過去形を表現する場合は動詞 كان を用いる。しかし現代では主格指示代名詞を存在動詞のように用いることは多く見られ、これは口語表現に限らない。たとえば「ウィキペディアは事典である」というとき、「 ويكيبيديا هو موسوعة 」と表現されることは少なくない。文法上、主格指示代名詞は定冠詞 الـ を伴う名詞とともに使われることで「この〜は」という意味になる。従って「 هذا الموسوعة ويكيبيديا 」であれば「この事典はウィキペディアである」という意味になり、これはフスハーとして何の問題もない。一方、さきの「 ويكيبيديا هو موسوعة 」は主語となる名詞「ウィキペディア」 ويكيبيديا には定冠詞 الـ がなく、ゆえに主語が名詞と代名詞の2つあるという重複した構造になっている。日本語の文語において目的格の名詞と代名詞を重複させて「〜はこれを…する」と表現することに似ているが、このときの هو は主語、もしくは属格を伴う主語と、これに応ずる対格とを明確に分断することで、名詞文構造を明確にしている。一般動詞はまず完了形と未完了形の大きく2つの活用に分けられる。さらにそれぞれ、男性形と女性形、1〜3人称、単〜複数形に活用する。1人称形のみ男女の別がなく、また双数形もない。動詞自体に主語となる人称代名詞が含まれるため、一般動詞を用いる構文ではこれを置かないことが文法的には正しく、フスハーではそうなっている。しかし別途に主語を置くことは日常的に行われており、「私は勉強する」を「 أنا أدرس 」のように言うことは珍しくない。アラビア語の動詞における基本形は完了形3人称男性単数であり、「彼は〜した」という意味になる。多くはアリフバーター3文字から成り、これを語根と呼ぶ。動詞によっては語根が2文字、または4字のものもあり、前者をダブル動詞、後者を4字語根動詞と呼ぶ。オノマトペのほとんどは4字語根動詞となる。完了形は過去形と同義ではない。また、未完了形も現在形と同義ではない。完了形とは時制に関わらず、その動作を既に終えている状態であり、未完了形とはそれを除く全ての状態と解釈してよい。「たった今、勉強がおわった」という現在完了も完了形である。また、未然形はなく、未来をあらわす接頭辞 سـ や仮定をあらわす لـ を付すなどして表現する。動詞はいずれも、ほぼ規則的な活用変化をみせる。また、語根の頭や間に同じく規則的な活用をすることで受け身や使役、要求などの形になる。これを派生形と呼び、語根のみからなる基本形を第I形としてそれぞれの派生形には第II〜X形までの番号が付けられている。現代アラビア語の派生形は第10形までであるが、古典アラビア語では第15形まで派生形があるが、現代アラビア語ではほとんど用いられない。。ここでいう使役や要求は命令形とは異なる。文法的にはどの派生形であっても命令形は存在し、基本の命令形が「〜しろ」ならば使役とは「〜させる」、使役の命令が「〜させろ」、要求は「〜してもらう」、要求の命令が「〜してもらえ」である。以下、図解では第1語根を、第2語根を、第3語根をであらわす。ダブル動詞の第I形には語根2文字しか存在しないため、第II形以降の活用を行うためには第3語根を増やさなければならない。このときの第3語根は第2語根と同じ文字、子音が用いられる。また、ダブル動詞第I形の第2語根はシャッダが付く。ここから、ダブル動詞とは第2語根と第3語根が同じ子音からなる音便の結果として、第I形では第2、第3語根が合わさってシャッダ化したものとみることができる。アラビア語の辞書は、そのほとんどが語根によって引く体裁をとっており、派生形や名詞形は当該語根の項目に並べる。したがって語根がわからなければ一般に辞書を引くことができない。ほとんどの動詞はその活用によって「誰が〜した(〜する)」という意味になるが、一般動詞であっても主語が「人」にならないものがある。たとえば أمكن を「〜ができる」の意味で使うとき、その可能となる動作の主語が誰であっても基本的に يمكن の形となる。これは أمكن の主語が動作をする者ではなく、動作そのものだからである。また、アラビア語の動詞は原則として3語根動詞であるが、例えばترجم(翻訳する)のようにまれに語根が4つある4語根動詞もある。「持つ」や「ある」といった所有や所在をあらわす動詞は英語でもhaveという動詞が使われる。しかしアラビア語では一般に「〜を持つ」という表現はしない。このため所在をあらわす前置詞 عند を用いて「〜は…にある」という表現をする。この表現方法では「私は持っている」は接続人称代名詞 ـي を語尾に付けて「 عندي 」となり、「私は事典を持っている」ならば「 الموسوعة عندي 」、つまり「事典は私のところにある」という言い回しをする。しかし口語ではhaveに相当する用い方をし、「 أنا عندي الموسوعة 」ということも多い。なお、「持つ」に相当する動詞がないというわけではない。これにあたる語としては ملك があり、字義としては「今まさに持っている」という意味合いになる。具体例を示すのであれば、自動車は、たとえ乗ってきて降りて、今まさに目の前にあったとしても「持っている」とは言えない。これは前置詞 عند である。一方、その自動車の免許証は「今まさに持っていなければならない」ものであろう。この場合は動詞 ملك が使える。家に置き忘れているが免許自体は取得している、というならば عند になる。また、حمل という動詞もある。字義は「持っていく」「連れて行く」という意味に傾き、これは عند とも ملك とも異なる。約束していた本を持っているかどうか尋ねるような場面で使われる。アラビア語以外の多くの言語における擬音語または擬態語は動詞、もしくは名詞の形をとる。具体的には、たとえば犬の鳴き声であればオノマトペ「nabaha」から取った語「 نبح 」であり、動詞として扱うのであれば「犬が鳴く」、名詞として扱うのであれば「犬の鳴き声」という意味になる。アラビア語には元来、音を言葉であらわすといった概念を持たない。これはアラビア語の文語が書き言葉として存在してきた経緯によるものといえる。口語においては、そのものの様子を擬音語や擬態語を交えて説明するような場面もあろうが、もともとフスハーとはクルアーンに書かれた言葉であった。そうした、いわゆる正式な場において、口語的な擬音語表現は介入の余地がなかった。一方で、先に例示したように、そのような音を文字に転写したものを語根として捉え、動詞や名詞として扱うという文化が発達した。こうした中で4字語根動詞となったもののほとんどは زلزل (ザルザル=グラグラと揺らす)や رفرف (ラフラフ=ひらひらとはためく)などのように音を繰り返すものになっており、日本語のオノマトペに極めて似た様を見せている。名詞の多くは動詞の名詞的活用によって構成される。たとえば語頭にم(ミーム)を付すことで英語の「-er」のような意味合いになる。具体例を示すと「学ぶ」を意味する動詞「 درس (darasa=彼は学んだ) 」ならば「学ぶ場所」で مدرسة (madrasa=マドラサ)になり、第II形の使役に付けば「学ばせる(=教える)人」で مدرس (mudarris=教師)になる。モロッコのことをアラビア語では المغرب(al-maghrib=マグリブ) というが、これは「日が沈む」という意味の動詞「 غرب (gharaba)」に م が付いた形であり、つまり「日の没する場所」という字義である。また日没の方角ということから転じて غرب(gharb)を名詞として用いれば「西」の意になる。語根の間に長母音を置くことで「〜すること」もしくはその行為や現象自体が示される。しばしば「聖戦」と訳される「 」(ジハード)は語根「 جهد 」の派生語であり、これは「ひじょうに疲れる」を意味する。綴りをそのまま名詞として用いると「努力」であるが、これの第2語根と第3語根の間に ا を挿入した派生語が جهاد である。字義としては「努むること」となり、イスラームの宗教的な意味を帯びて用いられる。この語に前述の م が付くと「ジハードを行う者」の意の「 مجاهد 」になり、これが複数形になったものが مجاهدين (ムジャーヒディーン)である。動詞「 سلم 」は「安全である」もしくは「免れている」という意味であり、上記のように第2語根と第3語根の間に ا を挿入すると「安全であること」、すなわち سلام (平和)になる。また、動詞「 سلم 」をIV形にし、これをさらに動名詞形とすると、 إسلام (イスラーム)となる。同じくIV形にする者をあらわす م が付くと مسلم (ムスリム)になる。アラビア語には الـ という定冠詞があり、綴りの上では接頭語の形をとる。アラビア語の冠詞で詳しく解説する。و は英語のandに相当する語である。表記上は接頭語となり、綴りは後続する単語に接続する。このときの後続単語は名詞や動詞といった別を問わない。ただし昨今では可読性を高める意味から繋げずに記述することもある。順接や並列のほか、添加や転換の意味にも使われ、言葉を続けたり、相手の話を引継ぐ場面でも用いられる。このため、文頭にあらわれる頻度はひじょうに高い。「しかし」を意味する「 لكن 」もその直前の言葉を受けた上で逆説として続ける語でありフスハーの文法では ولكن という形をとる。直前の文章を受けてさらに続けるという性格上、ある種の語と組み合わさると特別な意味を持つことがある。「〜以外」を意味する「 إلا 」の前に付いて وإلا の形をとると字義としては「そしてそれ以外は〜」になり、全体として仮定のニュアンスを含んだ「さもなければ」という意味になる。إذن とも綴り、「それでは」の意味になる。話の引継ぎや転換、物事の結論に使われ、 و よりも自然な表現である。接頭語にはならないが、 وإذا の形にはなる。仮定をあらわす إذا とは別の語であり発音も'idhanである。لكن は英語のbutにあたり、逆接をあらわす。 و の節で解説したようにフスハーの文法では原則として و が語頭に付くが、口語ではこの限りではない。フスハーでは ولكني のように語尾には接続指示代名詞が付くため、文法上では動詞または名詞に位置付けられるが活用はしない。理由や結果をあらわし、「何故ならば〜」や「したがって〜」の意味になる接頭語。 إذا とは異なり、自ら行う言及に対して用いられる。関係詞である يا は相手への呼び掛けに用いられる。フスハーにおいては原則として後続する語は相手の人名であるが、それ以外の一般名詞を置いた口語表現での使われ方も含めて感動詞と解釈しても間違いではない。「開けゴマ」という日本語訳になるためにしばしば誤解を受けるが、この「ゴマ」は扉の名前や開けるための道具をさしているものではなく、扉を開ける存在そのものである。もし「ゴマ」が扉の名前があるならば動詞は第V形でなければならず、鍵に相当するような道具であるならば前置詞 بـ が付かなければならない。このほか、パレスチナのスローガン يا قدس (エルサレムよ)のように人格のないものに対しても使われることがある。主に手段をあらわし、英語のbyに相当する語。後続する語が形容詞のときは程度をあらわす。原則として接頭語になり、 بـ の形をとる。定冠詞 الـ が続くときは定冠詞と合わさった بالـ の形になる。このとき ا は読まず、bil-という発音になる。更に後続する名詞が太陽文字ではじまるときは ل は子音無声化し、名詞語頭がシャッダ化する。ただし定冠詞を伴わない非アラビア文字による名詞であるときは接続させない。主に目的をあらわし、英語のtoもしくはforに相当する接頭語。定冠詞 الـ が続くときは ا が取り除かれて、合わさった للـ の形になる。発音はlil-だが、更に後続する名詞が太陽文字ではじまるときは ل は子音無声化し、名詞語頭がシャッダ化する。ただし定冠詞を伴わない非アラビア文字による名詞であるときは接続させない。後続する単語が الله であるときは全体として لله と綴り、lillāhという発音になる。修飾語をともなった名詞構文をイダーファと呼ぶ。これはアラビア語では إضافة と綴られ、「追加」や「付加」といった意味になる。修飾語となる名詞は、修飾すべき名詞のうしろに続ける。このとき限定であれば修飾語となる名詞に定冠詞 الـが付く。非限定であれば定冠詞は付かない。修飾語自体が接続指示代名詞によって修飾されている場合、その語はすでに属格支配を受けていることになる。したがって定冠詞が付かない。修飾語は修飾する名詞の属格となるため、語尾はの母音はカスラが付く。定冠詞をともなわない非限定であればタンウィーン化する。いくつもの語を重ねて、より詳しい修飾を行うこともできる。この場合、修飾語となる語をさらにうしろに続けることになるが、これによって属格支配を受けることになる語の定冠詞は取り除かれる。なお、構文のイダーファとは異なるが、アラビア文字は大きくハルフ( حرف )とシャクル( شكل )に二分され、さらにハルフはアブジャド文字群( حروف أبجدية )とイダーファ文字群( حروف إضافية )、さらにペルシャ文字などのダヒーラ文字群( حروف دخيلة )に分類される。アブジャド文字群はいわゆる一般のアリフバーターであり、イダーファ文字群はアブジャドの変化したものとして「追加された文字」であることをさしている。イダーファ文字群には ت の変化したものである ة や ا の変化したアリフ・マクスーラ、 ي の変化した ی などが含まれる。
出典:wikipedia
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