暗門滝(あんもんのたき)は青森県中津軽郡西目屋村に位置する滝。岩木川上流の白神山地内の暗門川にかかる。暗門の滝とも書かれる。3つの滝から構成され、上流側に高さ42メートルの第一の滝、その200メートル下流に同37メートルの第二の滝、さらに160メートル下流に同26メートルの第三の滝がある。白神ライン沿いの西目屋村西部にあるアクアビレッジANMONという観光宿泊施設が観光地点となっている。ここから、暗門滝へは暗門川沿いに遊歩道2.3kmを約1時間程度で到達する。ガイド付きの散策もできる。アクアビレッジANMONには貸し長靴や温泉、売店、食堂、宿泊施設、オートキャンプ場、コテージなどの観光施設が完備している。第2の滝への道は滝壺の左岸につづら折りになっていて、滝の落ち口付近はトンネルが掘られている。このトンネルは1963年(昭和38年)に西目屋村の村長が掘らせたもので、1964年(昭和39年)の暗門滝観光は盛況だったと言われている。寛政8年11月1日(1796年11月29日)に暗門滝を訪れた紀行文として菅江真澄の『雪のもろ滝』があり、滝や樵の生活を描写している。「もろ滝」というのは、第3の滝は2つの急流が合体して、1つの滝として流れているためであり、菅江真澄は現在のように滝の下から眺めたのではなく、滝の上に通じる道がありもいる。菅江真澄は津軽藩にこの滝の見学を何度か要請しているが、その実現が真冬になったのは、当時この地区で津軽藩はケシを栽培しており、またこの滝は「安門の滝」とされていたが、通常は、下流から第一 - 第三の滝と番号が付けられるが、この暗門の滝では逆になっている。それは、菅江真澄のように上流からたどるルートのせいとも言われている。
出典:wikipedia
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