ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社("The Walt Disney Company (Japan) Ltd.")は、ウォルト・ディズニー・カンパニーの日本における現地法人である。日本においてウォルト・ディズニー・スタジオ、タッチストーン・ピクチャーズ、マーベル・スタジオ、ルーカスフィルム、作品の配給とビデオソフトの発売、米国法人が保有するキャラクターなどを用いたマーチャンダイジング、プロモーション活動などを事業展開している。株式を米国法人のディズニー・エンタープライゼズ・インクが100%保有している完全子会社である。直営事業として、ディズニーストアにおけるディズニーキャラクターグッズの販売を手がける。この事業は過去売上不振の為東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドへ譲渡したものの売上が回復せず、再度WDJが手がけることとなった経緯がある。間接的な事業としては、テレビCMなどで使用されたディズニーキャラクターの商標料や、東京ディズニーリゾートで販売されるディズニーの著作物を使用した商品のロイヤリティで収益活動をしている。東京ディズニーリゾートはオリエンタルランド(京成電鉄グループ)によるライセンス運営となっており、ディズニーグループは米国法人も含め、資本上の関係はない。TDRの運営に関しては、ディズニーグループのウォルト・ディズニー・アトラクションズが日本法人「ウォルト・ディズニー・アトラクションズ・ジャパン」(WDAJ)を通じて関与している。2007年より仮想移動体通信事業者(MVNO)としてディズニー・モバイルを展開している。「ディズニー・チャンネル」、「ディズニージュニア」、「ディズニーXD」の運営を行っている。以前はTXN系テレビ番組『ディズニータイム』の制作もしていた。近年はディズニーが保有する有名キャラクター(マーベルなど、子会社のものも含む)を日本向けにフィックスしたアニメ作品を日本のアニメーション制作会社と共同で作るプロジェクトを数作品手がけている(『スティッチ!』・『』など)。2010年3月1日、映画配給部門のウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ ジャパン(WDSMPJ)と、ホームビデオ配給部門のウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント(WDSHE)が統合、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(WDSJ)となった。1993年1月にウォルト・ディズニー・スタジオの日本法人としてブエナビスタ インターナショナル ジャパン(BVIJ)を設立し、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(ピクサー提携作品含む)とタッチストーン・ピクチャーズ作品の自社配給を開始した。なお、かつては日本法人としてブエナ・ビスタ映画株式会社(前身はRKOの日本法人)があったが、1974年に解散し以後BVIJの設立まではワーナー・ブラザースなどが配給していた。2000年の「風を見た少年」(C・W・ニコル原作)ではディズニー外の作品では唯一となる日本国内向けの配給を担当した。設立当初の資本関係は公表されていないが、2000年4月にBVIJはウォルト・ディズニー・ジャパンへ統合。2007年7月にWDSMPJに改称し、2010年3月にWDSJに統合した。ビデオソフトについても、ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント(BVHE、旧:ディズニー・ホーム・ビデオ・ジャパン)を設立したが、2000年4月にウォルト・ディズニー・ジャパンへ統合されている。2007年7月にウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント(WDSHE)に改称、2010年3月にウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(WDSJ)に統合した。ブエナビスタ配給作品に加え、1997年よりビデオ発売で提携関係にあるスタジオジブリ作品のVHS・DVD・Blu-ray Discソフトの発売・販売を行っている。ブエナビスタ配給のブロックバスター作品やスタジオジブリ作品がセルビデオ化される際のコマーシャルもウォルト・ディズニー・ジャパンが実施している。1984年にポニー(現:ポニーキャニオン)と提携、現在はポニーキャニオン営業本部アソシエイツ営業部ディズニーグループが営業を担当している。1987年にバンダイがウォルト・ディズニー・カンパニーと映像ソフト販売契約を結び、1988年にネットワーク フロンティア事業部をバンダイが吸収しバンダイ メディア事業部(現:バンダイビジュアル)が発足され、1989年に契約は終了となった。VHD版は、日本ビクター(現:JVCケンウッド)が制作を行い、発売元であった。レーザーディスク版や2000年前半頃までに発売されたDVD版(どちらもジブリ作品は除く)は、パイオニアLDC(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)が制作を行い、発売元であった。ただし、ディズニー映画作品やタッチストーン作品のDVDは1999年からブエナビスタによる発売・販売が行われている。1995年前後はソニーと提携して8ミリビデオテープでのディズニー映画のビデオソフトも発売していた。
出典:wikipedia
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