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ニコニコ動画

ニコニコ動画(ニコニコどうが、略称:ニコ動、ニコニコ)は、ドワンゴが提供している動画共有サービス。「ニコニコ動画モバイル」として携帯電話端末向けにもサービスを提供している。もともとは、ドワンゴの子会社ニワンゴが運営していたがニワンゴがドワンゴに吸収合併されたため現在は、ドワンゴがniconicoを提供している。事業の拡大につれ、ニコニコ生放送やニコニコ静画など、ニコニコの名を冠し、動画共有サービスの枠を超えた多くの派生サービスが展開されている。従来「ニコニコ動画」という名称はこれらのサービスの総称でもあったが、2012年5月1日に新しい総称である niconico が発表されて以降、ニコニコ動画は niconico のサービスのひとつである動画共有サイトという位置づけとなっている。ニコニコ動画は、日本の代表的な動画共有サイトの1つであり、多くの用語や文化を生み出している。ニコニコ動画の特徴は、配信される動画の再生時間軸上に対しユーザーがコメントを投稿できる独自のコメント機能であり、その他にもユーザーやアップロード者同士が交流できる機能を数多く備えている。ほかの動画配信・共有サイトと同様に、配信されている動画の中には著作権者に無断でアップロードされたものもしばしば見られ、ときにそれが問題となる。権利者の訴えにより動画は削除できるが、権利者側が全ての違反動画を把握することは困難である。しかし、その一方で趣向を凝らして自主制作された動画が高い人気を得るなど、独特のコメントシステムもあいまって、独自の文化を築いている。2007年度グッドデザイン賞受賞。日本オタク大賞2007オタク大賞受賞。2008年にはアルス・エレクトロニカよりプリ・アルス・エレクトロニカ・デジタルコミュニティ部門栄誉賞を授与されている。2006年12月12日に実験サービスとしてプレオープンしサービスが開始、2007年1月15日にβバージョンに移行するとともに、初めて運営元がニワンゴであることが明かされた。実質的な開発や運営はドワンゴが行っている。2007年6月1日にニコニコ普及委員会が発表した「ニコニコ宣言(仮)」において、基本理念が明らかにされている。「ニコニコ動画」という独特の名称は、サービスの立ち上げ以前に(動画サービスは著作権問題による訴訟が発生していたことから)「カッコいい言葉ではなく、なるべく怒られにくい言いにくい気が抜ける名前」にすることが考えられ、ドワンゴ会長の川上量生の「明らかにブラックぽいのに、表面だけ取り繕ったようなふざけた名前があるじゃん。ニコニコローンとかニコニコ金融とか。だからニコニコ動画とかさ」という言葉に、西村博之が「それおもしろい! 絶対それ!」と同意したことから決定したという。一般会員登録者数が約5000万人、有料会員は約250万人、モバイル会員は623万人(2015年8月現在)。ただし、アカウントはメールアドレスごとに発行されるため、1人で一般会員用のアカウントを複数持つことは容易である(プレミアム会員用のアカウントを複数持つことも不可能ではないが、費用面の都合上、あまり現実的ではない)。サービス開始から1年に満たない2007年11月の時点で、すでに日本全体のトラフィックの約12分の1を占めていたといわれており、その急成長ぶりが窺える。この急成長に対応するため、ユーザー登録制を導入した当初は、負荷対策のためにサイトに常時アクセスできるユーザー数をID番号によって制限し、サーバ増強に応じて少しずつその制限を緩和してきた。土日祝日のアクセス増などによる負荷対策など、場合によっては一時的に常時アクセス可能なID数を減らす対策がとられることもあった(規制中でも、ニワニュース読者限定で配布された特別なIDを持つ5000名に関しては、常時アクセスが可能となっていた)。現在では、全てのIDで常時ログイン・動画の視聴ができる。しかし、一方では音楽・映像といったマルチメディアを共有するサイトの性質上、サーバーへの負担は尋常ではないことにより、時間帯によっては、動画の検索や閲覧はおろか、サイト内の移動すら困難な状態になってしまう障害が多発する時期もあった。サイトの増強が追いつかなかった原因は「赤字続きによる資金的な問題」という憶測もあったが、2009年4月の公式コラムによると、当時はデータセンターのサーバ設置スペースに限界があり、足りなかったのが原因としている。2008年7月までに台湾(中国語)・スペイン語・ドイツ語版が公開された一方で、英語版は長らく公開されることがなかった。これは、トラフィックの急増を懸念してのものだったが、2011年4月17日から英語版の「Niconico β」が正式に稼働した。別サイトとして展開されていた台湾版、英語版は2012年10月19日時点で日本版と同一サイトに統一され、全てのページで日本、台湾、アメリカ合衆国の視聴地域、言語の切り替えに対応している。時刻はすべて日本時間サイト名には「ニコニコ動画(β)」のようにバージョンが付随しており、バージョン名の更新とともに、サイト構成の大幅な見直しや新機能の追加がまとめて行われている。歴代のバージョンは以下のとおり。2008年以降は、エイプリルフール企画として4月1日に以下の限定バージョンが公開されている。ニコニコ動画では特定のジャンルに拘らず、その他にも幅広い分野の動画が投稿されている。マイナーバンドのPVの動画などが公開後投稿されていたり、ネタとする動画は勿論のこと、ネタではないスポーツやCM、科学番組の動画が投稿されていたりと、「動画共有サービス」としての成長を見せた。膨大な数の動画の中で特定の動画が脚光を浴びることがある。殆どは一過性の流行であるが、一部は継続的な人気となるものもあり、例えば2007年2月上旬には、『新・豪血寺一族 -煩悩開放- レッツゴー!陰陽師 PV』『True My Heart』『あいつこそがテニスの王子様』の人気上位動画3つの合計で、わずか一晩で30万回再生・10万コメントを超える「祭り」状態が続いた。さらにその人気から『レッツゴー!陰陽師』と『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』のdwango.jpにおける着うた独占配信が始まり広告を掲載した。稼動当初から、特にRPGやアクションゲームのプレイ動画が人気を集めてきた。スーパープレイとは逆に稚拙なプレイ動画やいわゆるクソゲーのプレイ動画(チーターマンなど)がネタ動画として人気を得ることがあるほか、恋愛ゲームのプレイ動画が人気を呼ぶこともあった。近年では一般人によるゲームの実況プレイも人気がある。『THE IDOLM@STER』のPV風動画も (β) サービス時より同ゲームユーザーからの根強い人気があり、プレイ画面のほか、PVをゲーム以外の様々な音楽に合わせるMADムービーなども大量に投稿されている。同人ゲーム「東方Project」の作品も人気が高く、ゲームの実況だけでなく、ゲーム音楽を基にした二次創作音楽・動画、音楽やキャラクターを使ったMAD動画なども非常に多い。人気を集める音楽としては、一般的なPVムービーのほか、アニメソングも見受けられる。VOCALOIDに様々な音楽を歌わせる動画も人気があり、初音ミクが話題となるきっかけの一つとなった。VOCALOIDのオリジナル曲をプロの作曲家が制作したり、そのオリジナル曲をプロの歌手が歌唱する動画も存在する。また、MikuMikuDanceと呼ばれる3Dで初音ミクを動かせるツールが提供され、やがてVOCALOID以外のキャラクターのモデルデータも制作されるようになり、それらを活用した3D動画が投稿されている。音楽(原曲やアレンジなど)をメドレー方式で聴かせる作品もみられ、ニコニコ動画で話題となった曲を繋ぎ合わせた組曲『ニコニコ動画』は特に人気である。音楽を投稿者自身が歌ってみたり演奏してみたりした動画も多く、一定の人気を集める歌い手もいる。またコメント機能で誰でも気軽にネタが書き込めるため、アニメやゲームなどの音楽(『あいつこそがテニスの王子様』、『Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム- OP』など)や外国曲、日本国外版アニメ(英語版『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の「フタエノキワミ、アッー!」など)など、様々な空耳ネタが作られて人気を博している。「漢字テスト」「タイピング」「アンケート」などといったニコニコ動画の特色であるコメント機能を有効に使った動画も投稿されている。一枚絵をスライドショーのように流す画像集や、イラスト講座的な動画(「描いてみた」など)もある。動画制作能力の高いユーザーによる巧妙なMADムービーやCMのMADムービーが高い人気を博す一方で、日常風景を映したもの(ペット撮影動画、料理動画、車載動画など)や投稿者本人が何らかの形で出演する動画もある。他の動画投稿サイトであまり見られないものとしては、企業や個人がプログラムや工作物などを自作し、その過程や完成品を披露するという動画がある。そうした投稿動画は「ニコニコ技術部」のタグを自ら付けるけることが出来、図画工作の延長線的なものから十二分に実用的な「製品」(マウスやPCカバー、動画製作ソフトなど)まで、幅広い投稿に支えられ親しまれている。「ニコニコ技術部」という名称は単なる分類上の便宜的な名称に過ぎないが、2008年4月20日には有志によってオライリー・ジャパン主催の企画展「Make:Tokyo Meeting」(MTM)に出展し、以後もMTMに連続出展するなど、単なる動画の題材を超えた積極的活動も行われている。2008年5月30日にBSイレブンで放送された「テレブリッド」で司会の金剛地武志が生放送中にニコニコ動画用のVTRを作った(6月1日現在「テレブリッド」で検索しても動画は出てこない)。2011年11月現在のニコニコ動画は、サイト上に直接アップロードされた動画を独自のコメント表示・投稿機能を通して視聴させるというものである。(β)バージョン開設から2010年10月29日までは、動画のアップロードおよびアップロード済動画の管理のシステムのみ「SMILEVIDEO」という別ドメイン(smilevideo.jp)のサイトに分かれていた。SMILEVIDEOはニコニコ動画専用の動画投稿サイトであり、そのサイト自体には動画を視聴する機能は一切無く、アップロードされたすべての動画が自動的にニコニコ動画に登録されるシステムとなっていた。SMILEVIDEOとして分離していたすべての機能と投稿動画は、現在はニコニコ動画上の「ニコニコマイページ」に統合されている。(β)バージョンまでは、ニコニコ動画自体は動画アップロード機能を備えておらず、YouTubeなど既存のいくつかの動画共有サイトに投稿された動画からの引用のみに対応していた。当時は事実上、サイト上の大半の動画がYouTubeのものであった。しかし、ニコニコ動画からYouTubeのサーバーへのアクセスを完全に遮断されたため、(β)としてのサービス終了を余儀なくされ、(γ)としての再開時には対応を完全に打ち切った。ここで、その代替として用意されたのが前述のSMILEVIDEOである。なお、YouTube側はアクセスを遮断した理由に関して公式な発言をしていないが、ニワンゴはYouTubeのサービスに「ただ乗り」し、動画を直接参照する形でサービスを開始し、人気とともにアクセス数やトラフィックが爆発的に上昇したため、YouTubeのサーバに多大な負荷がかかってしまったことが理由と推測している。また、(RC)バージョンの途中まではAmebaVisionにアップロードされた動画にも対応していたが、2007年10月1日に行われたメンテナンスを機に、運用上の理由から対応を終了した。SMILEVIDEOに規約違反の動画(違法なものや、わいせつなものなど)をアップロードしアカウントを停止されたユーザーが、その逃げ口として「AmebaVisionのアカウントを取得し、再び問題のある動画をアップロードする」という使われ方が横行したことを終了の理由としている。また、(β)時はYouTube、(γ)以降はSMILEVIDEOが投稿の大半を占めており、AmebaVisionの動画の投稿が極めて少なかったことも理由のひとつと考えられる。同様に、フォト蔵の動画にも対応していたが、2008年5月28日のメンテナンスに伴い新規投稿の受付を終了した。ただし、AmebaVisionとは違い、受付終了以前にニコニコ動画に投稿された動画は、2010年現在でも閲覧可能である。リンク元サイトの動画と比較して画質が異なるとの主張もあるが、再生しているFLVファイル自体および再生に使うフラッシュのシステムは同一であり、異なるのは表示倍率のみ(ニコニコプレイヤー上では512×384ピクセルで表示される)である。常にサーバ側で再エンコードが行われるYoutubeと違い、ファイルサイズなどが規定の範囲内に収まっていれば、サーバ側で再エンコードされることはないので、高画質で動画をアップロードしたい場合は、ニコニコ動画の規定に収まるようにエンコードしてからアップロードするのが望ましい。閲覧者は、再生中の動画に対して再生画面上にコメントを書き込むことができる。コメントは、現在再生しているタイミング(時間軸)に対して投稿することができ、それ以降に動画が再生された際は、そのタイミングから画面の右から左に3秒間横切る形で表示される(後述のコマンド機能により画面の上下に字幕のように表示させることも可能)。この独特のコメント機能が、ニコニコ動画の最大の特徴であり特許が出願されている。コメントの表示タイミングは、書き込まれた現在時刻に関係なく、すべて「動画内の時間軸」で扱われる。そのため、コメント投稿そのものに時間差があっても、動画上では書き込まれた時と同じタイミングで表示される(自分の投稿とそれ以前・以後に書き込まれたコメントが並存する)ことになる。その結果、閲覧者はチャットや掲示板のような時系列とは異なり実時間を超越して擬似的に時間を共有することができる(運営側はこれを「非同期ライブ」と名づけている)。メディアの分類方法として、情報の送信されるタイミングと受信側に届くタイミングのギャップの有無により「同期型(ギャップなし)」「非同期型(ギャップあり)」に分けるものがあるが、ニコニコ動画のコメントの場合は「実際にはコメントが投稿される時刻とそれが別の利用者に読まれる時刻は異なる(非同期)が、動画の再生時間上では同一のタイミングでそのコメントが投稿される/読まれることになるため同期的であるかのように錯覚する」という意味で、「擬似同期」の性質を持っていると論じられることがある。コメントに時間の概念を導入したことで、ニコニコ動画は従来の動画投稿には無い「利用者同士の一体感」を獲得することに成功している。コメントを駆使して作成したアスキーアート(AA)で投稿動画を彩ったり、「歌ってみた」カテゴリ動画に歌詞を表示したりといった職人と呼ばれる存在もある。動画の中でも特に盛り上がる場面では、画面を覆い尽くすほど大量のコメントが一斉に書き込まれることもあり、これらを弾幕と呼ぶ。コメントは動画上にかぶさって表示されるため、邪魔に感じる場合は「コメント非表示」をチェックすることにより、その動画に関するコメントを非表示にすることができる。標準設定は「表示する」であり、コメント非表示設定は記憶されない(プレイヤー上では「忘れっぽいです」と注意書きされている)。書き込まれたコメントが一定件数を超えると、古いコメントから順に表示されなくなるが、「マイメモリー」に動画を登録することで、その時点のコメントを保存できる。保存したマイメモリーの閲覧時には、任意のコメントの表示・非表示を設定することも可能である。(γ)まではコメントに投稿者の名前を付加することができたが、気軽にコメントするユーザーが大半であったため、ハンドルネームを付加するユーザーはごくわずかであった。そのため、この名前欄は、「ニコニコ動画 (RC)」サービス開始と同時に廃止された。通常のコメントは白色の文字が動画上を右から左へと流れていく。コマンド機能を併用することで文字色や文字の大きさ・表示方法などを数種類から選び、その動画の好きな位置に自由にコメントを行うことができる。コマンドはコメント入力欄の左側にあるボックスに入力(「big」「red」「ue」など)し、位置や色といった異なる属性同士であれば併用もできる。一般会員が使える色は8色だが、プレミアム会員(有料会員。詳細は後述)はHTMLカラーコードにより全色使える。これを応用することで、コメントを利用して動画に字幕をつけることができる。また、コマンドと特殊文字(Unicode)などを複雑に組み合わせでイラストや巨大な文字が作られることもあり、これはアスキーアート (AA) にちなみ「コメントアート」 (CA) と呼ばれる。動画上のコメントは、サービス開始以来に書き込まれた全てのコメントが保存されており、動画の削除や時間の経過、件数によって消えることはない。ただし、一度に表示される件数は動画の長さによって制限されており、それを超えると、古いコメントから順に表示されなくなる。プレミアム会員であれば「過去ログ」機能により、任意の日時を指定することで古いコメントの閲覧が可能である(一度に表示されるコメント数は通常と同じ)。コメントの最大表示件数は、何度か仕様変更が行われている。投稿されるコメントの内容には、インターネットなどで用いられるスラングがしばしば見られる。2007年4月上旬頃より、何らかの不正なツールを使った攻撃により、閲覧数やコメント数などを大幅に増やしランキングの順位を操作する行為が行われていることが発覚し、この影響により再生回数とコメントがリセットされた動画が存在する。同時期には、投稿用のURLを用いた投稿動画の異常増殖・重複投稿事件が発生しているが、これらのような不正な行為を行うとアカウント削除の対象になると運営側は警告している。悪質なユーザーには、動画再生ページの下に設けられた「不適切なコメントを通報する」というリンクから、2ちゃんねると同じスレッドフロート式の「削除依頼掲示板」にアクセスすることができ、問題のあるコメントの削除を依頼することができる。削除依頼掲示板には原則として、コメント削除などの権限を持った「ひっそり削除人」というハンドルネームのスタッフが常駐しており、削除と判断された場合、掲示板への書き込みから短時間で「対応しました」という定型の返信とともに対処される。また、この掲示板ではコメント機能以外を使った悪質行為も報告可能で、運営の判断によってコメント機能を一時的にあるいは長期的に停止される対処が行われることもある。この機能は荒らし行為ばかりでなく、「死ね」等といった誹謗中傷コメントや不適切なタグにも対応することができる。これらは掲示板上で行われている性質上、報告内容を含め全ユーザーに公開されている。また、動画の投稿者は「コメント編集」の権限を持っており、任意のコメントを非表示(事実上の削除)にすることができる。ただし、運営者による削除とは違い、コメントデータに非表示のフラグが立つだけなので、あくまで動画プレイヤー上において非表示になるだけである。そのため、一度非表示にしたコメントを元に戻したり、サーバから受け取る生のテキストデータを見ることで非表示にされたコメントの内容を参照したりすることができる。しかし、それでもユーザーが増えるにつれて動画のコメントが荒れること多くなったを受けて、運営は2015年10月1日、ユーザーの皆さまへと題しニコニコ活動ガイドライン策定を発表した。ニコニコ活動ガイドラインにより、誹謗中傷を初めとした運営者が運営上問題があると判断した場合も、コメントの削除が行われる場合があると発表された。マイリスト機能は、お気に入りの動画などを複数登録してリスト化できる機能である。マイリストは、他の利用者に公開することも可能。ブックマークとしての個人利用のほか、動画投稿者が自分の投稿作品をリストアップする目的で公開する使われ方も多い。RSS機能を搭載している。また、閲覧している動画に登録されている公開マイリストを検索する機能や、特定のマイリストが更新された際にメールで通知する機能(メール通知機能は2009年10月1日にサービス終了)もある。マイリストの登録人数は、再生数やコメント数とは違い不正行為で数字を増やすのが困難であることや、動画閲覧者の評価が反映されやすい(ユーザーが気に入らない動画であれば、再生やコメントはされてもマイリストに登録されることがないため)ことから、後述のランキング機能などで動画の人気を示す指標としても用いられている。2010年9月8日にはマイリストの連続再生機能が同月14日にはランダム再生機能がテスト実装され、9月中には正式実装される予定。各動画には説明文のほか、タグと呼ばれる動画の内容を指し示す検索用キーワードを10個まで登録することができる。タグの導入により似たような動画を容易に探せるような仕組みになっている。タグは2008年5月より導入された「ニコニコ大百科」と連動しており、そのタグに関する解説や経緯、そのタグをつけられた代表的な動画などを知ることができる。ニコニコ動画では動画投稿者だけではなく閲覧者も自由にタグを登録することができるのが特色である。本来は検索機能として用いられるタグだが、動画の内容に絡めたタグ付けやニコニコ特有のタグ付け(「才能の無駄遣い」や「孔明の罠」など)も多く見られ、独自の異彩を放っている。利用の実態としては、検索のための分類というより、その動画の見所をユーザーに教える役割を果たすこともあり、タグ同士でユーザーのコミュニケーションに使われることもあり(会話するタグ)、同じ素材(例えば「歌ってみた」「アイドルマスター」などの人気ジャンルに属する無数のサブジャンル)を扱った動画や同じ投稿者による動画に対して閲覧者の間で自発的にタグが発明され、より深い検索のニーズに応えている側面もある。しかし、この仕組みが災いし、タグ付けが検索の妨げとなってしまうメタ・ノイズや、タグを用いた他者の誹謗中傷などの荒らしの発生にしばしばつながってしまう。特に注目を集める動画やランキング上位の動画においては、閲覧者らが自分のふさわしいと信じるタグ付けとタグ削除を相互に争うように行う「タグ戦争」と呼ばれる現象も発生する。これはオンライン百科事典のウィキペディア上で起こる「編集合戦」と類似した現象である。荒らし回避のため、あるいは著作権上問題のある(もしくは規約に抵触するおそれのある)動画が削除されるのを防ぐため、意図的にタグを付けない事もある。情報工学者の伊藤聖修は、有限個(最大10個)のタグしかつけられないがゆえに、時間の経過にしたがってタグ戦争による「淘汰」が起こり、より優秀なタグが生き残るようになるのだと指摘する。濱野智史はタグ戦争の過激化で他の既存の動画にも当該タグがばらまかれ、それら新たなタグを付与された動画に対する解釈の可能性が増大することを指摘している。閲覧者によるタグ削除(削除荒らしなど)への対処として、動画投稿者の設定により最大5個のタグをユーザーによる削除を不可能にするタグロック機能がある。特定ワードのタグ(「ゲーム」「エンターテイメント」「料理」「音楽」など)は「カテゴリタグ」と呼ばれ、動画のカテゴリとして扱われる。メインのカテゴリは動画投稿者がそのタグをロックすることでのみ設定可能で、カテゴリ別ランキングの集計対象となる。当初はメインカテゴリ1つのみ登録可能だったが、「アイドルマスター」「東方」「VOCALOID」などのカテゴリが新設された際に、「アイドルマスター」「ゲーム」や「VOCALOID」「音楽」など、従来行われていたタグの組み合わせ登録が不可能となってしまったため、検索専用としてサブのカテゴリタグを最大2つ指定可能となり、合計3つのカテゴリタグを登録できるようになった。動画のタグは、「続き→sm123456」のように、しばしばユーザーが他の動画へ案内するのにも用いられる。このような動画IDを含むタグをクリックした場合、タグの検索ページにその動画へのリンクが「もしかして」として表示される機能も備わっている。また、タグは各言語版それぞれに異なるものを持っており、日本語版から見た海外版のタグを「海外タグ」と呼ぶ。他言語版のサイトが出来た当初は海外タグの閲覧も可能だったが、現在は日本語版からの閲覧は出来ない仕様になっている(ニコニコ大百科の動画記事ページ、およびそのほかの言語間では閲覧可能)。他言語版のタグはその言語のサイトにアクセスしない限り編集出来ない。検索機能では、動画につけられているタイトルや説明文中のキーワード、およびタグを元に動画の検索ができる。検索結果は投稿日時、再生回数、最新コメント日時などのそれぞれで昇順、降順にソートすることが可能である。(夏)バージョンまでは、「きまぐれ検索」というニコニコ動画に登録されている動画を任意に抽出して検索する機能もあった。毎時 / デイリー / 週間 / 月間 / 合計 の5つの期間のマイリスト登録人数、再生回数およびコメント数のそれぞれでランキングがつけられており、人気のある動画が一目で分かるようになっている。毎時ランキングは前の1時間の、デイリーは前日の、週間は前週、月間は前月、合計ランキングについては動画が投稿されてからのマイリスト登録人数、再生数、コメント数でランク付けされる。カテゴリ(音楽、エンターテイメント、アニメ、ゲームなど)ごとのランキングでは毎時ランキングがなかったが、2014年9月現在はすべてのカテゴリで毎時ランキングが利用できる。リロードを繰り返すことでランキング上位を狙うユーザーが多く見られるようになったため、一時的に再生数を基準にしたランキングを除外した時期もあったが、現在は再び利用可能になっている。ニコニコ市場(いちば)は、ニコニコ動画独自のサイト内広告であり、2007年7月12日より開始された。Amazon.co.jpやYahoo! ショッピングなどの商品、およびドワンゴの 携帯電話向けコンテンツを動画の下のスペースに表示するだけのものであるが、最大の特長は、動画閲覧者が、動画に関連する商品を自由に市場に登録できることである。また、「動画ごと、およびニコニコ市場全体で商品をクリックした人数」「ニコニコ市場から商品を購入した人数」が表示されており、「この動画を見た人がこの商品を購入した」ことが分かるのも特長である。単純に関連のある商品のみならず、ウケ狙いで商品が登録される(例:歌詞の空耳「ごまえー」→胡麻和えの素)こともあり、しばしばコメント欄に、市場に登録されている商品や、実際に買った人への反応が投稿されることもある。さらに、商品から関連する動画を検索することも可能である。これにより、「広告の存在感」を大幅に向上させることに成功している。もともと2ちゃんねるのまとめブログなどで行われていた、広告を記事のオチとしてネタにする、「アマゾン芸」と呼ばれる文化をうまく発展させ取り込んだシステムと言える。市場には、Amazon.co.jpやYahoo! ショッピングなどの商品を最大10個まで、dwango.jpの携帯電話向けコンテンツを最大3個まで登録できる。そのうち5個までは商品のサムネイルが表示される。また、市場が15個全て同じ商品で登録されると「市場制圧」というタグがつけられることがある。当初はAmazon.co.jpの商品のみサポートしており、さらにAmazon.co.jp側への負荷を軽減するため、プレミアム会員のみのサービスであったが、2007年7月14日より誰でも商品を登録することができるようになり(ただし他人が登録した商品を削除できるのはプレミアム会員のみ)、後日にはdwango.jpの携帯コンテンツの対応を開始、2008年5月9日からはYahoo! ショッピングへの対応を開始した。2009年2月14日から2014年12月25日まで開設されていた専用のショッピングサイト「ニコニコ直販」の商品も登録可能だった。ここではニコニコ動画に関連するグッズやfigma「ビリー・ヘリントン」やねんどろいど「博麗霊夢」といった流通が限定された商品の購入が可能であった。ニコニコ直販自体はニコニコ動画アカウントを所持していなくても利用できた。2010年10月28日からはiTunes Storeが新たに追加され、歌い手のネット限定配信楽曲などの販売などが可能になった。ニコニコ動画を快適に利用できる有料サービス。2007年6月18日の(RC)バージョンと同時に提供を開始した。プレミアム会員は、以下の特典がある。無料の一般会員は、一定条件(サーバー負荷や、土・日・祝日の再生時など)で動画の画質を強制的に下げる「低画質モード」になるが、前述通り「平日の深夜」であれば低画質にならない場合もある(「エコノミーモード」という名称が長く使われていたが、実装当初および「(9)」バージョンではこの名称)。また、動画のURLの最後に「?eco=1」と付け加えて入力すれば、プレミアム会員でも強制的に低画質モードにすることができる。ただし、低画質モード導入前の動画と、もともと画質の低い動画は低画質モードの対象にはならない。そのため、一般会員でも低画質モードを回避し、ギリギリの範囲で画質を追求した「エコノミー対策」を施した動画も投稿されている。低画質モードは、画質や音質を落とすためにニコニコ動画のサーバサイドで再エンコードされた動画が再生されるため、動画によっては、まれに音ずれする、動画の再生時間が短くなる、さらに珍しいケースとして画面がモザイク状に乱れるなどの現象まで起こる場合がある。低画質モードへの切り替えは当初は19時から行われていた。2009年2月より時間帯が拡大され、平日が18時から、休日は12時からとなった。2010年1月23日には休日の開始時間をさらに早め、10時からになった。2010年9月現在、において、低画質となる。ニコニコ動画およびその関連サービス内で使える仮想通貨サービスで、2008年10月15日に開始された。一般・プレミアム関係なく利用できる。プレミアム会員全員に対してニコニコポイントをプレゼントするキャンペーンが不定期に行われることもある。なお、利用可能なサービスは以下の通り。2007年6月からの「ニコニコ動画(RC2)」サービスにおいて加わった機能は以下の通り。2008年7月5日の「ニコニコ動画(夏)」サービス開始の際に加わった機能は以下の通り。なお、このバージョンから大きなバージョンアップ時には、ニコニコ大会議において発表されることがほぼ定例になった。2008年10月1日からの「ニコニコ動画(秋)」サービスで加わった機能は以下の通り。2008年12月5日からの「ニコニコ動画(冬)」サービスで加わった機能は以下の通り。2008年12月12日からの「ニコニコ動画(ββ)」サービスの間に加わった機能は以下の通り。2009年10月29日からの「ニコニコ動画(9)」サービスの間に加わった機能は以下の通り。機能ではないが、(9)のサービスが発表されたニコニコ大会議においてニコニコミュージカルの開催が発表された。2010年10月29日からの「ニコニコ動画(原宿)」サービスの間に加わった機能は以下の通り。2012年10月17日からの「ニコニコ動画:Q」サービスの間に加わった機能は以下の通り。2013年10月8日からの「ニコニコ動画:GINZA」サービスの間に加わった機能は以下の通り。(夏)バージョンまでのニコニコ動画のページ最上部には、累計の動画再生数やコメント数、今日の天気などを表示するナビゲーションバーのスペースがあった。このバーの右半分(ページ全体で見ると右上端)には、ニコニコ市場の購入速報や、ページのアクセントとして『今日のひと言』的なメッセージを表示するスペースが存在していた。ほぼ毎日更新されるこのスペースはそのまま『右上』と呼ばれ、ユーザーに親しまれていた。当初は標語のようなメッセージが大半だったが、唐突に連載小説が始まるなどしたほか、公式掲示板の「TOPの右上を考えるスレ」にひとことのアイディアが多く投稿され、次第にキャラクター性を帯びるようになっていった。しかし、2008年10月1日の「ニコニコ動画(秋)」以降、(ページを開いた際に最初に見える『ファーストビュー』を重視した結果)ナビゲーションバーが撤去され、同時に『右上』ははじめて姿を消した。『右上』が無くなったことによる反響は大きく、運営からの告知が行われる「ニコニコニュース」には「毎日沢山の一言案を書き込んでいただいていたので、場所を変えて再開する予定です」との「予告」がされていた。そして休止から20日が経過した2008年10月21日、バナー広告欄を間借りする形で『右上』が復活。同時に最近のコメントを閲覧できる特設ページ「最近の右上」が開始された。直後に、ニコニコ動画のサービス間を行き来できる形でナビゲーションバーが復活し、その右端にある吹き出しのマークにマウスカーソルを置くことにより、本来の位置でも『右上』の閲覧が可能となった。こうして復活した右上だったが、2010年2月22日にサイトレイアウトの微修正が行われ、ナビゲーションバーの『右上』が再び撤去されてしまった。のちにサイト右上にあるバナー広告欄を間借りする『右上』は残されたが、これは表示されるかどうかはランダムで決まようになった。(原宿)バージョン以降は、トップページの検索窓を間借りする形で表示されるようになった(一時期表示されなくなったこともあったがのちに復活し、GINZA バージョンでは表示されている)。検索窓の表示位置は上部中央(GINZAバージョンでは中央よりも若干右寄り)であるが、『右上』の名称は継続して使用されている。『右上』は、2015月現在も公式掲示板への投稿をもとに更新が続いているほか、「最近の右上」ページで過去の履歴を含めた閲覧が可能である。多くの政党や政治家個人がニコニコチャンネルを開設し、動画配信形式での情宣活動を展開している。2016年5月の時点では、沖縄社会大衆党を除く国会に議席を有する全ての政党および政治団体が公式チャンネルを開設しており、地方議会に議席を有する政党では幸福実現党が公式チャンネルを開設している。解党した政党では、国民新党・たちあがれ日本・みどりの風・みんなの党・維新の党などが公式チャンネルを持っていた。政治家個人では、石破茂・小池百合子・小沢一郎・河野太郎・田中康夫・原口一博・福島瑞穂・松沢成文・森喜朗・山本一太らがチャンネルを開設している。またニコニコ動画側が政党関係者や政治家を招いての討論会・トークショーなどを主催し、その模様を配信する試みも行われている。ニコニコ動画では特定の時間に動画を閲覧しているユーザーを対象とした内閣支持率・政党支持率調査を毎月行っているほか、国政選挙の当日に動画を閲覧したユーザーを対象とした「ネット出口調査」と称する投票先調査を実施している。以下の表はネット出口調査における各政党の比例区得票率と実際の選挙における各政党の比例区得票率を比較したものである。なおネット出口調査との比較の都合上、実際の選挙結果における得票率は有効投票総数ではなく当日の有権者総数を分母として算出している。いずれのネット出口調査においても、自民党を始めとする右派政党は実際の選挙結果よりも得票率がやや高くなり、民主党を始めとする中道左派・革新政党は共産党を除き、実際の選挙結果よりも得票率がやや少なくなる傾向があるとされている。また、宗教法人・創価学会を支持母体としている公明党も実際の選挙結果よりも得票率が少ない。これは、インターネットの世論傾向と重なる部分も多く、特に自民党・公明党・民主党の三党はネット出口調査の結果と実際の選挙結果が大きく乖離している。また、マスコミ各社が行う世論調査の政党支持率とニコニコ動画が行う世論調査の政党支持率とを比較した際にも同様の傾向が見られる。この点についてライターの山本一郎は、「ネット上で特定の者が支持を集めやすく、サンプルに偏りが生じるため、ニコニコ動画の調査でも同じような支持が多くなる傾向の結果が出される」と指摘している。また、ドワンゴ会長の川上量生はニコ動利用者について、「(ニコ動ユーザーが偏っているのではなく)ネットユーザーの中で政治に関心がある人が右傾化しているのだろう」との見解を示している。2009年9月まで内閣総理大臣を務めた麻生太郎の長男は、ニコニコ動画立ち上げプロジェクトの初期に携わっていたとされており、また、親会社であるカドカワの社外取締役には麻生の甥で、株式会社麻生代表取締役社長の麻生巌が就任していることから、自民党との蜜月関係を指摘されている。2012年11月26日、翌月の第46回衆議院議員総選挙を前にして民主党の野田佳彦首相が自民党の安倍晋三総裁に党首討論の開催を申し入れたところ、安倍は「視聴者の方々の意見も反映される最もフェアな場所」であるとしてニコニコ生放送における討論を要求した。これに対し民主党の安住淳幹事長代行は、「政治的な別の意図があると思う」「ニコニコ動画は特定の者がすごい書き込みをしていて、そこに来いというやり方は解せない」「極めて偏った動画サイトに投稿を許すようなやり方は、逆に、これまでの良き伝統の党首討論を崩すと思う」などとして、ネットを含めた全メディアにフルオープンな別の場を設けるべきだと主張した。この安住の主張に対しドワンゴは、「ニコニコ動画は公平な情報発信の場を提供しており、安住幹事長代行の発言は根拠の無い誹謗中傷だ」として26日付で民主党に抗議文を送付した。その後、同月28日に野田はニコニコ生放送での党首討論に応じる意向を示した。同時にニコニコ動画とは別の、より中立的な場での党首討論にも応じてもらいたいと自民党側に提案している。この問題の背景には、前述のように自民支持層が厚く民主支持層が薄いニコニコ動画という場所を民主党が「アウェイ」と認識していること、ニコニコ動画の存在がもはや政治的に「無色」とは受け止められていない現状がある。また、利用ユーザーの支持政党も、自民党が32.2%、民主党が4.6%となっており、他メディアの調査との偏りを見せることは否定出来ない。この党首討論の放送を見ていたTBS『報道特集』メインキャスターの金平茂紀は、再生中の動画に表示されたコメントについて、「ほぼ“便所の落書き”状態でコメントに値しない、というのが正直な印象だ。(登壇した)党首たちが悪罵で包囲されている不快さは想像を絶したものだった」、「時間制限や会場の落ち着きのなさ、司会進行の限界などから、深い議論とはなり得ておらず残念な結果だった。ネット世界でいう“祭り”にしかなっていない。また、党首の表記もムネリン(鈴木宗男)、ヤッシー(田中康夫)、嘉田フィ(嘉田由紀子)、C3(志位和夫)だのと幼稚なものばかりだった」と不快感を示した。スローガンについても「民主党に天誅を」「国防軍賛成」「原発必要」「憲法改正賛成」などといった保守色の強い傾向が多く目についたとの感想を述べている。金平と一緒に放送を見ていた在京外国メディアの記者は、「落書きの酷さ」に呆れて途中で帰ってしまっている。第23回参議院議員通常選挙を控えた2013年6月のネット党首討論会では改善が図られ、前後に少しコメントが流れる程度になったものの、この討論会においても中傷コメントが散見された。社民党党首の福島瑞穂が登壇した際に「黙れ、ばばあ!」などのコメントが表示され、これを書き込んでいたのが、中継会場で討論を聞いていた自民党の平井卓也衆議院議員であることが発覚する。一方、党の総裁である安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」など肯定的なメッセージを送っていた。ニコ動のコメントは基本的には匿名ではあるが、ツイッター連携などで特定されることもある。平井は当時、同党のネットメディア局長の職にあり、同年4月には自民党ネットサポーターズクラブの会員を名乗る者による誹謗中傷が多いとして、そうした行為を行わないようメールマガジンなどで呼びかけたり、6月19日にも自らが中心となり、自民党本部内にネット上の誹謗中傷を監視する「トゥルースチーム」を立ち上げたばかりであった。なお、この選挙からインターネットを活用した選挙運動が解禁されたが、総視聴者数は前回の約140万人を大幅に下回り、約9万人にとどまっている。ニコニコ動画にアップロードされているアニメ、ミュージカルライブ、テレビCM、テレビ番組などは、ほとんどの動画が著作権者に無断でアップロードされたものである。利用規約では著作権侵害になるファイルのアップロードを禁止している。権利者(個人、法人、法定代理人含む)から権利を侵害されているとの申し立てがあれば、審査し削除するとしている。その他肖像権などの権利侵害もこれに準ずる姿勢を取っている。性的描写を含むアダルトコンテンツは閲覧者の判断で報告できるが、著作権に関しては権利者からの申し立てのみ受け付け、無関係な個人や企業が代理となる申し立てでは削除されない。連続アニメーション作品の本編や連続ドラマ作品の本編や邦画を含む映画などのアップロードに迅速に対処するため、著作権侵害動画の削除(報告)ツールを法人向けに提供している(2007年6月10日前後より、権利侵害とみなされ削除された動画の削除告知は専用のものが表示されている)。削除は「権利を侵害された者」による報告のみ受け付けている。いわば「権利を侵害された者の自助努力」に任せる方法として、一部のコンテンツ制作者がこうした運営の手法をラジオ等で強烈な批判を成したこともあった。2007年10月1日には権利保護を強化する方針を発表、権利者との対話を強化し、権利保護システムや監視体制の強化、利用者への啓発活動に取り組むとした。ニコニコ動画 (SP1) 開始直後の2008年3月11日には、ニワンゴがNHKやキー局に対し、著作権侵害をしている既存の放送番組動画を削除し、監視体制を強めて今後再投稿されても直ちに削除する、との宣言を行った。著作権保護体制の強化により、インディーズバンドによるオリジナル曲のPVやライブ映像を、本人(著作権者)がアップロードしたにもかかわらず、運営側が権利侵害と誤認し削除してしまったことがあった。2008年7月5日より、権利者の申し立てにより動画が削除された場合、削除を申し立てた法人・団体の名前が明記され。なお、権利者が個人の場合は「個人」と表記される。2008年4月1日に日本音楽著作権協会(JASRAC)と楽曲の使用についての包括契約を締結し、「JASRACが管理する曲」を演奏したり歌ったりした動画を(合法的に)アップロードできるようになった。ただし、アップロードが認められるのは「自分で演奏、または演奏しながら歌ったりした動画作品」であり、CDやDVDのカラオケトラック(音源)をそのまま使用した場合は包括契約の対象外となり、著作権侵害とされるので、打ち込みしたものを歌うなどの対策が必要となる。2008年7月2日には、社団法人日本映画製作者連盟、有限責任中間法人日本動画協会、社団法人日本映像ソフト協会の3団体からの要請を受けていたニワンゴがこれらの団体と協議し、ニワンゴから「これら3団体の会員各社の著作権を侵害する動画はMAD動画も含み速やかに削除する」ことが提案され、3団体が申し入れ書を受領したことが親会社ドワンゴより発表された。ただし、近年では著作物を使用しない「手描きMAD」と呼ばれるタイプの動画も存在しており、「MAD」という線引き自体が曖昧な側面もある。2010年10月28日のニコニコ大会議において角川グループの角川歴彦会長はニコニコ動画内のMAD動画について、「すべてのものを認めるわけではないが、アニメ作品に対する愛のあるMADコンテンツについてはできる限り容認していく」という旨の発言をVTRおよび会場内でされた。2012年3月23日Twitter等でニコニ・コモンズの著作権問題からニコニコ動画の著作権問題の議論へと発展しニコニコ動画運営とドワンゴ会長に対し質問攻めとなった。アニメーションの監督の北久保弘之もTwitterで議論に参加し自身の監督作品がニコニコ動画に違法アップロードされ消されていない状況だが自身は著作者人格権しか権利がなく消せないとした。あいまいな回答が多いため、アニメーションの監督の北久保弘之はニコニコ動画運営者とドワンゴ会長は著作権法をきちんと学んでほしいと苦言を呈した。2013年8月10日、ニュースサイト「エコーニュース」において、上場企業であるドワンゴ社がニコニコ動画を使って著作権法違反であるまとめサイトの契約斡旋を行っているとしてコンプライアンスとまとめサイトに関する質問状を送っているが、ドワンゴ社、ニワンゴ社は質問に対する回答は期限を過ぎてもしていない。ニコニコ動画自体が5年足らずで巨大なコンテンツへと成長したため、それに伴い流入した多くのユーザーのモラルがそれに伴っておらず、下記のような問題も起こっている。運営側も対応は行っているものの、ユーザー数の圧倒的な多さもあるため、それらが追い付いていない現状があり、また運営の対策の隙間を狙って不逞行為を行うユーザーも後を絶たない。ニコニコ動画では検閲が追いつかず違法動画投稿、ニコニコ生放送の特にユーザー生放送においては不適切な配信、コメントでの誹謗中傷が後を絶えないため補導や逮捕事件も起きている。2008年にはニコニコ動画で犯行予告をしたとして埼玉県警が小学4年生を補導する事件があった。2009年には日本のロックバンド「DIR EN GREY」の発売前の楽曲をニコニコ動画にアップロードし著作権法違反で会社員の男を書類送検している。他にもガンダム最新作を無断アップロードし逮捕されたり、40作品以上の映画を無断アップロードして逮捕、人気総合格闘技「UFC」の動画を無断アップロードして逮捕、AKBの曲を無断アップロードして逮捕等の事件が起きた。またニコニコ生放送においても犯行予告した男が逮捕された事件がある。ニコニコ生放送のユーザー生放送においては、明らかな規約違反となる行為を配信で行う者や、倫理上問題のある配信を行う者も後を絶たない。警察沙汰になるケースや、ニコニコ生放送のユーザー生放送で出会い未成年者淫行で逮捕されたように、時に脱法・違法行為が行われることさえある。ロンドンブーツ1号2号の田村淳もツイキャスとニコニコ生放送でプライベート外配信をした際、駐車違反で警察官ともめ警官に暴言を吐いて大騒動になり一部のレギュラー番組を自粛するという事件が起きた。ニコニコ動画で歌い手として活動している人が、未成年のファンに手を出し逮捕される事件も起きた。さらにニコニコ生放送で東京ディズニーランドに許可なく無断で動画配信し迷惑行為をしたとしてガジェット通信の記者が出入り禁止になった。ニコニコ動画では不定期にバージョンアップをしているが、バージョンアップするたびにユーザーからは「シンプルな方がいいから余計な機能はいらない」「動画プレイヤーを改悪した」「ユーザーの要望は聞かないで自己満足ばかり」などの批判が後を絶たない。特にニコニコ動画:ZEROでは動画プレイヤーが今まで以上に改悪になっていたため批判が殺到し、ニコニコ動画:原宿も残す形となった。ニコニコ動画:Qでは少しましになったものの、西村はブログで「ニコニコ動画のプレイヤーが改悪なので前のバージョンの原宿を使っている」と、改悪続きに苦言を呈している。ニコニコ動画:GINZAではウォール機能で動画が重くなった等の批判が殺到し、10月19日にはデモも行われた。2013年12月には原宿が廃止されGINZAに強制移行となったが、使いづらいなどの批判が殺到した。Twitter上では長年プレミアム会員だったユーザーがGINZA開発者に対し直接、プレミアム解約宣言するといった事も起きている。ニコニコ動画で公開されているヘイトスピーチの動画が人権侵害にあたるとして法務省がニコニコ動画に削除要請をした。ニコニコ動画では当初の規約として、「他の利用者への中傷、脅迫、いやがらせに該当する行為」「差別につながる民族・宗教・人種・性別・年齢等に関する表現行為」を禁止する項目があったが、2016年1月頃にこの規約が削除されていた。2015年1月5日に、市民団体の「のりこえねっと」が、ニコニコ生放送は「掲載した動画が差別的なコメントで覆い尽くされ、動画の閲覧ができない場合があった」ことや在特会が有料で動画配信を始めたことから、差別を楽しむものが増えるほどドワンゴがもうかる」として動画配信を中断し、ドワンゴに対策を求める活動を行うとした。バナー広告および冒頭での広告の挿入や、映画配給会社と提携して映画の短編ムービーを流すなどの手法で、広告収入を得ている。2007年11月6日からは時報も広告枠として販売を開始、第1号として同月26日より午前0時の時報にグッドスマイルカンパニー(初音ミクのねんどろいど予約受付開始CM)がスポンサーとなった。その他、プレミアム会員料やアマゾンアフィリエイト広告による収入も、ニコニコ動画の収入源となっている。なお、アフィリエイト収入は運営者たるニコニコ動画のみで、(プレミアム会員も含めた)投稿者には1銭も還元されていない。これは、金銭として還元した場合に、アフィリエイト収入を目的にスパム的なニコニコ市場書き換えが頻発することを懸念してのことである。また、投稿された動画で人気があるものを公式コンテンツとして取り込んでいる。ドワンゴでの、『レッツゴー! 陰陽師』の着うたや待ち受け画像の配信、外山恒一の着信ボイス配信がその一例である。2007年3月時点で黒字経営には至っておらず、親会社のドワンゴは2007年9月期の中間決算においてニコニコ動画への新規設備投資のため営業利益が減少したと発表した。その後、プレミアム会員と呼ばれる有料会員の獲得や、広告の募集に注力した結果、2009年12月には単月での黒字化を達成した。2010年05月13日の決算発表会で取締役の夏野剛は、2010年1-3月期に初めて黒字化を達成したと発表した。夏野は、「ユーザー投稿型の動画サービスで黒字化というのは、世界でも聞いたことがない。世界初に近いのではと考えている」と語っている。ニコニコ動画・ニコニコ生放送を中心として利用される施設で地上3階地下1階の建物。原宿に2010年12月27日にプレオープンし、2011年4月9日にグランドオープンした。かつてタレントショップや原宿RUIDOが入居していたファッションビル「原宿アイドルワンダーランド」の跡地に建てられた。1階はサテライトスタジオで現在行われている生放送の一部がこのスタジオで行われるほか公式放送外でユーザー生放送をこのスタジオから配信するサービスも行われる。2階・3階は商用スペースとして利用され、カフェ・ショッピングストアが入る予定。なお双方とも店内においてニコニコ動画およびニコニコ生放送がモニタリングされる。ちなみに、ニコニコ動画の運営に関わっている西村博之は、「ニコニコ本社」を設けることにより再び収支が赤字に転落すると語っている。また、「ニコニコ本社」はあくまで施設の名称でしかなく、本社機能を有する施設ではない。2013年12月13日に移転リニューアルすることが発表され、2014年1月3日をもって原宿での営業を終了した。池袋P'PARCO地下1・2階にある施設。2014年4月27日に移転先とオープン予定日が発表され、10月18日~24日の特別内覧会を経て、25日にグランドオープンした。地下1階はサテライトスタジオとして現在行われている生放送の一部が行われる。地下2階はイベントスペースやカフェ・ショッピングストアが入る予定。なお、2015年4月1日限定で、エイプリルフール企画としてTUBEとコラボレーションした「中武デパート」がイベントスペースに設置された。ニコニコ大会議in台湾にて発表されたライブハウス。1990年代にアジア最大のディスコとして名を馳せた「ヴェルファーレ」の跡地に建設され、ニコ動のイベント等で利用される。360度LEDをちりばめたバーチャル空間や全国のユーザーのコメントが流れるなど様々なシステムを持った施設となっている。グランドオープンは2011年7月18日。また、コンテンツ権利者との取り組みを強化するため、パートナー企業と公式動画配信企画を開始、著作権保護とともに、新たなビジネスモデルの検討を進めることにしている。

出典:wikipedia

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