蕪栗沼(かぶくりぬま)は、宮城県大崎市(旧田尻町)にある沼。多くの冬鳥の越冬地として知られる。特にマガンは国内有数の飛来地として有名であり、早朝は飛び立ち、夕方はねぐら入りを観察することができる。周辺の水田地帯(登米市、栗原市にもまたがっている)とともに、国指定蕪栗沼・周辺水田鳥獣保護区(集団渡来地)に指定されており(面積3,061ha、うち特別保護地区423ha)、国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」の登録地に登録されている。周辺水田では冬から春にかけ、田を耕さずに水を張る冬期湛水水田「ふゆみずたんぼ」を行っている。そこをねぐらとする鳥たちの糞は肥料となり、良質の米が栽培される。JR田尻駅から車で約20分、JR古川駅から車で約40分。蕪栗カードクレジットカード会社のライフは、蕪栗沼の保全活動をする特定非営利活動法人蕪栗ぬまっこくらぶへの寄付金を支払う「蕪栗カード」を2007年3月から2008年1月まで発行していた。カード発行時に500円、カードで買い物をすると0.3%相当額がライフからぬまっこくらぶへ支払われ、買い物をした人が自分の負担なしで自然保護活動へ寄付できるシステムだったが、申込者が少なく発行停止になった。小惑星「蕪栗」1991年1月18日に発見された小惑星。公転周期は3年7ヶ月。蕪栗沼がある大崎市の大崎生涯学習センターが命名提案し、2010年5月27日付で名付けられた。
出典:wikipedia
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