第76回天皇杯全日本サッカー選手権大会(だい76かいてんのうはいぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい)は、1996年11月3日から1997年1月1日まで開かれた天皇杯全日本サッカー選手権大会である。この大会から、地区代表枠が、9地域から代表を選出する方式から47都道府県から各1チームを選出する方式に変更されたため、決勝大会出場チーム数は前回の32チームから一気に2.5倍の80チームとなった。この改革が行われたのは、第52回大会から前回大会までの20年以上にわたって同じ大会方式が続きマンネリ化していたこと、その間に日本サッカー協会に登録している第1種チームが5倍以上に増加し、出場枠が少なすぎるようになってきたことが理由であった。これにより、予選参加チームは前回大会の倍以上、6,107チームに増加した。また本大会に初出場するチームも、高校3チームを含めた26チームにものぼった。なお、Jリーグ所属16クラブは3回戦からの登場であったが、12月4日から21日までUAEで開催されたAFCアジアカップ1996の日程に配慮した結果、3回戦を11月16日に開催した後、4回戦は12月23日と1ヶ月以上間隔を開けて開催となり、それ以降は中2日での開催(準々決勝12月26日、準決勝12月29日、決勝1月1日)という、決勝進出2クラブにとっては10日間で4試合をこなす強行日程となった。決勝では、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)が序盤に2点を奪ってサンフレッチェ広島に勝利。V川崎はJリーグ発足後初の天皇杯を獲得した。
出典:wikipedia
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