ハンカチ世代（ハンカチせだい）は、1988年度（昭和63年）度、すなわち1988年（昭和63年）4月2日から1989年（平成元年）4月1日までに生まれた、日本のプロ野球選手のことを総称して呼んでいた言葉である。この世代に属する代表選手は、2006年夏の甲子園大会の決勝戦で「ハンカチ王子」と呼ばれた斎藤佑樹と投げ合った田中将大や、2010年の沢村賞を獲得した前田健太、入団2年目で全試合出場を果たした坂本勇人、2012年のパ・リーグMVP吉川光夫、2015年にトリプルスリーを達成した柳田悠岐、シーズン安打記録を更新した秋山翔吾などがいる。2014年現在、野球日本代表に選出されているのは、6人いる。しかし、この世代名については議論があり、高校時代から斎藤佑樹のライバルとして知名度があり、同世代でいち早くプロでの実績を挙げた田中将大の愛称から「マーくん世代」とも呼ばれていたり、坂本などはハンカチ世代と呼ばれることを明確に否定していたりと、必ずしもこの名称が受け入れられているわけではない。2015年現在では、世代についての紹介文に『以前は日本ハム斎藤佑を中心に「ハンカチ世代」、「佑ちゃん世代」とも呼ばれた。』と注釈がつけられるようになるなど、様々なマスメディアが「マー君世代」と呼称することが常態化している。なお、上述の田中将大、前田健太、坂本勇人の3人が発起人役となり、「88年会」を結成している。ベースボールマガジン社では「プラチナ世代」と言う名称が使われており、そのほかにも、88年組、88年会と呼ばれている。なお外国人選手ではダヤン・ビシエド（1989年3月10日生）などがこれに該当する。太字は現役選手（MLB含む）。育成選手契約の選手も含む。

出典:wikipedia