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テネシー明治学院高等部

テネシー明治学院高等部(テネシーめいじがくいんこうとうぶ、Tennessee Meiji Gakuin High School, TMG)は、かつて米国テネシー州に存在した、日本人向けの全寮制教育機関である。同国における初めての在外日本人高校として学校法人明治学院(東京都港区)が運営していたが、2007年(平成19年)3月をもって閉校となった。学校はテネシー州モンロー郡スウィートウォーター(Sweetwater)にあり、キリスト教系(プロテスタント系・日本基督教団系)の学校である明治学院が米国に設立したテネシー明治学院によって1989年(平成元年)に開校した。主として、米国に勤務する日本人駐在員の子女や、日本からの留学生の受け入れ先として運営され、1991年(平成3年)には日本の文部科学省から在外教育施設として認定される。当時、テネシー州では、1983年(昭和58年)から日産自動車やブリヂストンが製造拠点を稼動させるなど、日本企業の進出が相次いでいた。学校施設は、1874年にサザン鉄道沿線のこの地に開校し、1988年に閉鎖されたプレパラトリー・スクール、テネシー・ミリタリーインスティチュート(Tennessee Military Institute, TMI)のものが使われていた。開校後には、1991年(平成3年)に図書館と教員室の建設・新男子寮、さらに、1995年(平成7年)には新女子寮が建設された。日本人在校生は、ホストファミリー宅に寄宿したり、教会に通うなど、田舎町である現地においてはコミュニティーの重要な一部を占めていたという。テネシー明治学院の著名な卒業生としては俳優、本多章一がいる。日本でバブル経済が崩壊すると生徒数が減少傾向となり、さらに2001年(平成13年)のアメリカ同時多発テロ事件以降には渡米を控える傾向も強まったため、日本人生徒の確保が困難となった。その結果、テネシー明治学院は2007年(平成19年)3月をもって閉鎖された。閉校に際しては明治学院は学校施設の売却や運営希望者への委託というかたちでの学校存続も検討したものの適わず、生徒の父兄、地元住民などから反対の声も多く上がった。閉校式は2007年3月10日に行われた。廃校前年の2006年(平成18年)秋の時点において、在校生は3年生のみ、わずか26名に減少していた。閉校後、明治学院はテネシー明治学院の土地・建物を寄付として手放し、それらは現在、健康や有機農法などを教える非営利の地域教育施設として使用されている。一方、この144エーカーの敷地面積と多数の建物を持つ歴史ある教育の場の資産価値は約860万ドルとされていたが、これらの土地・建物が、地元との協議や合意がないまま実態不明の業者に譲渡されてしまったことについては、スウィートウォーター市や地元コミュニティーからの不安や不満の声があがっていた。

出典:wikipedia

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