ドバイワールドカップカーニバル（Dubai World Cup Carnival)）は、毎年1月下旬から3月の中旬の日曜日までアラブ首長国連邦を構成する首長国の1国、ドバイにあるメイダン競馬場でエミレーツ・レーシング・オーソリティー（Emirates Racing Authority）とドバイレーシングクラブ（Dubai Racing Club）が共同主催する競馬開催のことである。1996年に同国の国防大臣で世界有数のオーナーブリーダーであるシェイク・モハメドがドバイワールドカップを創設した後、世界的に定着した同レースの日を2000年に国際招待レースデーとしてドバイミーティングとし、ドバイミーティングをメインイベントとして、プレップレースを整備したシリーズとして2003年から開催している。2014年現在、シリーズはメインのドバイミーティングを筆頭に、23のプレップ競走を中心として構成される。シリーズ序盤は地元ドバイやシーズンオフのヨーロッパからの登録出走馬が圧倒的に多く、2月中旬になるとアメリカ・オーストラリアからの所属馬が遠征してくるのが例年の傾向にある。また欧米の主要競走で出走をしたことのない香港・南アフリカ共和国・南米各国などの有力馬が参戦する場合もあり、このシリーズを経てヨーロッパやアメリカへ遠征、または有力馬主にトレードする背景も見られる。日本からの遠征馬はドバイミーティングには多数あるがそれ以外のシリーズになると、過去に3例しかない。「LR」は「リステッド競走（準重賞）」。

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