『聖☆おにいさん』(セイントおにいさん)は、中村光による日本の漫画作品。2006年(平成18年)から講談社の漫画雑誌『モーニング・ツー』で連載中。宝島社「このマンガがすごい! 2009」オトコ編1位作品。2009年(平成21年)、手塚治虫文化賞短編賞受賞。ブッダとイエスが、下界のバカンスを満喫しようと、日本の東京都立川の安アパート(風呂なし・ペット禁止)の一室で「聖」(せい)という名字で暮らすという設定で描かれる日常コメディ。立川は、作者・中村光の姉が学生時代を過ごした場所であり、中村本人は何度か遊びに訪れた程度であまり土地勘はない。タイトルのモチーフは電気グルーヴ×スチャダラパーの曲「聖☆おじさん」。2012年9月にアニメ映画化が発表された。本作ではキリスト教と仏教をはじめ、オリンポス神や神道、ヒンドゥー教などの民族宗教や、地域信仰をふくむ様々な神々が会話の中などで登場しており、古典宗教が全て実在していたという世界観となっているものと考えられる。ただし、現在までの所、世界三大宗教の一角を占めるイスラム教は言及すらされていない。作品内ではヨハネによる福音書やユダの福音書を使徒ヨハネ及び使徒イスカリオテのユダそれぞれの真筆として扱っている。ブッダの弟子の中で特に重要な役目を果たした人達。全員生真面目で、ブッダからの携帯着信や、松田ハイツへの来訪時など、何かにつけて五体投地するためブッダからよく制止されている。心を無にすることでブッダ同様空中浮遊ができるが、無言になったり、会話が疎かになったりする。沖縄旅行の際は10人全員で同行した。漢字表記の自身の名前が入ったジャージ姿で下界を訪れることが多い。ブッダ曰く、基本的に全員ボケ殺しらしく、天部のプロデュースで螺髪になったブッダの容姿もスルーしていた。ブッダ自身やアナンダ、ラーフラなど、釈迦族の王家出身者は筋金入りの金持ちであるため、豪華な環境だと「実家と勘違いして」しまう。少なくともブッダにとっては至れり尽くせりの宮殿時代は黒歴史らしい。「人間の指を100本集めれば悟れる」と騙され人々を殺害して99本の指を集めていた青年。100本目を奪うべく襲撃したブッタに諭され弟子になった。ブッタ曰く、「暗い過去を背負った美形と言うFFの主人公の様な子」。第8巻特装版に付属するOVA。収録内容は『聖☆松田さん』、『聖☆おにいさん』。収録時間26分第9巻特装版に付属するOVA。収録内容は『イエスのお正月』、『ブッダのお正月』。収録時間15分2013年5月10日公開。キャッチコピーは「神も仏も、ここにいる。」。入場者特典は単行本未収録エピソードも掲載されているスペシャルブックレット『聖☆おにいさん ネ申話 〜降臨前夜〜』。映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第9位となっている。最終興収は推定3億円。また、舞台となる立川市で運行する立川バスでは上水営業所所属のJ770号車を「聖☆おにいさんバス」として運行。LED部分にイエスが表示され、登録番号は「兄さん」の語呂合わせで「・・23」の希望ナンバーを取得している。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。