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アサカディフィート

アサカディフィートとは日本の元競走馬である。中央競馬の平地競走および平地重賞競走の最高齢勝利記録(10歳、2008年小倉大賞典)を持つ。1998年3月26日、新冠町の協和牧場繁殖分場で生まれる。母スプリームクィーンはアメリカで5仔を産んだのちに導入され、アサカディフィートの出産を最後に牧場から売却された。牧場では「第二のキングヘイローに」と期待をかけられる存在だったが、ゲートの出に難があり、去勢手術後の3歳6月に騸馬としてデビューを迎えた。デビュー後は先行力を武器に勝ち星を増やしたが、5歳シーズンの初頭より追い込み脚質へ移行していった。柏木集保は「スタートが悪く行けないことが多くなったため、結果として脚質に幅を増す自在型になっていた」としている。6歳シーズン初めの中山金杯で重賞初勝利。その後は重賞勝利から遠ざかるが、2005年のカシオペアステークスを最低人気で勝利するなど、着実に、特に冬場に調子を上げて存在感を見せた。2007年には9歳で出走した小倉大賞典をトップハンデで勝利。9歳馬の平地重賞勝利は2002年シルクロードステークスのゲイリーフラッシュ以来2頭目の快挙だったが、翌年の小倉大賞典を10歳で連覇して自ら記録を更新、平地最高齢重賞勝利記録を打ち立てた。2009年2月7日、3連覇のかかった小倉大賞典で殿負けに終わり、6日後の2月13日付けで競走馬登録を抹消された。現役最終戦の隣枠は同期のダービー馬・ジャングルポケット産駒のバトルバニヤンだった。通算76戦11勝。1番人気での勝利は一度もなかった。獲得賞金4億6564万2000円はジャパンカップを優勝したレガシーワールドやマーベラスクラウンを超え歴代騸馬最高額。 引退後は功労馬として協和牧場トレーニングセンターで繋養されている。

出典:wikipedia

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