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ヒジャブ

ヒジャブ (アラビア語: )とは、アラビア語で「覆うもの(名詞)」を意味する言葉。ヒジャーブ、ペルシア語ではヘジャブとも。覆う・遮蔽する・保護するという意味の動詞「」を語源とする。一般に欧米では女性の頭と体を覆う布を意味するが、アラビア語においては頭に被るベールといった意味の他に、貞淑・道徳といった意味も持つ。形状は地域によってさまざまである。イランのヒジャブを例にすると、チャードルと呼ばれる大きな半円形の布で全身を覆うタイプと、ルーサリーと総称されるスカーフや頭巾型のメグナエなどの簡易なタイプの大きく分けて二つの種類が存在する。イスラームでは女子の服装に関してイスラーム法で規定される。その根拠となる法源には以下の様なものがある。イスラム法学では、法源をもとにイスラム法学者が解釈をおこなうが、ヒジャブが義務になるかどうかは時代や社会環境により一定ではない。最も一般的な解釈では、女性が婚姻関係にない男性からの陵辱から身を守るためにヒジャブは必要である、とされる。ヒジャブに対する対応はイスラム教国間でも国によってさまざまである。イスラームの地方的慣習法(ウルフ)により、人目を引く派手な色や模様のヒジャブは同じ国の中でも地域によって非難の対象となる場合と、ならない場合がある。イスラーム教が主な宗教となっている中東を始めとする諸国では一般的な女性の服装だが、ムスリムが多数を占める国でも、トルコやチュニジアなど厳密な政教分離を掲げる国では、公の場所での着用が禁止されていたが、両国ともに近年規制が緩和されつつあり、ヒジャブを付ける女性も珍しくは無くなっている。イランやサウジアラビアなど、婚姻、血縁関係のない男性がいる場での着用を法律で義務化している国もある。フランスでは全ての宗教での宗教的シンボルは、公の場所での着用を禁止している。ヒジャブもその「宗教的シンボル」と認定されており、公立学校等の公共の場での着用が禁止されており、内外のムスリムから反発を受けている。また、スポーツの試合中における着用についても、国際競技連盟によって認める場合と一切認めない場合に分かれる。

出典:wikipedia

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