ツエーゲン金沢 (ツエーゲンかなざわ、)は、日本の金沢市、野々市市、かほく市、津幡町、内灘町を中心に石川県全県をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブである。1956年創設の「金沢サッカークラブ」が前身。2006年に「ツエーゲン金沢」へ名称を変更した。2013年にJリーグ準加盟クラブとして承認され、2014年にJリーグに入会した。運営会社は株式会社ツエーゲンである。なお、同社設立までの運営母体であった一般社団法人石川フットボールクラブは「ツエーゲン金沢後援会」の運営などを手掛けている。ツエーゲン (Zweigen) とは、ドイツ語のツヴァイ (zwei=2) とゲーエン (gehen=進む) から、「チームとサポーターが共に進んでいく」を意味し、金沢弁で「強いんだっ!」を意味する「つえーげん!」の意味も有する。エンブレムのデザインは石川県の県花であるクロユリをモチーフとしている。マスコットは「県鳥」のイヌワシをモチーフにしたマスコットキャラクターの「ゲンゾー」である 。ホームスタジアムは石川県西部緑地公園陸上競技場、練習場は津幡運動公園陸上競技場 や白山市松任総合運動公園グラウンド などである(詳細は#スタジアム・練習場他を参照)。小川雅己が選手兼任で監督に就任した。リーグ戦は松本、JAPANサッカーカレッジ(JSC)、長野と優勝を争ったが、4位に終わった。また、石川県サッカー選手権大会の準決勝でテイヘンズFCに敗れ、天皇杯本戦出場も逃した。運営母体の「石川フットボールクラブ」を任意団体から有限責任中間法人へ移行。元日本代表の池田司信が監督に就任した。リーグ戦は松本、JSC、長野に次ぐ4位の成績。全社は2回戦でYS横浜に敗北。2年ぶりの出場となった天皇杯は1回戦でロッソ熊本(現ロアッソ熊本)、2回戦でFC刈谷と日本フットボールリーグ(JFL)勢に勝利したが、3回戦でJ2・水戸に敗れた。池田体制2年目。リーグ戦は長野・JSCに次ぐ3位の成績。また、全社の北信越大会でも、長野にリーグ戦と合わせて3度目の敗戦を喫し、全国地域リーグ決勝大会出場は成らなかった。天皇杯は1回戦でSAGAWA SHIGA FC、2回戦でカターレ富山とJFL勢を連破したが、3回戦でJ2・FC岐阜に敗北。シーズン終了後に池田が監督を退任した。なお、同年中に「石川フットボールクラブ」が有限責任中間法人から一般社団法人へ組織改組した。京都元ヘッドコーチの上野展裕が監督に就任。Jリーグチームから新たに選手を補強するだけでなく、ブラジル人コーチの招聘や、ブラジル州リーグ所属の選手を獲得しシーズン開幕を迎えた。リーグ戦はJSC・長野に次ぐ3位の成績。全社で準優勝し、地決出場権を獲得。5年ぶりの出場となった地決は決勝ラウンドで3位に入賞した。また、JFL17位・FC刈谷との入れ替え戦に1勝1分の成績で勝利し、2010年からのJFL昇格が決まった。上野体制2年目。元日本代表の久保竜彦を獲得した。4月9日にJリーグ準加盟を申請した。。12月15日、株式会社ツエーゲンを設立して、トップチームの運営を「石川フットボールクラブ」から移管した。上野体制3年目。再度準加盟を申請したが継続審議となった。東日本大震災の影響でシーズン日程が変更され。リーグ戦は中盤に暫定で首位に立ったが、最終成績は7位。シーズン終了後に上野が監督を退任した。また、マイケル・ジェームズがニュージーランド代表に選出され、クラブ初のA代表選出となった。福岡元ヘッドコーチの森下仁之が監督に就任。ホームスタジアムの改修やクラブの資本金増資の遅延により、2012年2月審査の準加盟申請は見送られた。また、クラブ事務所を、ホームスタジアムである西部緑地公園そばのカフェ併設の事務所に移転し、開幕前に地元政財界人の経営参加と運営会社に8千万円の増資が行われた。森下体制2年目。2013年2月、Jリーグ準加盟が承認された。天皇杯の2回戦で横浜FCに勝利した(3回戦で清水に敗北)。11月19日、日本プロサッカーリーグの理事会でJリーグへの入会と、2014年のJ3リーグ参加が承認された。なお、石川県のサッカークラブのJリーグ加盟は史上初。森下体制3年目。ソニー仙台FC元監督の田端秀規が強化部長、長崎元監督の東川昌典がアカデミーダイレクターおよびユース監督にそれぞれ就任した。またJリーグ経験のある太田康介、原田欽庸、辻正男、作田裕次が加入した。シーズン中に元大分の辻尾真二が完全移籍で、金子昌広、姜成浩、水永翔馬が期限付き移籍で加入する一方、本田真吾がHonda FCに期限付き移籍した。リーグ戦は長野、町田らと昇格を争ったが、第21節からの7連勝(第28節の引き分けを挟み最終的には13試合負けなし)で2位以下を突き放した。11月16日、第32節FC琉球戦に勝利して優勝を決めた。11月19日、Jリーグ理事会でJ2昇格が承認された。森下体制4年目。栃木SCからチャ・ヨンファン、清水から廣井友信を完全移籍で、CAメトロポリターノからジャーン・モーゼル、山形から秋葉勝を期限付き移籍で獲得。玉城峻吾、星野有亮が新加入し、金子昌広と水永翔馬が完全移籍で加入した。また、シーズン途中にユニオンECからメンデス、甲府から野田紘史を完全移籍で、仙台から茂木駿佑が期限付き移籍で加入。リーグ戦は序盤戦から好調で6連勝という快進撃を見せ、一時は首位に立ったが、後半戦19試合勝ちなし(11分8敗)と低迷。それでも第39節で20試合ぶりの白星を挙げ、終盤戦は2勝1分け1敗の成績を見せ、最終成績は12位。森下体制5年目。前年のチーム得点王である清原翔平がC大阪へ、前年のJ2最優秀ゴール賞を受賞した佐藤和弘が水戸へ、田中パウロ淳一と秋葉勝が岐阜、辻正男がYS横浜、ジャーン・モーゼルが栃木へ移籍。また、チャ・ヨンファンが契約満了で退団。一方で湘南から安東輝、横浜FMから熊谷アンドリュー、川崎から可児壮隆と安柄俊を期限付き移籍で、山形から山崎雅人、群馬から小柳達司、札幌から古田寛幸、CRヴァスコ・ダ・ガマからロマリーニョ、鳥取から馬渡和彰を完全移籍で獲得、キム・テソンやキム・ヨンホンが入団した。また、シーズン途中にアル・オロバからダビを完全移籍で、鳥栖から中美慶哉が期限付き移籍で加入。また、岐阜に移籍していた秋葉勝が期限付き移籍で再加入。ホームスタジアムは石川県西部緑地公園陸上競技場である。なお、過去のホームゲーム開催スタジアムは当項目を参照のこと。練習場は石川県西部緑地公園補助競技場、津幡運動公園陸上競技場、白山市松任総合運動公園グラウンド、金沢市安原スポーツ広場多目的グラウンド (金沢市)、石川県サッカー・ラグビー場 (能美市) となり、その他に北陸大学フットボールパークも使用している2009年、金沢市と津幡町にサッカースクールを設立、U-12年代での人材の育成と、地域におけるサッカーの普及・サッカー文化の発展を目指している。また、ツエーゲン金沢U-18を発足させた他、2010年にツエーゲン金沢 津幡U-15、2011年に七尾市にツエーゲン能登ジュニアユースを設立した。
出典:wikipedia
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