薬師丸未来路（やくしまる みくろ）は、日渡早紀の漫画作品の登場人物。基本的に口数は少なく、エスパーであることへのコンプレックスも持っているが、それらは、彼が幼少期に彼の遺伝上の母親に捨てられた過去が大きく影響している。その後『ぼくの地球を守って』において、笠間春彦や小林輪といった人々と知り合っていくことで、人との触れ合いも徐々に多くなっていく。『偶然が残すもの』では、代理母であった母親との間に芽生えた複雑な感情によって悩むが、パメラ・S・リヴァティの言葉によって、ネガティブな考え方から脱することができた。周囲の人物からは、「ネクラ」「友人が少ない」「ヘタレ系」呼ばわりされることもある。兄の北斗に紹介されて田村一登や笠間春彦と知り合い、物語に関わっていくことになる。その後、一登や春彦の支援者として協力し、地球産のエスパーとして小林輪と数回対決することとなる。しかし、超能力の質の違いにより（お互いのPKが使った本人にはね返る）、直接的な力のぶつけ合いはできないようになっていく。その後、東京で行動するうちにその他の登場人物たちとも知り合い、物語のキーパーソンの一人となっていく。これまでEPIAに入らない理由や母親との間にある複雑な感情などが触れられている。ミネ・ヤザワやパメラ・S・リヴァティとアクシデントによって知り合うこととなり、今まで断り続けていたEPIAにも興味を持っている。この際、パメラに好意を持たれているが…。EPIAが確認できるエスパーの中で最も能力が高いであろう人物として語られている（ただし、小林輪などは未確認のため、その対象に含まれておらず、劇中最強というわけではない）。カチコの父親として登場。未来路の独断でカチコを養子にしたことによる確執などが触れられている。カチコの誤解を解いた後も、蓮やカチコらに対する助言役として、たびたび登場している。カチコは、ソル・マックヴィーの妻、パメラ・S・リヴァティとの娘であり、それは長く隠されてきたが、ソルがカチコをアメリカに連れに行こうとした際に明かされる。

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