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オーディナリー (紋章学)

オーディナリー(、)は、紋章学における紋章の単純な幾何学的な図形(チャージ)である。同じように幾何学的ではあってもラインやフィールドを分割する線とは区別される。また、幾何学的な図形のチャージであってもオーディナリーとは呼ばれないものもあることに注意しなければならない。サブオーディナリー (Sub-ordinary) と呼ばれるいくつかの幾何学的なチャージは、たとえ伝統的なオーディナリーとほぼ同じくらいの長期間使われてきたものだったとしても、紋章官によって一段低い地位を与えられている。ディミニュティブは通常のオーディナリーより細い、又は小さい同じ形のチャージであるが、そのようなチャージのうちのいくつかは通常の大きさのチャージのディミニュティブとは定義されないこともある。多くのチャージの中で、どれをサブオーディナリーも含めたオーディナリーとするかは定説がなく、文献によって様々な解釈がある。紋章学の黎明期から使われ続けたことからもっとも基本的なチャージとされ、「高貴なるオーディナリー」と呼ばれるものは、チーフ、フェス、ペイル、ベンド、シェブロン、クロス及びサルタイアーの7種類でほぼ共通している。ところが、ポールはサブオーディナリーにすら含まれず、フェスのディミニュティブと考えられることも多いバーが「高貴なるオーディナリー」に含まれていることもある。また、パイルもオーディナリーと考えられていることがほとんどであるものの定位置がなく、「高貴なるオーディナリー」に含まれるとする文献と、サブオーディナリーに分類する文献とに大きく分けられるため、一概にどちらに含めるかが適切とは言い難い。サブオーディナリーに含まれるチャージについては更にその範囲に差があるが、概ねボーデュア、オール、インエスカッシャン、トレッシャー、クォーター、カントン、フローンチの7種類(カントンをクォーターと同列と考えた場合は6種類)が共通している。このほか、ロズンジ(及びフュージル)、ジャイロン及びフレットをサブオーディナリーだとする文献も相当数ある。多いものでは、レイブル、ビレット(縦長の長方形)、ラウンデルをも含むとしている。本項ではこれらもサブオーディナリーと分類することとする。時折、「高貴なるオーディナリー」とも呼ばれるオーディナリー (Ordinaries) は、見た目はほとんどフィールドの分割のようであるが、フィールドの上に置かれる物体のように取り扱われる。多数ある幾何学的なチャージのうち、どれが正確にオーディナリーを構成するかについては多くの議論があるが、次に示すような特定のものはオーディナリーとして受け入れられている。オーディナリーには、次のようなものがある。サブオーディナリー (Sub-ordinaries) には、次のようなものがある。ディミニュティブ (Diminutives) は、通常のオーディナリーより細い、又は小さい同じ形のチャージの総称である。ディミニュティブの形は、通常、同一フィールドにそれらのうちの2つ以上を配置するために、典型的に通常のオーディナリーよりも細い。ディミニュティブは、オーディナリーに限らず、フィールドの分割にもある。バリーは背景を指定された数の横縞に分けることを意味する。ベンディやペイリーのように大部分の分割にもディミニュティブがある。バリーやペイリーは、原色と金属色が交互に現れる偶数の縞模様にならなければならない。もしその縞模様が奇数であったならば、それはあるティンクチャーを地とするペイレット又はバーである。クォーター又はカントンによって別のチャージが完全に隠されてしまうことがある。隠されたチャージは、「アブスコンデッド (absconded) 」と呼ばれる。クォーターによって隠されているチャージの非常に変わった例をロバート・スチュワートの紋章で見ることができる(シールドの図は脚注のリンクを参照)。シールドがフェスとカントンの両方を含む場合、それらの間を分割線で分けることなく常に通常通りの大きさで描かれるため、それらがつながっている1つのチャージであるかのように見え、フェスとカントンを同時に用いてシールドに描くのは初心者を混乱させることがある。カントンはシニスターに置くこともできるが、これはめったに見られない。「カントン・シニスター」と特に記述しない限りカントンはデキスターにある。カントンのディミニュティブは、チェッキー (chequy) のフィールドの格子模様である。これは決して単独では用いられない。ちょうど、チェス盤と同様の模様である。大抵はオーディナリーとサブオーディナリーであるが、どんな種類のチャージでもヴォイデッド (voided) という記述で穴を空けることができる。これは、特別な説明をせずともそのチャージの後ろにあるフィールドが見えるように「チャージに穴を空け、縁の部分だけを残す」ことを意味する。紋章記述ではこういったことも可能であるが、非常に珍しい。ヴォイドで空けた穴にはチャージの後ろにあるフィールドとは異なるティンクチャーを指定することもでき、ヴォイデッドの後に続けてティンクチャーを指定しなければならない。例えば、次の紋章記述は、銀色の地に赤色の星を描き、その中を同じ形の星形に抜き、空いた穴を金色で塗るというものである。南アフリカのニュートン工業高等学校の校章の場合のように、ヴォイドによって空ける穴をチャージと異なる別のチャージの形にすることもある。この場合は、オーアの菱形のチャージに花形の穴を空けるという意味である(太字部分)。

出典:wikipedia

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