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くらま (護衛艦)

くらま(ローマ字:JS Kurama, DDH-144)は、海上自衛隊の護衛艦。しらね型護衛艦の2番艦。艦名は京都府の鞍馬山に因み、旧海軍の鞍馬型巡洋戦艦(伊吹型)「鞍馬」、雲龍型航空母艦「鞍馬」に続き日本の艦艇としては3代目。「くらま」は、昭和51年度計画5200トン型ヘリコプター搭載護衛艦2404号艦として、石川島播磨重工業東京第1工場で1978年2月17日に起工され、1979年9月20日に進水、1981年3月27日に就役し、同日付で第2護衛隊群隷下に新編された第52護衛隊に護衛艦「はるな」とともに編入され佐世保に配備された。本艦は、海上自衛隊の艦艇として初めてCIWS(近接防空火器; 機種はアメリカ製のファランクス)を装備し、対艦ミサイルからの個艦防御能力が強化された。また、長距離で潜水艦を探知できる戦術曳航ソナーも初めて装備されており、搭載ヘリと連携して、敵潜水艦が接近する前に探知・撃破することを可能としている。本艦での実績をもとに、CIWSと戦術曳航ソナーは、その後に建造された海上自衛隊の汎用護衛艦にも採用され、標準的な装備となった。1982年10月13日、佐世保港においてボイラー爆発事故を起こしている。1983年3月30日、第52護衛隊が廃止となり、第2護衛隊群直轄艦となる。同年6月28日から8月16日の間、護衛艦「はつゆき」、「たちかぜ」とともにハワイ派遣訓練に参加。1984年3月30日、第2護衛隊群旗艦となる。1984年、1986年、1992年、1994年、2000年に環太平洋合同演習 (RIMPAC)に参加。1990年7月1日から31日にかけて護衛艦「あさぎり」、「やまぎり」、「たちかぜ」とともにグアム島方面海上実習(外洋練習航海)に参加。1991年、6月27日から8月28日の間、護衛艦「あさかぜ」、「せとぎり」とともに米国派遣訓練に参加。1996年7月26日から30日にかけてロシア海軍300周年記念式典参加のため、自衛艦として初めてロシアウラジオストックを訪問した。1998年7月24日から29日にかけて護衛艦「やまぎり」、補給艦「はまな」とともに再びウラジオストックを訪問、7月26日に実施されたロシア太平洋艦隊観艦式に参加した。また、7月29日、30日にかけてウラジオストック東方の日本海において初の日露共同訓練が実施され、これに参加した。2000年2月25日から3月31日にかけて「やまぎり」、「あさかぜ」とともに外洋練習航海に参加。2001年11月9日、テロ対策特別措置法に基づく情報収集任務により、護衛艦「きりさめ」、補給艦「はまな」と共にインド洋に派遣され、2002年2月まで任務に従事し、3月16日に帰国した。2003年5月16日から8月3日の間、護衛艦「しまかぜ」、「せとぎり」とともに米国派遣訓練に参加。帰国後、三菱重工長崎造船所において改造工事が施され、短SAM管制用射撃指揮装置はWM-25から国産の81式射撃指揮装置2型-12(FCS-2-12)に、発射機は国産のGMLS-3に換装され、搭載ミサイルはRIM-7Mとなった。これらはいずれも2002年8月に除籍された護衛艦「たかつき」に装備されていたものを移載している。なお、同工事は2004年4月に完工。2004年11月10日から12日にかけて護衛艦「ゆうだち」と共に漢級原子力潜水艦領海侵犯事件(海上警備行動発令)に対処するため出動。2005年1月14日、スマトラ島沖地震救援のため国際緊急援助隊派遣法に基づいて編成された陸・海・空自衛隊の一員として、先行出発した輸送艦「くにさき」と補給艦「ときわ」に続いて佐世保から出港した。2007年5月16日から8月1日の間、護衛艦「ちょうかい」、「いなづま」とともに米国派遣訓練に参加。2008年3月26日、護衛隊改編により第2護衛隊群2護衛隊に編入。2012年6月21日から22日にかけて、護衛艦「きりしま」、「ゆうだち」、アメリカ合衆国海軍空母「CVN-73 ジョージ・ワシントン」ほか数隻、大韓民国海軍の艦艇数隻と共に朝鮮半島南方海域にて日米韓共同訓練を実施。同年10月14日に行われた観艦式では、野田佳彦首相を乗艦させて参加した。2015年10月18日に実施された自衛隊観艦式において観閲艦を務め、安倍晋三首相が乗艦した。2017年の退役が予定されているため、最後の観艦式参加となる予定である。既に就役から30年以上が経過しており、後継として、いずも型護衛艦2番艦「かが」(24DDH)が建造されている。2015年8月27日に進水し、現在艤装工事が行われている。就役は2017年の見込み。現在、定係港は佐世保である。2009年10月27日19時56分頃、関門海峡において大韓民国籍コンテナ船「カリナ・スター」に衝突された。この事故で乗員6名が負傷、本艦は艦首を損傷・出火したが、10時間半後に鎮火に成功した。この事故により揚錨部(アンカー巻上げ部)も含む艦首部分がほぼ全壊し単独航行は難しい状態になった。「カリナ・スター」側に負傷者はなかった。この事故では、護衛艦くらまおよび誘導していたとする海上保安庁・関門海峡海上交通センターの責任問題が大きく報道されたが、海上保安庁による後の調査によれば、カリナ・スターの韓国人船長が事故について虚偽の供述をしていたことが明らかとなっている。AIS等による航跡の解析などにより、コンテナ船は事故直前まで減速せず、貨物船の後方わずか20-30メートルの距離まで近づき追突寸前となった。そのため左に急旋回し、前方から航行してきたくらまに衝突した。この事故で門司海保は船長の供述が翻ったことから、事故の主因はコンテナ船にあったと断定した。事故後は佐世保に自力で帰港していたが、付近で護衛艦を修理のできる造船所が限られることから11月9日に随意契約による修理を発注し2010年初頭から長崎市に所在する三菱重工長崎造船所で修理され、同年6月9日に修理が完了した。この事故での損害は約9億4,000万円と見込まれている。2014年5月24日 - 尖閣諸島などを想定し奄美大島沖で行われていた離島上陸・奪回訓練に参加していた、「くらま」の25歳の海士長を住居侵入罪の現行犯で逮捕。奄美署によると海士長は容疑を認めており、24日の午前9時45頃に奄美大島の瀬戸内町にある自動車整備工場に不法侵入していた所を、経営者の男性が見つけ取り押さえて奄美署に通報した。23日まで行われた訓練に海士長も参加しており、24日からは移動撤収予定だった。

出典:wikipedia

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