二葉山神社(ふたばやまじんじゃ)は、大分県宇佐市大字下敷田に鎮座する神社。なお、市内大字富山に分霊社の同名神社があるため併せて記述する。大己貴命と玉依姫命とを祀り、後に別雷神を加え、更に明治と大正年間に合祀された村内小祠の天穂日命、菅原神、蛭子命、応神天皇、神功皇后、武内大臣、崇徳天皇、倉稲魂命、火産霊命を併せ祀る。和銅3年(710年)の創祀という。天慶元年(938年)に神託により別雷神を加え祀ったと伝えられ、また上敷田(現宇佐市上敷田)に住む岩田長者という長者の屋敷裏に落雷があり、その雷神が赤い玉と化して八竜の山に飛び去ったが為に村民が「八大龍王宮」と称えて祀るようになったもので、以後当地では赤い鶏を飼うこ事は禁忌とされたとも伝える。寛永8年(1631年)に社殿を建立した。明治5年(1872年)に村社に列し、同44年(1911年)9月10日に大字南敷田字樋田の天穂日命と菅原神を祀る神社(境内社に蛭子命を祀っていた)を、大正2年(1913年)4月20日に大字中敷田字潤尾の応神天皇、神功皇后、武内大臣を祀る八幡宮と、大字上敷田字金剛寺の崇徳天皇を祀る金比羅宮(境内社に倉稲魂命と火産霊命を祀っていた)を合祀した。境内に八坂社(素盞嗚男命)、出雲社(大国主命)、蛭子社(事代主命)、天神社(天御中主命)、稲荷社(倉稲魂命)、伊勢社(同前)、天満社(天穂日命・菅原神)、金刀比羅社(天照大神・素盞嗚男命・少名彦神・申田彦命)、厳島神社(市杵島姫命)、作神社(稲田姫命。明治19年3月に大字下敷田字八龍から迎えた)の石祠があるが、いずれも由緒不詳。その他、行幸所(御旅所)境内に祇園社(素盞嗚男命。明治19年2月に字恵良山から遷座)、秋葉社(軻遇突知命)、金刀比羅社(大己貴命)の石祠があるがこれも由緒不詳。JR九州日豊本線天津駅付近の北側線路沿いに大きく「二葉山神社」と書かれた看板(看板の下は数台規模の駐車場)があり、その上の微高地に鎮座する。大己貴命と玉依姫命とを祀り、八雷神と軻句突知命を合祀する。天保10年(1839年)9月20日に大字下敷田の二葉山神社から勧請された。大正2年9月17日に字飛永の八雷神と軻句突知命を祀る神社を合祀している。
出典:wikipedia
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