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アンパンマン

『アンパンマン』(ラテン文字表記:Anpanman)はやなせたかしが描く一連の絵本シリーズ、およびこれを原作とする派生作品の総称。また、これらの作品における主人公の名前。テレビアニメ(日本テレビ系列『それいけ!アンパンマン』)、アニメ映画、漫画、ゲームソフト(任天堂のwii用、ニンテンドーDS用など)、おもちゃ・グッズなど多数の派生作品・商品が存在する。その中でテレビアニメアンパンマンは長期にわたり放映されており、また一貫して同じ主題歌が使用されているため認知度が高い。2016年現在、高知県の香美市立やなせたかし記念館や全国5か所にある「アンパンマンこどもミュージアム」などの関連施設がある。原型作品は、1969年に「PHP」誌に連載されていた(大人向けの)読み物『こどもの絵本』(単行本のタイトルは『十二の真珠』)の第10回連載「アンパンマン」(10月号掲載)。この時は主人公のアンパンマンが普通の人間であるなど現在と大きく異なる設定が幾つか見られるが、空腹の人のところにパンを届けるという骨子は同一だった。1973年、これを発展させたキャラクターとして、あんパンでできた頭部を持つ「あんぱんまん」(初期の作品では平仮名で表記されており、デザインもやや異なっていた)が「キンダーおはなしえほん」(フレーベル館)10月号に登場した。ちなみに同書は、やなせ初の幼児向け絵本であった。1975年、キャラクター名を片仮名に変更した続編の絵本『それいけ!アンパンマン』を出版。初期の作品でタイトルを平仮名で表記していたのは幼児向け作品という理由だったが、平仮名で書くのは違和感があったので後の作品では片仮名に変更したという。絵本のアンパンマンは当初、貧困に苦しむ人々を助けるという内容であり、未就学児には難解な内容で、編集部や批評家、幼稚園の先生などから酷評された。しかし、次第に子供たちの間で人気を集め、幼稚園や保育園などからの注文が殺到するようになった。読者の中心である子供たち(2・3歳児)に合わせ、アンパンマンの体型も初期作品の8頭身から3頭身へと変わっていった。そして絵本がシリーズを重ねていくに伴い、アンパンマンの仲間や敵のキャラクターが増えていった。登場人物のうち、ばいきんまん・ドキンちゃん・しょくぱんまんは『風と共に去りぬ』にならっている。ドキンちゃんはスカーレット・オハラを、ばいきんまんはレット・バトラーを、しょくぱんまんはアシュリーを下敷きにしているとのこと。ただし、ドキンちゃんがしょくぱんまんを一方的に恋い慕う点は、原典とは異なっている。2016年現在、日本では子供たちに絶大な人気を誇る国民的キャラクターの一つであり、小説と共に「それいけ!アンパンマン」のタイトルでテレビアニメ化されているほか、アニメーション映画化、漫画化やゲーム化も多い。登場キャラクターが非常に多いのも特徴の一つで、2009年現在、全シリーズを合算すると、1500種類以上(変装も含めると2000種類以上)ものキャラクターが登場していると発表されており、その数は作者でさえも把握できないほどであった。2009年7月には1988年10月から2009年3月までのテレビアニメ放送分および2008年までの劇場版映画・同時上映作品のエピソードに登場する1768体のキャラクターがいるとして、「単独のアニメーション・シリーズでのキャラクター数」でギネス・ワールド・レコーズに世界記録認定を受けた。関連商品の総売り上げ額は2010年時点で1兆1000億に及び、この総売り上げ額を超えるのは日本では海外売り上げを含めたポケットモンスター、ハローキティぐらいしかない。2011年には商業的価値をランク付けするCharaBizDATAの「キャラクターランキング100」で1位となった。全国5か所に点在する関連施設「アンパンマンこどもミュージアム」は、有料エリア来場者だけでも全施設で年間約350万人の集客力がある。ヒーローとしてのアンパンマンが誕生した背景には、やなせの従軍経験がある。戦中はプロパガンダ製作に関わっていたこともあり、とくに戦いのなかで「正義」というものがいかに信用しがたいものかを痛感した。しかし、これまでのヒーローは派手な格好をし、強い力、武器、必殺技を持ちながら「正義」を口にする。しかし、悪者や暴れる怪獣を徹底的にやっつけることが主であり、飢えや空腹に苦しむ者を救わなかった。また、戦いによって汚染や破壊された自然や建物に対しての後始末や謝罪がみられなかった。戦中、戦後の深刻な食糧事情もあり、当時からやなせは「"人生で一番つらいことは食べられないこと"」という考えをもっていた。50代で「アンパンマン」が大ヒットする以前のやなせは売れない作家であり、空腹を抱えながら「"食べ物が向こうからやって来たらいいのに"」と思っていたという。こういった事情が「困っている人に食べ物を届ける、立場や国が変わっても決して逆転しない正義ヒーロー」という着想に繋(つな)がった。アンパンマンと「正義」というテーマについて、やなせは端的に「『"正義の味方』だったら、まず、食べさせること。飢えを助ける。"」と述べている。また別のインタビューでも、やはり「"究極の正義とはひもじいものに食べ物を与えることである"」。かつて、たびたび起こった「顔を食べさせることは残酷だ」という批判にも、「"あんパンだから大丈夫です"」と冗談めかして反論していた。空腹の者に顔の一部を与えることで力が半減すると分かっていても、目の前の人を見捨てることはしない。かつそれでありながら、たとえどんな敵が相手でも恐れない。弱点も多く、雨に濡れてもすぐに弱まってしまう。これらの点について「"ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです"」と、自身が絵本のあとがきで語っている。また、悪を徹底的に排除することはしない。そしてアンパンマンは食べられることはあっても、食べることはない。それは単純に(カレーパンマンやしょくぱんまんとは異なり)アンパンマンが食事をする場面が一度も描かれないことにも現れている。「飲食」が大きなテーマとなった世界で、本来の「食べる」と「食べられる」の食物連鎖的な循環を裁ち切り、自らを食事としてのみ差し出す自己犠牲こそがアンパンマンのヒーロー性を支えているのである。やなせは朝日新聞平成20年8月31日版の『たいせつな本』というコーナーで『フランケンシュタイン』を推し、「科学的に生命を創造するというテーマのこの19世紀初頭にかかれた傑作の影響を強くうけてぼくはアンパンマンを創作した」と述べている。以下の人物については個別記事を参照。アンパンマンワールドには、「アンパンマン号」や「しょくぱんまん号」などの個性的な乗り物や、「いのちの星」「勇気の花」といった、作品において非常に重要な役割を果たすアイテムなどが多く登場する。登場する乗り物の動力には、環境に害を及ぼさないクリーンなエネルギーが使われている。「バイキンUFO」をはじめとしたばいきんまんの発明品は「バイキンメカ」と呼ばれる。書籍『アンパンマン大研究』によると、パン工場およびカバオくんたちが住む町が位置している国は地球の日本であるとしている。ただし、現実の日本ではなく架空世界の設定。やなせはこれら『アンパンマン』シリーズの世界観を「アンパンマンワールド」と呼んでいる。日本テレビ版のテレビアニメが放送されるよりも以前の1979年3月13日に、NHK総合テレビの「春休みこどものひろば―おはなしえほん」の第二回目に「あんぱんまん」として放送された(語り手は中村メイ子)。その後、1979年7月、1980年4月、1981年3月、1982年7月にも再放送された。キャラクターデザインは書籍版に則っていたが、物語の展開や世界観は日本テレビ版とほとんど同一であった。また、このときの主題歌はインストゥルメンタル化されて日本テレビ版にも流用されている。『アンパンマンとばいきんまん』と『アンパンマンまじょのくにへ』の2作品が16ミリのアニメ作品になったことがある。一部の図書館で視聴が可能。『それいけ!アンパンマン』のタイトルで、1988年10月3日に日本テレビで放映開始。当初は関東ローカルのみでの放送で、2クールで終了する予定だっ たが、好評につき放送期間を延長し、日本テレビ系列局他でも順次時差ネットが開始された。2008年に日本テレビ系アニメでは、ルパン三世シリーズ(1971年 - )に次ぐ放送20周年を迎え、2009年8月29日放送分で日本テレビ系アニメで初のレギュラー放送1000回を達成した。日本テレビ版アニメで使用されている楽曲については、それいけ!アンパンマン#主題歌を参照。2曲とも、1976年ごろ開催されたミュージカル「ミュージカル・メルヘン あんぱんまん」の主題歌。1977年発売のLP『ミュージカル・メルヘン あんぱんまん/チリンの鈴』(ポリドール MQ1030)に収録、『あんぱんまんのうた/ぼくはあんぱんまん』(ポリドール DQ1007)としてシングルカットもされた。ミュージカル「怪傑アンパンマン」の主題歌。長きにわたって愛されてきたキャラクターをさらに未来に繋げていくために、キャラクター版権の管理に工夫がなされている。上記のとおり、アンパンマン関連の商品は著者のやなせと各メーカーで版権をコントロールしながら販売してきたが、2010年12月、大阪市日本橋の衣料品販売店で、このアンパンマンのイラストをやなせらに無断で複製・加工して印刷したTシャツを売りさばいた目的で所持したとして、この販売店の店長以下店員6人(18-28歳)を逮捕した事件が発生した。このTシャツはアンパンマン、ばいきんまん、ジャムおじさんらのデザインを、店長が険しい表情に作り変えて作成し、1枚4800円で売りさばいたという。さらに2012年5月には「アンパンマンとキューピーを組み合わせたオリジナルのキャラクター『アンキュー』である」とうたい、著作者に無断でアンパンマンのデザインを使ったTシャツを製造・販売目的で所持していたとして羽曳野市に住む衣料品の経営者らが逮捕された。

出典:wikipedia

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