チェンジエアブレード(CHANGE AIR BLADE)は、1999年12月末にサミーから発売されたアーケードゲーム。ユーザから「チンブレ」と略称されることがある。「対戦アクション形の縦スクロールシューティングゲーム」という点が大きな特徴である。対戦形のシューティングゲームとしては、過去にティンクルスタースプライツなどがあるがそれとは違うアプローチの作品であり、本作は1つの画面の中で動く相手の機体と直接撃ち合うというものである(この構成は、本作以前にも同人ゲームとして作られたソフトが存在する)。本作は、CPUによる対戦のほかに、対人戦が可能である。ストーリーは具体的なものは無く、様々な企業が制作した次世代主力戦闘機を模擬戦闘で戦わせ、採用を目指すというものである。ゲーム画面は上半分が「前衛」、下半分が「後衛」となり、ゲームシステムが異なるが、いずれにしても相手の耐久力ゲージを3本全てなくすと1ラウンドを獲得する。CPUモードでは1ラウンド(プレイヤー側は1ラウンド落とすと残機ストックが減り、0の時に負けるとゲームオーバー)、対人戦では3ラウンド中2ラウンド奪取すれば勝利となる。8方向レバーと3ボタンで操作する。後衛側のプレイヤーは、一般的なシューティングゲームのシステムに則って戦う。防御力がなく、メインショット以外の攻撃を受けると耐久力ゲージが1本丸ごと失われる。その際アイテムを放出しボムを補充、パワーアップが1段階下がる。前衛より当たり判定が小さい上メインショットに対する防御力が強く、弾を消す攻撃や機体の攻撃力が反映されるなど、弾に当たらなければ持続的にダメージを与えられるほか、機体によっては攻撃の組み合わせで瞬間的に大ダメージを与えられるのが強み。前衛がとり損なったアイテムも回収できるのも長所。CPUモードは、プレイヤー側は必ず後衛側で開始される。対人戦時は、乱入された側がラウンド1の後衛となり、以後ラウンドごとに入れ替わる。前衛はシューティングゲームにおけるボスキャラクターに相当する。当たり判定が大きいが、機体ごとの防御力が反映され複数の攻撃を連携し相手を追い詰める事ができる。また、アイテムを先に奪える機会が若干ある優位性も持ち、敵を撃墜できれば大量にアイテムを獲得できるチャンスがある。支援機を含め、前衛のメインショットおよびロックオン以外の攻撃は、画面位置の上・中・下によって3種類に変化する。プレイヤーキャラクターは以下の8機体。攻撃パターンだけでなく、攻撃力や耐久力、移動速度も個別に異なっている。1Pと2Pで機体名が異なる。下記では、「企業内製作元」 「1P機体名」/「2P機体名」で表記する。なお、試合開始前のカウントダウン中に、A,B,Cの各ボタンを押すと、押したボタンによって機体色と性能が変わる。1Pモード時は、コイン投入時にコマンドを入力することで効果音が鳴り、CPUのアルゴリズムが変化する。1Pモードの時、最初の対戦相手となる企業。主翼に描かれたラインが特徴で、レシプロ機を支援機に持つ。メインショットの攻撃力が高く、ボンバーも高性能。低速移動時に銃座がむき出しになり、より攻撃的なフォルムとなる。支援機は4発のプロペラ輸送機。尾翼を破壊されると弱くなる。他の機体とは違い、後部に砲門を隠し持つ。そのため前衛での低速ショットは異様に強い。支援機はツインローターの戦闘ヘリ。速射性のある機銃掃射のほか、機雷も出してくる。パーツが少ないので攻撃力が下がらないのが特徴。参戦する機体はいずれも近未来的なフォルムを持つ。特にロケットエンジンの技術に長けており、アフターバーナーを利用した攻撃は脅威である。低速移動時は、コックピットが引っ込み全翼機に変形する。後衛パーサーでは、敵機に致命傷を与える斬撃を前方に放つ。支援機は全翼機。ワインダーやバーナーで攻撃してくる。前進翼を持つ機体。後衛のメインショットは非常に弱いが、前衛だと一転して強くなる。アルファブレードと同じく、後衛パーサーでは周囲に斬撃を放つ。支援機はスペースシャトル。武装付きのブースターに当たり判定はない。上段のバーニア噴射は攻撃速度が非常に早い上に、画面下まで届く。参加企業唯一の有限会社。松の家紋を社章に使うほど自社製品にこだわりがあるらしく、支援機もメジャーな飛行機に代わって戦車が登場する。後衛最高の攻撃力をもつ上に、パワーアップするとより広範囲になる。逆に前衛になると弱くなる。機体の性質上、色チェンジの影響を受けやすい。支援機は2種類の砲門およびミサイルランチャーを備える大型戦車。自機はフライングパンケーキに近い形状で、メインショットの威力が高い。低速移動時にコックピットが飛び出し、後進翼に変形する。バレットショットが特に強い機体。支援機はアメンボ型のホバークラフト。背部に小型ディスペンサー、2連装主砲を隠し持つ。共同開発らしく、互いの技術を組み合わせた奇抜な機体が多い。攻撃もトリッキー。後衛固有装備として3wayとロックオンビームを持つ。前衛は制圧力のあるバレットショットを使う。後衛パーサーは遮蔽板を前方にばらまく。支援機はツインホバージェット機。本体からはディスペンサーや光弾を、主翼後部から撃ち返し弾やレーザーブレードを飛ばしてくる。前衛後衛ともに使い勝手の良いウエポンを持つ。弾消し機能のある後衛パーサーは故障を誘発させやすい。支援機は球形の移動要塞。下段攻撃が強力。いずれも後年の直接対戦型シューティングの一つである。
出典:wikipedia
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