X11（エックスイレブン）は、本田技研工業が1999年11月5日に発売したオートバイ。日本国内向けには限定1000台で販売され、現在は生産・販売を終了している。輸出は2000年からで2003年まで行われた。輸出仕様ではCB1100SFの名称でも販売されていた。X11は、1997年に発売したCBR1100XXスーパーブラックバードと同じエンジンを搭載しネイキッドバイクの最高峰として開発された。エンジンはCBR1100XXスーパーブラックバードのものをベースに低中速の出力特性を重視したセッティングになっており、トランスミッションは6速から5速に変更されている。また、ネイキッドバイクらしいエンジンの振動を演出するために二軸バランサーではなくシングルバランサーを採用している。スタイルも単にCBR1100XXスーパーブラックバードからカウルを取り払ったものではなく、特徴的なラジエーターシュラウドを始め個性的なスタイリングとなっている。

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