ストリートクライ (") は、アイルランド生産、アメリカ合衆国・アラブ首長国連邦調教の競走馬、種牡馬。アメリカとドバイで競走生活を送り、2002年のドバイワールドカップ、スティーブンフォスターハンデキャップなどに優勝した。2000年7月にデビュー、翌月の未勝利戦で初勝利を挙げる。その後はG2デルマーフューチュリティ、ノーフォークステークスに出走していずれも2着、次走のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルはマッチョウノの3着に終わった。翌2001年よりドバイのサイード・ビン・スルール厩舎に移籍。初戦のUAE2000ギニーを制するも、UAEダービーでは2着に終わり、さらに次走に予定していたケンタッキーダービー直前に球節を故障し、休養に入った。10月のディスカバリーハンデキャップで復帰するも2着と、3歳時までは重賞では勝ちきれなかった。しかし2002年、初戦のG2マクトゥームチャレンジラウンド3を8馬身半差で圧勝し重賞を初制覇すると、次走は世界最高賞金競走のドバイワールドカップに出走。ここで前年の凱旋門賞優勝馬サキーらを降して優勝し、G1競走初制覇を果たした。さらに再びアメリカに移動して臨んだG1スティーブンフォスターハンデキャップも、6馬身半差で勝利を収めた。しかし次走のホイットニーハンデキャップで2着となった後、再び球節を傷めて秋の目標としていたブリーダーズカップ・クラシックを断念。そのまま引退、種牡馬入りとなった。S=ステークス、H=ハンデキャップ。LR=Listed Race(準重賞)。斤量は一律にキログラム換算。2003年よりジョナベルファームで供用が始まると、初年度産駒のストリートセンスが2006年のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルを制し、エクリプス賞最優秀2歳牡馬に選出。この年ストリートクライ自身も新種牡馬ランキング、2歳馬ランキングでいずれも首位を獲得した。翌年以降もストリートセンスがケンタッキーダービーに優勝、牝馬のゼニヤッタが2009年のブリーダーズカップ・クラシックを制するなど活躍馬が続出。ストリートクライ自身は競走馬時代にダートトラックしか経験していなかったが、産駒は芝・ダート・オールウェザーを問わない活躍で、初年度には3万ドルだった種付け料は、3世代を送り出した時点で15万ドルという人気種牡馬となった。また、初年度よりシャトル種牡馬としてオーストラリアでも種付けを行っており、こちらでもG1優勝馬を輩出し、産駒の活躍は世界的な広がりを見せている。2014年9月にシャトル先のダーレー・オーストラリアで原因不明の神経性疾患で種付けができない状態に陥っていることが明らかとなり、それから間もない9月17日に安楽死処分になったことが公表された。※G1級競走優勝馬のみ記載、生年ごとにアルファベット順、斜体はローカルグレード父については同馬の項を参照のこと。母は1985年のアイリッシュオークス優勝馬。甥に2004年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬・G1競走4勝を挙げたシャマルダル (Shamardal) がいる。
出典:wikipedia
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