奥鬼怒温泉郷 (おくきぬおんせんきょう)は、栃木県日光市(旧国下野国)川俣にある温泉の総称(温泉郷)である。温泉郷のエリアは、一般に女夫渕温泉より先のエリアを指す。鬼怒川の源流部付近にあり、鬼怒沼、尾瀬への登山客の利用も多い。いずれも一軒宿である。これらをまとめて奥鬼怒四湯とも呼ばれる。それぞれ、源泉はばらばらであり、八丁の湯は8つ、加仁湯は5つの源泉を使用している。近隣には他にも温泉が自噴している野湯が多数あり、天然記念物にもなっている湯沢噴泉塔などがある。温泉が発見された時期は不明。古くから地元の人が利用していた。温泉郷が形成されていったのは昭和初期である。温泉郷内の各宿に電気、電話が引かれたのが1986年になってからであり、それまでは各宿ともランプや自家発電の宿であった。更に奥鬼怒スーパー林道が1988年に開通するまでは交通アクセスも徒歩に限られ、容易に訪れることのできない秘湯であった。但し、奥鬼怒スーパー林道開通後も、同林道は日光国立公園内に有ることから一般車の往来は制限されており、加仁湯と八丁の湯はバス送迎を行っているが、それ以外はタクシーまたは徒歩で往来可能である。奥鬼怒温泉郷の周囲は鬼怒川源流域にあたり、湿原と山、急峻な斜面を流れ下る川で構成されている。但し、上記はいずれも女夫渕温泉までの所要時間である。女夫渕温泉からは奥鬼怒スーパー林道だが一般車は通行禁止で、送迎バス(加仁湯と八丁の湯)またはタクシーまたは徒歩1時間10分となる。
出典:wikipedia
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