大村競艇場(おおむらきょうていじょう)は長崎県大村市に在る日本最西端の競艇場である。通称は、BOAT RACE大村(ボートレースおおむら)。施行者は大村市と長崎県広域競艇組合であったが、2006年(平成18年)度からは大村市のみの管轄となっている。正式な名称は「大村市モーターボート競走場」である。日本最南端かつ最西端の競艇場。電話投票における場コードは24#である。周年記念競走GIは「海の王者決定戦」である。また、GII競走として競艇発祥の地とされる大村で「モーターボート誕生祭」が開催される。企業杯(GIII)としてはアサヒビール杯が行われる。新鋭リーグ戦はスポニチ杯。 女子リーグ戦は蛭子能収杯。 正月には新春特選レース、GWレースはGW特選レース、お盆はお盆特選レースが行われる。マスコットキャラクターは原田治デザインによる「ターンマーク坊や」。第5競走(2011年11月までは第2競走)は進入固定競走を行っている。(ただしSG、GI、GIIレース開催時は進入固定競走は行わない)大村発売のボートピアは、MBP長崎五島、MBP長崎時津、MBP長洲、BP金峰、MBP天文館、MBPさつま川内である。地域還元型の簡易で小規模な競艇の舟券売場として、オラレ島原とオラレ志布志がある。前売りの場外発売場として「前売り場外おおむら」が国道34号沿いにある。大村競艇場外向前売発売所の愛称は「ブルードラゴン」である。2007年(平成19年)8月より電話投票(インターネット投票、携帯Web投票を含む)会員向けに「マイルクラブ大村24」というポイントサービスを開始している。舟券購入100円毎に1ポイントがたまり、ポイント数に応じて現金や競艇グッズ、長崎の特産品等と交換が可能。また年間の獲得ポイント数が一定の数を超えると「特別指定会員」となり、往復交通費のキャッシュバックサービスやロイヤル席・特別室のフリーパスサービス(いずれも要予約)などが受けられる。ちなみに特別指定会員の一人に競馬評論家の須田鷹雄がいる。2010年(平成22年)をめどにナイター競走を実施する予定であったが、電話投票及び場外発売場の開設で収益状況が良くなり建替資金確保の目途が立ったことや、ナイターレースを実施した場合に本場入場者及び本場売上の減少が予測されること、並びに設備資金調達と返済の関係から、施設の全面建て替えが4年程度遅くなることといった理由により、ナイターレースの計画は中止になった。この代替として、薄暮競走が行われているが、2009年度-2011年度は薄暮も一度中止していた。2012年に再開。2010年(平成22年)6月22日~27日に、第20回グランドチャンピオン決定戦競走が開催された。大村でSG相当の競走が開催されたのは、1955年(昭和30年)の第1回モーターボート記念競走以来実に55年ぶり。また翌2011年(平成23年)11月22日~27日に、第14回競艇王チャレンジカップ競走が開催されることが2010年6月15日に発表された。前述のグランドチャンピオン決定戦に続き、2年連続のSG競走開催となる。2015年5月に開催される「第42回笹川賞・ボートレースオールスター競走」は、現行の競艇競走格付けが確立されてからSG競走では初めてとなる薄暮競走が行われる。基本発走時間は「第1競走スタート展示12:15→本場締切・発走12:40~第12競走スタート展示18:12(準決勝日18:10、決勝日18:03)→本場締切・発走18:40」(会場間場外・電話投票締切は全競走とも本場2分前)に設定している。2010年4月より2012年3月まで、スカパー!・245chで無料中継を行っていた。若松競艇場との共同運営で、名称は「ライブ245(大村&若松)」。2012年4月からは大村が262ch、若松が275chに変更になっている。全面改装が行われ2015年3月28日より観戦スタンドが新スタンドに、ロイヤルスタンドも内装工事が行われリニューアルデビューした。締切前BGMは「森のくまさん」途中で場内映像BGMと締切5分前・3分前などのコールがある。なお、トータリゼータシステムは競艇場としては江戸川と唐津との3場のみとなる富士通フロンテックを採用している。期間 7月18日から8月24日期間 4月21日から9月末まで2013年は、1月9日から10月29日までの日程で薄暮レースを実施。うち5月1日から8月18日にかけては「夕焼けレース(サマータイム競走)」と銘打って、最終12競走を18時台後半に施行した。以下に、当該期間中の最終12競走本場締切予定時刻一覧を示す。大村湾に面しており、競走水面は海水で、水質は海水である。干満差があり、干潮時は乗りやすいが、満潮時は水面にうねりが生じる事がある(ただしほとんど差は無い)。風は春夏秋は比較的穏やかな時が多いが、冬は追い風が吹くと荒れ水面になる。インコースが全国一と言われるほど強い。2008年3月より標準モーターから大型吸気サイレイサー仕様の減音モーターに変わり、減音導入当初のシリーズはあまりイン逃げが決まらず、同シリーズの最終日のイン逃げはわずか2本だった。しかし直ぐに対策が講じられ、ニップル径を4mmから8mmへ変更された。これによりモーターの回転の上がりが良くなり、出足性能が向上し、インの強さは標準モーター採用時と大差なかった。しかし、2012年2月12日の週刊実話杯より、新モーターになった際、ニップル径を8mmから4mmに変更された。これにより、以前ほどイン逃げが決まらなくなる、との指摘もある。競艇場施行者側も「大村のインで勝負」と宣伝するなど、インコースに有力選手を配する本命番組を組む傾向が強い。1952年(昭和27年)4月、ここで競艇競走が正式に始まった。初開催のコースはとても広かったため、フライングや出遅れ、失格が多く、2日目からはレースコースを狭くして行われた。なお、現在でも初開催時の告知看板が場内に展示されている。なし飯塚オートレース場とのコラボレーションとして「レース市場」が2011年10月1日にオープンし、各マイルサービス会員向けの新特典として、ゲームによってゴールドもしくは市場マイルを貯め、それをアマゾンのギフト券や各レース場のマイルサービス、クーポン券(ロイヤル席無料等)と交換できるサービスを行なっていたが、2013年3月31日をもって終了した。
出典:wikipedia
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