稲川会(いながわかい)は、東京都港区六本木に総本部を置く日本の指定暴力団。六代目山口組、住吉会および神戸山口組とともに公安委員会から主要暴力団として位置づけられている。1949年4月、鶴岡政次郎という博徒の配下にあった稲川角二(のちの稲川聖城)が静岡県熱海市咲見町で「稲川組」を結成。事務所の看板を「稲川興業」とした。その後、「鶴政会」、「錦政会」、「稲川一家」と名称変更を経て、現在の「稲川会」となった。1985年に石井隆匡を会長に据える二代目体制が発足。1990年に稲川聖城の実子にあたる稲川裕紘が三代目会長に就任。1996年には稲川裕紘三代目会長が渡辺芳則五代目山口組組長と五分の兄弟盃を交わす。2005年に稲川裕紘三代目会長が死去。翌2006年に角田吉男が四代目体制を発足させた。10月には稲川会二代目山川一家若頭・内堀和也内堀組組長が、六代目山口組二代目弘道会若頭・竹内照明二代目高山組組長と五分の兄弟盃を交わした。その際の後見人は六代目山口組若頭・髙山清司二代目弘道会会長と稲川会理事長・辛炳圭(清田次郎)二代目山川一家総長。取持人は双愛会・塩島正則本部長(のち双愛会六代目会長)で、媒酌人は水野四郎であった。2010年には会長の角田吉男が東京都内の病院で死去。死因は膵臓癌とされた。77歳であった。そして同年に清田次郎を首領に据える五代目体制が発足した。2011年3月、傘下組織の内紛により直系組長らにより「山梨侠友會」が結成された。2013年1月23日、アメリカ合衆国財務省は稲川会と清田次郎会長と内堀和雄理事長を金融制裁の対象に指定した。2015年8月に結成された神戸山口組を承認せず、六代目山口組との関係を重視する方針である。(2014年5月現在)
出典:wikipedia
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