『ポケットモンスター』シリーズにおけるバッジは、ポケモントレーナーの実力の証である。バッジはポケモンバトルにおける一握りの実力者・ジムリーダーに勝った者に与えられる。ジムリーダーはカントー地方、ジョウト地方、ホウエン地方、シンオウ地方、イッシュ地方、カロス地方の各地方に8人以上おり、全員に勝利して8種類のバッジを手に入れた者には、ポケモンバトルの祭典「ポケモンリーグ」への出場権が与えられる。このルールはポケットモンスターを題材にしたアニメや漫画などの派生作品にも概ね適用されている。なお、『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』、およびそのリメイク作品である『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』では2地方を冒険することになるため、最大16個のバッジを集めることができる。バッジの名称は、『赤・緑』ではジムリーダーのいる町のシンボルカラー(例えば鈍色をシンボルとするニビシティのタケシは「グレー(灰色)バッジ」)、『金・銀・クリスタル』以降はジムリーダーが用いるポケモンのタイプに因んだもの(ひこうタイプ使いのハヤトは「ウイング(翼)バッジ」、いわタイプ使いのツツジは「ストーン(石)バッジ」など)が付けられている。大きさは数センチ程度、厚さは数ミリの金属板でできている。表面にはバッジ名やバッジを守るジムリーダーの得意タイプにちなんだ模様が描かれている。多くのトレーナーは服や鞄に付けたり、専用のケースに収納したりして持ち運ぶ。シンオウ地方やイッシュ地方(ブラック・ホワイト)のものは錆びやすいが磨くと光り、たたくとピアノのような音がするという特性がある。バッジは持っているだけで何らかの効果を発揮する。その効果は大きく分けて2つ。1つは手持ちポケモンの能力を上げる効果、もう1つはポケモンをトレーナーに従わせる効果である。特に交換によって他人の手に渡ったポケモンは新しいトレーナーの指示を無視する傾向があるが、新しいトレーナーがバッジを持っていればその実力を認めて命令に従う。イッシュ地方以外では、フィールド上で効果を発揮する「ひでんわざ」は特定のバッジを持っていないと使えない。アニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』では、ジムリーダーであるタケシが主人公のレッドにバッジをいくつ持っているのかを尋ね、一つも持っていないとの返事を聞いてからそれに合わせて自分がバトルに使うポケモンの数を2体に決める描写がある。『赤・緑・青・ピカチュウ』、『ファイアレッド・リーフグリーン』でのみ以下の効果を発揮する。『金・銀・クリスタル』と『ハートゴールド・ソウルシルバー』では一部の効果に違いがある。『ルビー・サファイア・エメラルド』と『オメガルビー・アルファサファイア』では一部の効果に違いがある。『ダイヤモンド・パール』と『プラチナ』ではバッジの取得順番が一部違うため、一部の効果に違いがある。この作品より、手持ちポケモンの能力を上げる効果が無くなる。『ブラック・ホワイト』に登場。フィールド上でひでんわざが使用可能になる効果がなくなった(ひでんわざはバッジに関係なく使用可能になった)。『X・Y』に登場。アニメでのみ登場するバッジ。4つ集めると「ウィナーズカップ」に出場する権利が得られる。
出典:wikipedia
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