


バーンクラー郡はタイ中部・チャチューンサオ県にある郡(アムプー)。バーンクラーとはクズウコン科の植物 の水辺の村という意味である。これは、かつて、郡庁所在地が、ワット・マイバーンクラーにあり近辺にバーン・バーンクラーという、同植物が群生している村があったからつけられた名前である。アユタヤ王朝が終焉を迎えた1767年、タークシン王とビルマ軍が戦いを交えた地として知られる。バーンクラー郡は1901年に設立された。初期には、郡庁舎は現在のタムボン・バーンスワンにあるワット・マイバーンクラーと呼ばれる寺院にあった。その後、郡庁所在地は、郡の中心になかったため、5km離れた場所に移動させられ、タムボン・タオスラーに移されたが、このタムボン・タオスラーは後に郡庁所在地の名前に合わせてタムボン・バーンクラーと改名された。また、郡の南部には元々フワサイという名前の郡があったが、1903年に廃止され、バーンクラー郡に編入されたこれが、現在郡内にあるタムボン・フワサイである。郡はバーンパコン川の形成した平地にあり、市内の主な水源もバーンパコン川である。交通は国道304号線が東西に通っており、東にサナームチャイケート方面、西にチャチューンサオ方面とつながっている。郡の主な産業は農業、畜産、エビの養殖である。主な農業生産品は、コメ、マンゴー、ココヤシなどである。郡は8のタムボンに分かれ、さらにその下位に56の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。また郡内には8つのタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。なお、以下のリストで欠番のタムボンは分離してクローンクアン郡となっている郡である。
出典:wikipedia
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