


岸和田浜町(きしわだはまちょう)は、かつて和泉国・大阪府にあった町。現在の岸和田市大北町、中北町、大手町、中町、紙屋町、中之浜町、大工町にあたる。1585年(天正13年)に岸和田藩が立藩され、紀州街道に沿って岸和田城下が整備されると、それまでの岸和田村は浜側と山側に分断されることとなった。当初は山側にだけ上番・下番2人の庄屋が置かれていたが、元和年間には浜側にも庄屋が置かれ、城下には各町に町年寄が置かれて、町方(岸和田町)、浜方(岸和田浜町)、村方(岸和田村)の三郷が成立した。城下の本町と共に町曲輪に位置する中町を除いて岸和田村の浦方にあたり、漁業従事者の多い地区であったが、城下建設後に大半が市街化して浜町と呼ばれるようになった。岸和田町編入後の1913年(大正2年)1月1日、岸和田町大字岸和田浜に以下の7町が起立された。いずれも城下廻りにあたり市街化していた。
出典:wikipedia
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