城之内 克也(じょうのうち かつや、Katsuya Jounouchi)は、高橋和希による漫画作品『遊☆戯☆王』および、それを原作とする派生作品に登場する架空の人物。アニメ第一作での声優は森川智之、アニメ第二作での声優は高橋広樹。第二作における幼少期の声優は長浜満里子。英語版の名前はJoey Wheeler。主人公・武藤遊戯の親友。ケンカが強く、男気に溢れ、親友である遊戯らや実妹の川井静香のためなら、どんな危険も恐れない。プラモやガレージキット作りも得意としていることから手先は器用なほうであり、文化祭ではカーニバルゲーム用の樽を手掛けた。アニメ版第二作では車やバイクを運転した。頭はあまり良くなく、オカルトは泡を吹いてしまうほど苦手であり、昆虫もあまり好かない。中学時代は多くの補導歴があり、少年院に行きかけてた程の不良だった。当時は中学や高校の不良たちを巻き込み、喧嘩に明け暮れた日々を送っていたが、自分より弱い相手には一切手を出さず、舎弟への面倒見も良かったため、本田ヒロトからは憧れの存在として見られていた。アニメ第一作では、中学校時代の駅伝の地区大会で、元々最下位だったチームを本田が2位まで追い上げ、アンカーの城之内がトップに立って逆転優勝したことが本田と仲良くなったきっかけとされている。初登場時は中学時代に比べれば、おとなしくなっていたが、本田と共に遊戯を「男の指導」を口実にいじめており、お人好しで千年パズルを宝物と称する彼に嫌悪感を抱いていた。遊戯に対するいじめのことで、真崎杏子に説教をくらった腹いせに、彼の宝物であるパズルのピースを盗んで、プール(アニメ版第一作では川)に投げ捨てる。その直後、風紀委員の牛尾の独断により本田もろともリンチされてしまうが、遊戯が自分達を「友達」と主張して身を挺して庇った姿に動かされ、パズルのピースを回収・返却。アニメ第一作ではその直後遊戯の気持ちを踏みにじり暴行を加えた牛尾に怒り、本田とともに挑みかかるも返り討ちにあった。その翌朝、「見えるんだけど見えない宝物を持つことにした」と遊戯に報告し、「俺とお前は互いに見えるけどよ、『友情』ってやつは見えないだろ?」という発言と共に遊戯と和解し親友になった。一時期中学時代の不良仲間であった蛭谷率いる隣玉高校不良グループに加わっていたが、あくまで遊戯達に一切手を出さない事が絶対条件であったため、蛭谷らが反故にした際は彼に従うふりをして救出。1対1で蛭谷に勝利し、過去の因縁に区切りをつけた。DEATH-T編では闇遊戯の存在を自覚し、付き合いが壊れることを恐れそのことを隠していた遊戯を仲間として叱咤し、遊戯と出会ってからの自らの心境を語り立ち直らせた。アニメ第2作第1話では双六を案ずる遊戯に「本当のデュエルを教えてやれ‼︎」と海馬と戦うことを促した。両親は幼い頃に離婚しており、父子家庭で育つ。共に暮らす父親はギャンブル好きで、昼間から酒を飲むといった典型的なダメ親父で、生活費の確保と、父親の作った借金の返済は城之内が一手に引き受けており、新聞配達に勤しんでいる。アニメ第2作では父親や借金返済には触れられていないが、苦学生であることは変わらず、学費を払うためにアルバイトをしている。静香のことは幼い頃から面倒を見ていて、両親の離婚から6年間会うことはなかったが、再会後も仲が良い様子を見せており、アニメ第1作ではよく見舞いに訪れ、アニメ第2作では王国に赴いた際にはパスケースに静香の写真を入れており、バトルシティ編とドーマ編で静香に電話で近況を報告するシーンも描かれた。原作では登場していない母親はアニメ第2作で登場しているが、城之内は母親と会うのを気まずく感じていた。しかし、手術を拒む静香を説得に病院を訪れた際、母に感謝の言葉をかけられる。決闘者の腕前は、最初は杏子にすら負けるレベルだったが、静香からのビデオレターで「もうすぐ失明する」ことを知り、手術代を手に入れるために、決闘者の王国への出場を決意。遊戯の指導と静香を助けたい執念で腕を磨き、遊戯からスターチップと参加カードを分け与えられたことで、出場資格を得た(デュエルグローブは敗退後の羽蛾のものを使用)準決勝において、元全米チャンプのバンデット・キースに勝利し、決勝戦に駒を進めるも、遊戯との話し合いでペガサス・J・クロフォード相手に力を温存すべく、遊戯との決勝戦を辞退したことで準優勝となる。アニメ版では、王国開催前の全国大会に向けて、武藤双六の厳しい指導を受け、町内予選ベスト8に入れるまでに成長したことが描かれた。また、原作では辞退した遊戯との王国決勝戦も行った。バトルシティでは、海馬コーポレーションのコンピュータに記録されているデュエリストレベルが2(アニメ版では「馬の骨」とまで記されていた)だったために出場資格を満たしていなかったが、城之内が「真紅眼の黒竜」の所持者であることを知ったグールズ構成員(カード屋店長)の手でレベルを操作されたことで、出場資格を経た。大会開催前にレアハンターに敗れ、「真紅眼の黒竜」を奪われながらも、「時の魔術師」をアンティカードとして大会に出場。遊戯がレアハンターを倒したことで「真紅眼の黒竜」は奪還されたが、城之内は自身への戒めと成長のために「真紅眼の黒竜」を遊戯に預けた。決勝進出を決めた直後、マリクに洗脳されてしまい、遊戯を抹殺するためのデュエルをやらされるが、遊戯が預かっている「真紅眼の黒竜」を見て動揺したことで、洗脳が徐々にだが弱まっていき、最終的には、自身の中のマリクの意識を消し去って正気に戻る。遊戯を殺しかけたことへの罪悪感から静香との再会をためらうが、舞と本田の叱咤を受けて立ち直り、静香との再会を果たす。決勝戦では最終的にベスト4となるが、アニメ版では海馬瀬人に持ちかけた3位決定戦で善戦するも敗北して、4位で終わる。アニメオリジナルのKCグランプリでは「大会に出場してくれたら日本に送り届ける」という海馬モクバの条件を飲んで、遊戯と共に出場。ジーク・ロイドに敗退したことで町内大会以来のベスト8となった。シリアスな局面のデュエルでも、コミカルな言動が見られることも多く、アニメ第2作では、興奮するとアントニオ猪木の物真似をする場面がよく見られた。プレイステーションゲーム「遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶」と続編の「真デュエルモンスターズ2 継承されし記憶」では、城之内に酷似した若者が登場している。第1作目では3000年前の古代エジプト第18王朝に夜な夜な王宮を抜け出していた、名もなきファラオ(闇遊戯)のカード仲間の少年・ジョーノ。第2作目では傭兵クリストファー・ジョーノ・アーズウィック。戦士・獣戦士族のモンスターを中心としたデッキ。全体的に攻撃力が低くレアカードも少ない。サイコロやコインといったギャンブル系のカードを多用し、これらが勝敗を左右することも多い。相手のカードの効果を逆手に取る戦法もとる。遊戯から指導を受けるまでは、モンスターカードだけのデッキだった。使用カードが戦士族メインである理由は、魔法カードなどの扱いが下手で、かつ喧嘩っ早いその性格を反映しているため。また、炎属性カード(炎の剣士)が主力であったのは、城之内のキャラクターが熱血野郎であったため。なお、真紅眼の黒竜を初めとしたドラゴン族が結構多い為、彼はドラゴン使いと認定されている。
出典:wikipedia
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