高興郡(コフンぐん)は、大韓民国全羅南道の南海岸にある郡。韓国のロケット発射施設である羅老宇宙センターが位置している。ユズの産地としても知られる。郡域の大部分は、南海岸に突き出した高興半島上にある。半島の付け根に当たる地域と、その周辺の島々をも郡域に含んでいる。郡に属する島は169個(うち有人島15個)の多数に上り、最大の島は半島西南沖の錦山島(クムサンド)である。半島西南部にある小島・小鹿島(ソロクト)には、温暖な気候と隔離が容易な地理的状況から、植民地期にハンセン病療養所「小鹿島更生園」(現:国立小鹿島病院)が置かれた。高興半島南東には、羅老島(ナロド)と総称される内羅老島(ネナロド)・外羅老島(ウェナロド)がある。羅老宇宙センターは外羅老島にある。人工衛星打ち上げロケット「羅老」(ナロ)はこの地名に由来する。高興の地名は高麗時代からの歴史を有する。1914年、日本統治下で行われた府郡の廃合により、現在の高興郡の範囲が制定された。2001年より宇宙センター建設事業がはじまった。郡内では宇宙教育広報館や国立高興青少年宇宙体験センター、宇宙天文科学館など宇宙関係の事業が推進されている。2邑14面からなる。道庁は高興半島中央部の高興邑玉下里にある。郡内に旅客用空港・高速道路・鉄道はなく、一般の国道で順天市・光陽市などと結ばれている。海を隔てて東に当たる麗水市との間に橋を架ける工事が行われている。
出典:wikipedia
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