篠原 尚之(しのはら なおゆき、1953年(昭和28年)2月8日 - )は、日本の元財務官僚。前国際通貨基金副専務理事。山梨県出身。1975年に大蔵省入省。2007年から2年間、渡辺博史の後任として財務官を歴任。財務省退官の後、2010年から5年間、IMF(国際通貨基金)副専務理事。2015年7月、東京大学政策ビジョン研究センター教授。「時に無愛想ともとれる面持ちで黙々と目の前の仕事をこなしていくうちに、付いたあだ名が”眠狂四郎”だ。1997年7月には途上国担当の課長としてタイのバーツ危機を経験した。」(日本経済新聞2007年7月12日)「財務官時代は危機対応に追われた2年間だった。その間、日本の金融当局の代表として国際的な財政・金融政策の協調に向けた折衝の最前線に立った。IMFの資金基盤の拡充やチェンマイ・イニシアティブの強化などに貢献した。」(日本経済新聞2009年7月14日)2014年の消費税率8%引き上げについて「大変結構でG20でも歓迎される」と評価している。「2010年3月、世界金融危機のさなかに就任した篠原氏は、...IMFの資金基盤を5000億ドル以上拡充するという取り組みに貢献した。...また、IMFの融資制度の広範な改革の責任者としても手腕を発揮した。...ラガルド専務理事は『篠原氏は、その優れた能力と鋭い洞察力をもって、IMFの危機対応に尽力し、そして総合的に我々のグローバルな加盟国との関係強化に貢献した。我々すべてから退任が惜しまれる存在である』と述べた。」(IMFプレスリリースNo.15/03 2015年1月14日)
出典:wikipedia
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