レジネッタは日本の元競走馬。馬名の意味はイタリア語で「若い女王」。2008年の桜花賞優勝馬。2007年9月9日の新馬戦でデビュー。池添謙一騎乗で1番人気に支持され序盤は逃げでハナを取っていたが、直線で後退し1位から0.8秒差の10着に終わる。その後9月29日の未勝利戦で初勝利し、次走の500万下でも9頭中8番人気という低評価の中連勝する。そして阪神ジュベナイルフィリーズでは、池添がトールポピーに騎乗するため武豊に乗り替わり出走する。道中は前方に位置し、一旦は直線で先頭に立つが後続馬に次々と差され6着に終わる。2008年はエルフィンステークスから始動し3着。続いて出走したフィリーズレビューでは小牧太に乗り替わり1着と同タイムのアタマ差の3着となり、桜花賞への優先出走権を獲得した。4月13日の桜花賞では道中は馬群の中団に待機、直線で末脚を伸ばして抜け出し、2着のエフティマイアに1/2馬身差を付け12番人気の低評価を覆しての優勝となった。鞍上の小牧太は中央競馬のGI (JpnI) 初制覇となった。このレースでは2着のエフティマイアが15番人気、3着のソーマジックが5番人気であったため、3連単は払い戻しが700万2920円と、当時クラシック史上最高、JRA歴代6位(重賞では歴代2位)の高配当となった。次走の5月25日の優駿牝馬では桜花賞と同様に中団待機したが、最後の直線でソーマジックとともにトールポピーから審議対象となる不利を受け、エフティマイアを捉えることができず3着となったが、桜花賞馬としての強さを見せつけた。(長い審議の後には降着処分は無かったが、インターネットや様々な分野で物議をかもした)。レース後の5月28日には宇治田原優駿ステーブルへ移動し、その後は北海道へ放牧に出されることになった。休み明けとなった、クイーンステークスでは1番人気に支持された。いつもどおり、道中は馬群の中団に待機、直線で末脚を伸ばしたものの、開幕週の先行馬有利の馬場を生かした、ヤマニンメルベイユに2馬身差を付けられ逃げ切りを許し、2着に終わった。続く、ローズステークスでは1番人気に支持されたが、マイネレーツェル、ムードインディゴに敗れ3着だった。牝馬三冠の最終戦となる秋華賞ではオークス馬のトールポピーに次ぐ2番人気。レース中盤までは今までと同様中団待機の作戦を取ったが、最後の直線で追いきることができず、8着と完敗した。続くエリザベス女王杯では12着と大敗した。2009年は阪神牝馬ステークスから始動したが、最後の直線で伸び切れず5着に敗れた。続くヴィクトリアマイルでは終始後方のまま16着と大敗した。その後、7月26日の函館記念に出走したが、見せ場がなく9着に敗れた。続く8月16日のクイーンステークスでは3番人気に推されたが、終始後方のまま見せ場を作れず10着と大敗した。続く10月4日のポートアイランドステークスでは好位追走も失速して11着に終わった。中1週で挑んだ10月18日の府中牝馬ステークスではこれまでの惨敗続きから11番人気と低評価だったが、後方から追い込んで3着と好走した。エリザベス女王杯に出走登録を行っていたが除外され、11月14日のアンドロメダステークスに出走したがいいところなく9着に敗れた。続く12月6日のターコイズステークスでは後方から最重量の斤量を背負いながら最速の上りで追い上げるもウエディングフジコを捉え切れず5着だった。2010年はニューイヤーステークスから始動。好位集団でレースを進めたが、直線で伸びあぐねて8着に終わった。続く京都牝馬ステークスでは後方から追い込んでくるも6着に敗れた。続く中山牝馬ステークスでは最後方から出走馬中最速の末脚で追い込んでくるもニシノブルームーンの5着に敗れた。4月24日の福島牝馬ステークスでは中団追走から直線で力強く伸びると、先に抜け出したブラボーデイジーをゴール直前で差し切り、一昨年の桜花賞以来となる勝利を挙げた。6月20日のマーメイドステークスでは好位追走も直線で失速し15着と惨敗を喫した。8月15日のクイーンステークスでは最後の直線のみで最速の上りで追い込んでくるもアプリコットフィズを捉え切れず4着だった。11月14日のエリザベス女王杯では見せ場がなく11着に敗れた。12月19日の愛知杯では故障を発生したテイエムオーロラのあおりを受け途中後退し、直線で伸び切れず9着に敗れた。12月22日、競走馬登録を抹消。北海道安平町の追分ファームで繁殖牝馬となる。2012年2月7日に第1子となる牡馬が誕生した。4代母Fall Aspen(メイトロンステークス〈G1〉)が優秀な繁殖成績を残しており、近親には活躍馬や種牡馬が多数揃っている。
出典:wikipedia
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