Holliday Records(ホリディ・レコード)は、渡辺勝彦が主宰するインディーズのレコードレーベルの事。現在は事実上、渡辺勝彦の個人レーベルである。立ち上げ当初はカセットデッキによって重ね録りされたと思われる音源を、カセットテープのみで手売り及び委託販売していた。ジャケットもカラーコピー、歌詞カードも手書きによるコピーで、とてもお金を取って売ってはいけないような商品(渡辺勝彦・談)だったが、一部のビートルズファンや大滝詠一ファン(ナイアガラー)からの強い支持もあり、1981年12月から1990年4月まで細々と活動していた。永らく自然消滅状態だったが、2006年1月に突如復活し支持者を驚かせた。レーベルの代表者である渡辺勝彦が、自身がリスペクトしているビートルズが"Beetle"と"Beat"を組み合わせた造語である事に敬意を抱き、自身が好きな言葉「休み(Holiday)」と、同じくリスペクトしていたバディ・ホリーのHollyを組み合わせて造った造語である。しかし実際には海外にも同名のHolliday Recordsというレーベルは存在しているし、Hollidayさんという苗字の方も存在している。しかし本人曰く「その時は知らなかった」との事。そもそもは主宰者の渡辺勝彦が千代田工科芸術専門学校に在籍していた時に知り合った友人が、ムーンライトという架空のレコード会社をでっちあげ、オリジナル曲を録音して「発売した事」にしていたり、同じく架空のラジオ局FRS(FMラジオ仙波)の番組内でオンエアしていた事に感動し、自身もブラックバードという架空のレコード会社をでっちあげ、この遊びに参加した事から始まった。その輪は次第に広まり、ムーンライト、ブラックバードの他、スコール、ウォルラス、クレーン等の弱小レーベルが、それぞれ設立されていったが、ある時期(詳しくは不明。1981年12月から1983年5月までの間のどこか)からそれぞれの作品にSounds Vox Recoedsとクレジットされるようになった。それが後の1983年9月にHolliday Recordsへと進化している。また立ち上げた理由のひとつとして、渡辺勝彦がリスペクトするビートルズがApple Records、都倉俊一がTee、大滝詠一がNiagara Recordsを設立していた事も、大きな要因となっている。その為か初期の作品には、ビートルズや大滝詠一のジャケットのパロディーが多かったり、楽曲自体にもパロディー(ノベルティータイプ)が多い。またあのねのねや河島英五等が所属していた京都レコードからの影響も強い(「京都レコード」に入りたかった」という発言有り)。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。