八戸青年会(はちのへせいねんかい)は、明治時代の八戸にあった団体。1889年(明治22年)に北村益と湊要之助によって教育機関として設立された。青年会は北村と湊が設立した明義会と八戸義塾が前身となっている。運営に係る資金は北村益が負担したと言われる。活動分野は武道や農業等多岐にわたっており、八戸書籍縦覧所(後の八戸市立図書館)の図書管理も受け継いだ。会のメンバーには小田為綱、大澤多門、奈須川光宝、浅水礼次郎らが名を連ね、八戸周辺の人材育成の役割を果たす。しかし文部省が私的な社会教育機関に対して厳しい目を向け始めるようになり、1911年(明治44年)に旧制八戸中学校が生徒の会員活動禁止を決めたのを契機に活動を停止した。現在、青年会に関する資料は八戸市立図書館が所蔵している。会員の多くが学生であり、士族であった。登校前や放課後には武芸の鍛錬や学問の予習・復習を行っていた。青年会主催の物産会も開かれていた。
出典:wikipedia
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